ZAから「ムラサメライガー」のレビューです。
『ゾイドジェネシス』に登場するゾイド。
主人公ルージ・ファミロンの搭乗機。
ミロード村の近海から発掘された機体。
形態を大きく変化させるエヴォルトという能力を持つ。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ裏と内パケ。
プロポーションをグルリと。
コトブキヤのゾイドですが、HMMシリーズのようなメカメカしいアレンジやモールドは無く、シンプルな造形。
カラーリングは劇中のものではなく、トミー製と同じような全体的に濃い配色。
各所アップ。
頭部キャノピーがクリアーパーツ。
尻尾は太めのケーブル。
ムラサメブレードはゾイド文字が刻印済み。
ほとんどのカラーリングが成型色で再現されていますが、足の爪は塗装再現。
パケ写などではたてがみと同じ色ですが、実際には明るめの黄色になっています。
塗装箇所が多くないこともあって、仕上がりは問題なし。
HMMのライガーゼロと。
1/72と1/100だとここまで差が出来るものなんですね。
MGガンダムと。
ゾイドの立体物がガンダムと同スケールで並べられるのは珍しい。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
根元が引き出し式の左右スイング、頭部がボールジョイント接続。
下顎が開閉、タテガミの下側がスイング。
このフィギュアの多くに使われていますが、根元はジョイントが折り畳まれたタイプの引き出し関節になっています。
ただタテガミが思いっきり干渉しているので、それを用いても大して首は振れませんが。
いちおうタテガミを脚の間に挟む形なら大きく横を向けます。
上下はボールジョイントのみですがそこそこ動きます。
胴の可動。
前方が引き出し式の左右スイング、後方が引き出し式の上下スイング。
どちらの関節も保持力が微妙なので、引き出してしまうとグラッグラでポージングが安定しない(苦笑
脚部の可動。
前脚、後脚ともに引き出し式の両方にボールジョイント接続。
他の関節に比べると保持力がしっかりしており安定しています。
膝は前後ともに2重スイング。
前脚の上側がユルッユルで、ここだけは接着剤を流し込むなどして保持力を調整してやらないとポージングが本当に困る。
足首がスイング+ボールジョイント接続。
総評。
初の本格的なゾイドのアクションフィギュアということですが、全体的に引き出し関節を導入して可動範囲を広げる工夫は見られますね。
ただ保持力の調整がまるで見られない感じは、まだまだ改善の余地あり。
以下、ギミックの紹介。
腹部のパーツを交換することでスタンド接続に対応。
キャノピーが開閉。
内部の再現まではされていません。
尻尾はある程度自由に形状を変えられます。
足のパイルバンカーが伸縮。
ムラサメブレード。
レール状に左右に可動。
アームは基部がボールジョイント、2軸スイングに伸縮機構。
以下、適当にポージング。
カラーリングに巨大な太刀と、歴代のゾイドの中でもここまでヒロイックな機体はいないですね。
以上、ZAのムラサメライガーのレビューでした。
コトブキヤが立ち上げた新シリーズ、ゾイドのアクションフィギュアの第1弾。
HMMとは異なりシンプルな造形というのが逆に特徴ですね。
肝心の可動は範囲はそこそこといったところですが、保持力の調整をさぼっている点は見過ごせません。
ムラサメブレードの展開といったギミック面はしっかりしているので十分。
シリーズ第1弾としてはまぁ及第点といった仕上がりだったかなと。
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