ミニプラから「シュリケン合体シリーズ01 シュリケンジン」のレビューです。

こちらは合体形態の紹介になります。
各オトモ忍の紹介は上の画像クリックで飛べます。

ではレビューは下からどうぞ。



ドラゴマルは翼と尻尾を取り外す。
脚を前方へ折り畳み、手を起こす。



ダンプマルは前方部分を取り外す。
前方部分はタイヤを仕舞い、手を起こす。
後方部分は、前のプレートを倒し、後のパーツを起こす。



ワンマルは首を上げ、脚を内側に折り畳む。

ビュンマルは中央と先端を曲げる。



ダンプマルの後方部分を中心に、各パーツを取り付け。
ダンプマルの中に、脚を曲げたシノビマルを座らせるように格納。
ビュンマルの左側にはワンマルを格納。
オトモ忍シュリケンの顔部分を起こし、シノビマルの頭に被せるように取り付けて完成。




シュリケンジン。

腕が少し短い気もしますが、プロポーションはシンプルにカッコ良いです。
どうしてもシノビマルが思いっきり座っている感じとか、顔の扱いに違和感はありますけど(笑
シールがメタリックになった点ですが、シュリケンジンの場合はむしろこの方がマッチしている気がします。



前作のトッキュウオーと。

トッキュウオーがさすがに奇抜すぎるのでアレですが、それにしても今作のプロポーションはなかなかかと。
身長が高いのと足が太いのでボリュームも大きく見えます。



シノビマルなんですが、説明書通りだと手の部分がどうしても目立つ。
ここはしまっておいた方が明らかに見栄えが良いですし、パッケージ写真だとこっちになってるんですよね。



顔は軸接続。

デザイン的に首が動かせるわけがないので発売前はどうかと思いましたが、
顔だけ動かすという機転を利かせた構造になっています。
まぁ違和感はあるものの、目線が動かせるというのはポージング的にかなり高ポイント。



腰は軸接続。

シノビマルの足とステップ部分を上げてしまえば、真横まで動かすことも可能。




肩は軸接続+上下スイング。
右腕は90度まで上げられますが、左腕はドラゴマルの頭部が干渉するので若干劣ります。
1号ロボでここまで肩がしっかりと上げられるのは4作前のゴーカイオー以来という、涙が出そうなほど懐かしい高可動です(笑
ただ問題が無いわけではなく、腕を回すという関節が存在しないため、ポージングによっては不便も。

肘はスイング。
肩とは比べ物にならないほど左右の曲がり方が違い、右はピッタリくっ付くほどにまで可動。
ただ左腕は気持ち曲がる程度。

手首は「右のみ」軸接続。
シュリケンジンの時点では武器を持つ方が動くのでなんとかなります。




股関節は軸接続+上下スイング。
開脚は180度以上、腿上げは90度まで可能。
今回この関節だけ異様に固く設定されています。
偶然かもしれませんが、今後盛り盛りの追加合体をする事を考えると、初めからこれほど固めなのはありがたいですね。
前のトッキュウオーでは後で保持力強化が必要だったので。

膝は軸接続+スイング。
残念ながら90度まで曲がりません。

足首は前後スイング。
脚がトッキュウオーに続く列車なので、やはり横は動きません。
ただトッキュウオーとは比べ物にならないほど足が大きいので、接地性はそう悪くなかったり。



立て膝はかなり困難。



ドラゴソード。

ドラゴマルの尻尾がそのまま剣に。
ボリュームはそう悪くないかなと。




ドラゴシールド。

ドラゴマルの翼を左右合わせて、左腕(ドラゴマルの足の間のジョイント)に取り付け。
上腕が回らない点が大きく響いており、構えるのが非常に困難。
ドラゴマルの変形機構を利用して前に構える事は出来るのですが、向きが横になってしまいます。



シュリケンジンドラゴへの変形。

シノビマルは首を反転、腕を上げる。
脚を折り畳み、手を起こす。

ドラゴマルは脚を投げ出して座るような形に。

あとはシュリケンジンからシノビマルとドラゴマルを入れ替え、翼と尻尾を取り付け、頭にオトモ忍シュリケン(アオ)を被せて完成。





シュリケンジンドラゴ。
ドラゴマルが胸部に合体した形態。

1号ロボだけで2つ目の形態が存在するというのは非常に珍しい。
劇中の翼や尻尾のサイズが嘘過ぎるので、さすがにそこは貧弱になってしまいます。
人型のシノビマルはともかく、ドラゴマルがコクピットに座っている姿はなんともシュール(笑
シュリケンジンではシノビマルの顔は隠れてましたが、こちらは隠しようが無いので横から見ると顔が2つに。



シュリケンジンドラゴの頭部はそのままドラゴマルの頭に乗っているだけなので、横に動かす事が可能。
下顎が開閉。



シノビマルの変形した腕は、肩は90度、肘はドラゴマル版と同じぐらいの曲がり方。


以下、適当にポージング。





意外とすんなりシノビマルをドラゴマルに乗せられたり、シノビマルが正座できるからダンプマルに乗せられたりと、
劇中の合体演出を再現できるのがなんか嬉しいです。







上腕が回らない点でシールドを構えるのには苦慮しますが、それ以外のポージングは割とすんなり出来る可動域ですね。
前シリーズのトッキュウオー同様に足が横に動かないものの、足が大きいので派手なポージングでも倒れにくいのがまた良し。
最大のポイントは、良い意味で期待を裏切ってくれた顔が横に動いてくれるという点。







2つ目の形態が存在するだけでもプレイバリューがあるのに、こちらはドラゴンというシュリケンジンとはかなり異なるロボットなのがまた良いですね。


以上、ミニプラのシュリケンジンのレビューでした。

ニンニンジャーシリーズのミニプラ第1弾。
特徴でもある統一感の無いメカ達というのが面白いです。
肝心のロボット形態はかなりの満足感。
出来は勿論の事、正直期待感の薄かった可動面も予想外な可動があったり。
この5セットだけでロボット形態が2パターン作れるというプレイバリューの高さも良かったです。
ただシールがメタリックになっただけで価格が50円も上がるというのは、目眩ましの価格釣り上げに見えて仕方が無いのがなんとも。
ただでさえ近年のミニプラは価格とボリューム問題がずっと言われ続けているのに。

 
BOXとセット品。

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