バンダイから「VF-31J ジークフリード(ハヤテ・インメルマン機)」のレビューです。
こちらは2ページ目になり、前半のレビューは上の画像クリックで飛べます。
ではレビューは下からどうぞ。
ここからはバトロイド形態の紹介。
ガウォークから腿を戻し、膝を真っ直ぐに。
機首下のカバーを開き折り畳む。
脚を固定しているロックを外し、腰を下ろす。
腰裏の装甲を畳み、スタンド接続用のジョイントを取り外す。
機首先端を回転し、コクピット後を引き出し、更に後のロックを外し上に上げる(1枚目)
上で引き出したコクピット後を折り曲げる(2枚目)
腰のジョイントを、機首下のランディングギア接続穴に固定(3枚目)
胸を下に下げ、頭を上に押し出す(4枚目)
胸をコクピットに被せ、機首先端の穴に固定し、頭を前に(5、6枚目)
この工程で難点が2つ。
まず1枚目最後のロックが物凄く固く、外す際にどこか壊れるんじゃないかと心配になる。
というか腰の方に残った黒い部分が少し白化してました。
2つ目がもっと問題で、4枚目で胸を下げる際に、肩とのクリアランスが無さすぎるせいで肩の白いシールをガリッとやってしまいます。
胸を下げる前に肩を引き出しておかなければなりません。
頭部後ろを引き出して、コクピット裏のピンに固定。
コンテナユニットのアームを引き出して上に上げる。
主翼と垂直尾翼をそれぞれ畳み、翼の基部を後に90度可動。
バトロイド形態。
差し替え箇所もさほどなく、バトロイドのプロポーションもここまで仕上がっているのは凄いですね。
コンテナユニットを展開していない状態だと背中が物凄く重いので、自立のバランスはかなり辛いです。
各所アップ。
MGガンダムと。
こちらは1/72なのでさすがにかなり大きい。
首が前後スイング+ボールジョイント接続。
後頭部がかなり干渉しているので上が動かしにくい。
あとボールジョイントが外れると戻すのが少し面倒。
腰が軸回転。
真横とまではいかずともかなり動かせます。
肩はボールジョイント接続、上腕が3軸スイング+軸回転。
変形機構も含めて関節が多いのでかなり良く動きます。
ただ前述の通り、肩の白いシールをガリッとやってしまいやすいので注意。
肘が2重スイング。
深く曲がりますが、前腕側がユルユルでガンポッドを持たせるとまず負けます。
手首がボールジョント接続。
股関節がボールジョイント接続。
関節が一つだけなので開脚幅はどうしても狭いです。
いちおう引き出せばある程度は広げられますが。
あと動かしているとボールジョイントがガリガリ削れるので、次第に保持力が落ちてきます。
膝が2重スイング。
肘ほどでないにしろ十分深く曲がります。
足首が前後スイング+左右スイング、つま先と踵がスイング。
前や横にはあまり動かないので、接地性は微妙。
総評。
上半身はかなり良く動きますが、下半身はバトロイドならこのぐらいですかね。
立て膝はやり易いです。
バトロイド形態用のスタンド接続パーツが付属。
ただ乗せているわけではなく、側面の溝で固定されているので安定しています。
頭部の機銃がスイング。
当然この形態でもマルチパーパスコンテナユニットは展開可能。
ガンポッド。
コンテナユニットから外して持たせます。
ただグリップがグラグラ。
アサルトナイフ。
左右のシールド裏に格納。
こちらは持ち手にグッと押し込めば安定します。
以下、適当にポージング。
バトロイド形態の可動域もしっかりしているので、結構派手なポージングもできますね。
残念なのは平手がガンポッドを支える為の造形でしかなく、迫力に欠けることかな。
以上、バンダイのジークフリードのレビューでした。
新作マクロスデルタの主人公機。
3段変形モデルとして、どのメーカーよりも早く発売されたのが特徴ですね。
100%差し替えなしというわけでないにしろ、差し替えが必要な箇所はごく僅かで3形態全てを再現しているのは見事。
しかもどの形態のデザインも文句なしの出来栄えで、バトロイド形態の可動域も十分に確保。
武装ギミックも一通り再現されていますし、プレイバリューもバッチリ。
3段変形モデル第1弾にして、プラモのカテゴリーでは決定版といっても差し支えは無いのではないだろうかという満足度でした。
ブログ記事元へ(別窓)
TOPページへ(別窓)