スーパーロボット超合金から「ライディーン」のレビューです。


『勇者ライディーン』に登場するロボット。
主人公ひびき洸の搭乗機。
12000年前ムー帝国において妖魔帝国に対抗する為に開発された機体。
ムー帝国の王ラ・ムーの血を引く、ひびき洸がフェード・インすることで起動する。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。



付属品一覧。

・ゴッドブレイカー刃(長)
・ゴッドブレイカー刃(短)
・ゴッドブロック用パーツ(左右各1)
・ゴッドアロー
・展開時ゴッドゴーガン
・交換用顔
・持ち手(左右各1)
・矢用手(左右各1)
・平手1(左右各1)
・平手2(左右各1)
・ゴッドバードヘッド
・ゴッドバードウイング(左右各1)
・ゴッドバードフット
・ゴッドバードスネ×2



プロポーションをグルリと。

設定画を見たことないので比べてどうこうはわかりませんが
素直にカッコいいと思えるバランス。







各所アップ。

胸、脚部、肩関節、股関節にダイキャストが使用。
額にはクリアーパーツを使用。

顔は下唇が異様にボテッとしている気が。
あと個体差でしょうが左目の黄色い部分が少し塗り足りていなかったです。
それ以外の塗装は特に問題なし。
ただ左腕のゲート跡が物凄い目立つ。



元が52mもあるロボットなので
サイズをある程度統一するとマジンガーあたりと比べたらこじんまりしてしまいますね。


以下、可動範囲の紹介。



首の可動。

フェイスカバーは横スイング+ボールジョイント。
首の根元と頭部接続の二箇所ボールジョイント。

上を向く際には全く問題ありませんが
下や横への可動にはどうしても大きなフェイスカバーが思いっきり干渉しますね。
横は肩アーマーを下へ逃がせばまだ動きますが。
なんとか横を向かせようとしているとカバーが外れてしまうという若干のストレス。




胴の可動。

胸下部と腹部の二箇所それぞれ引き出し可能なボールジョイント。

引き出せるので前後左右と見た目以上に動きますが、捻りのみかなり制限があります。




肩・腕の可動。

肩は球体可動、上腕上下スイング。
肩アーマーは上腕に取り付けられています。

肘はクリック関節+スイング。
上部で軸回転。
左腕はゴーガンをずらせば右腕同様に曲げられます。

手首はボールジョイント。





下半身の可動。

股関節は軸が上下スイング+ボールジョイント+腿軸回転。
腰の側面が開くようになっており開脚の邪魔は一切しません。
軸のスイング幅はかなり大きいですがデザイン上足はあまり上がりません。

膝はクリック関節。
脚部側が引っ込むので良く曲がります。

足首はボールジョイント。
足首と呼んでいいのかはわかりませんけどね。
一箇所が窪んでいるので動かしたい方向に向ければ大きく動きます。
ただ保持力皆無なほどに緩い。
デザイン上この間接のみで支えるわけでもないので、個々の必要に応じて強化といったところ。


総じてとてもアクション向きではないこの機体をよくここまで動かしたと。
これ以上はデザインの解釈を思いっきり歪めないと無理ではないですかね。
間接保持力も足首を除けばほどよく。


腿が上がらないので立て膝は難しい。


以下、仕様や武装関係の紹介。


今回はスタンド接続パーツは付属せず、腰に空いた穴にそのまま挿す形。



開口時の顔は交換で再現。
ただ「開いている」というほど開いていないです。



本来はゴッドバード用のパーツですが
ポージングによっては脛を長いものに交換して接地補助に使えます。
前述の通り足首が非常に緩いので。



ゴッドブレイカー&ゴッドブロック。

ブレイカーの刃は長短それぞれ付属。
今までのスパ金通りメッキ塗装。
更に左右に盾パーツを取り付けてゴッドブロックに。
基部が回転するので向きは自由が利きます。



ゴッドゴーガン&ゴッドアロー。

ゴーガンは差し替えで展開。
アローは「の」の部分が金属製になってます。
鏃は軟質素材。
構える為の人差し指を伸ばした手も付属。


以下、ゴッドバードの紹介。



足を軽く座るぐらいに前へ出し、腰に支えパーツを装着。

腕の武装と手を取り外し、ウイングパーツを取り付け。
背中と支えパーツのビス穴を含めた3箇所で固定。
肩アーマーを閉じます。

脛パーツを交換し、頭部カバーを外しゴッドバード用のカバーを取り付け。




「それはどこから出てきた?」というような部分は差し替えになっているので
キレイにまとまった良い変形です。
各部支えられたり固定されたりしているのでカッチリしてます。
爪部分は軟質素材。



腰の支えパーツにスタンド接続部。


以下、適当にポージング。


「フェード、イン!」

羽が取り外せないので神面岩格納状態っぽくするにはこれが限界。


「ラーイディーン!」


全然飛びそうなデザインじゃないのに普通に飛ぶんですよね。
まぁ足が大きなバーニアになってますが。




「ゴッドブレイカー!」


「そんな攻撃効かないぜ!」


「ゴーガンソード!」




「ゴッドゴーガン!」


「念動光線、ゴッドアルファ!」



「ゴッドバード、チェーンジ!」


「ゴッドバードアタック!!」



ますますIMPACTなラインナップに。
アルトを外して今月の電堂にするとMXになりますね。


以上、スパ金のライディーンのレビューでした。

ライディーンと言えばどうしてもとにかく遊びづらいという印象のロボットなんですが
そこはさすがのスパ金、可動面も十分に考慮した作りに。
ダイキャスト使用量や造形・塗装と一定水準以上は保っており
ゴッドバードへの変形も問題なし。
手頃に遊べるライディーンとしてはこれ以上のものはもう出ないでしょうね。

武装面だけが最低限に留まっているので
ここはマジンガーのように武器セットを期待したい所です。
さすがに構造上ゴッドボイスは無理ですが、両腕の武装のバリエーションが欲しい。
あとインパクト大のゴッドバードの巨大カッターも。

余談ですがスパロボ、ライディーンと来るとどうしても隣にラーゼフォンが欲しくなりますね。
そもそもラーゼフォンの可動立体物自体無いに等しいですし(存在するのか?)


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