フレームアームズから「輝槌・乙<白兵戦仕様>」のレビューです。


『フレームアームズ』に登場するフレームアームズ。
四八式二型は、四八式の重装甲に起因する機動性の低さの問題の改修案として、武装強化をコンセプトとして改修されたバージョン。
四八式の欠点をカバーするのではなく、長所を活かす方針で設計が行われた。
その結果、機体の改修作業を最小限に抑えることができ、短期間・低コストで導入可能な機体として評価を集めた。
しかし、同時期に進行していた機動力強化プランが想定以上の成果を示したことで状況は一転、二型は本採用へは至らず、わずか十数機が生産されたのみに止まった。
ロールアウトした二型は足が遅く攻撃機として用いるにはやや癖のある機体だったことから、特に四八式の扱いに秀でたパイロットのいる部隊へ優先的に配備された。
その多くは本来の仕様である狙撃型として基地攻略戦に用いられたが、一部では作戦内容やパイロットの嗜好にあわせて更なる改修が施されるケースもあり、
本機はその一例として、試作兵装の大型近接武装を装備したバージョンである。

コトブキヤショップ及びコトブキヤオンラインショップのみで購入可能な限定品。

ではレビューは下からどうぞ。





パケ横。



付属品一覧。

・破城槌
・火引
・火引用マウントパーツ
・巌土
・持ち手(左右各1)
・平手(左右各1)




プロポーションをグルリと。

相変わらず長い頭(笑
リアクティブアーマーによる前方のボリューム感が凄まじいことに。






各所アップ。

輝槌・甲から装甲の成型色が変更。
頭部、胸部、肩アーマーに新規造形。
足首関節も新規パーツが使われています。
輝槌・甲のパーツは一通り入っているので、色違いの輝槌・甲も組めます。

使われているアーキテクトは、PS素材版に変更。
ABS製よりは関節が渋めではあるものの、このデザインを前にしては大きな効果は無いので、やはり組む前にあらゆる関節の強化は必須。

新造部分では、膝のリアクティブアーマーがポロポロ外れてイライラする。
輝槌・甲を作れなくなりますが、接着した方が精神的に良し。

素組みでのカラーリング再現は輝槌・甲と同様。



輝槌・甲と。

ただでさえゴツい輝槌が更にゴテゴテに。
ここまで盛られると、腰が物凄いくびれてます(笑




可動範囲は輝槌・甲を参考にして下さい。

アーマーの干渉があり、腕を前に動か際の可動域は輝槌以上に動きにくいです。
腕も輝槌・甲より若干上がりにくく。

唯一、関節に手を加えられている足首は、足側への接続がボールジョイントに変更。
横は輝槌・甲よりも若干狭くなっていますが、開脚幅が大きいわけではないのでこれでも余裕。
最も大きく変化したのは後への可動。
ボールジョイントはユルいわけではないですが、足首から上の重量がハンパではないので保持力は怖いです。

あと可動に関して言うと、巨大化した腿が動かしていると色々と干渉しがち。
前述の通り接着しないとポロリ頻発します。



足首の可動向上で足を前に投げだせるので、立て膝がやり易くなっています。
どちらかと言えば本来の形の狙撃戦タイプ用のギミックですが。



ふくらはぎのグラインドローラーが展開。
オリジナルの輝槌よりも本体が重いので接地補助として使いたい所ですが、相変わらず保持力を上げないと使い物になりません。



前腕のサブアームが展開。



背中の中央は差し替えでハードポイントに。



リアアーマーが可動。





試作三式破城槌。

この白兵戦用の代表ともいえる、ブースター付きの槌(?)
かなりのボリュームながら見た目ほどは重くないので、ただ持たせるだけならさほど苦労はしません。
グリップエンドにはサブアームを取り付けられるので、手首の負担を和らげられます。



百二式機関砲「火引(ひびき)」

輝槌・甲に付属したものの色違い。
バックパックマウント用のジョイントも付属。



九五式多連防盾「巌土(いわと)」

こちらも輝槌・甲に付属したものの色違い。



このキットの同梱物ではないのですが、11月はキャンペーン中でエクステンドハードポイント[T]のランナーが1枚もらえました。


以下、適当にポージング。










一般販売の狙撃仕様よりこちらの方がやっぱり遊び甲斐はあると思いますね。
容易に遊べるような代物ではありませんが(笑



錆びた(錆び止め?)輝槌・甲。

撮影後に腿のリアクティブアーマーを接着してやったので、パーツ請求しなければもう作れない。



エクステンドアームズ5と合体。

二型と三型のハイブリッド。
防御力と機動力を兼ね備えているように見えて、物凄く扱いにくい器用貧乏装備な気がする(笑


以上、フレームアームズの輝槌・乙のレビューでした。

一般販売と限定品の2パターンで発売された、輝槌のバリエーション機。
こちらはコトブキヤショップ限定品の近接仕様。
本体はただでさえゴツかった輝槌に、更に装甲を着せるという盛り盛り感が面白い。
ただ重量が増した分だけ、より可動面が大変なことになりましたが。
新規武装の破城槌はこのバカっぽいデザインが突き抜けてて好きですね(笑
限定品だったり扱いにくかったりと色々と大変なキットですが、個人的には満足の出来でした。

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