スーパーミニプラから「戦闘メカ ザブングル」のレビューです。

こちらは2ページ目になり、前半のレビューは上の画像クリックで飛べます。



ザブングル。

今風なスタイリッシュさも感じるようなプロポーションですね。
腰に隙間があるのが少し目立ちます。





各所アップ。

額&目にクリアーパーツ。
裏側にラピーテープを貼ってみましたが、発光はかなり悪いです。

口の黄色はシール再現ですが、シールの設計が酷く全く合っていません。
端を切って合わせると良いのですが、小さいのでこれがまた大変。
適当に切ってみましたが、あまり見栄えは良くないですね。

胸と腰の赤いパーツがかなり外れやすく、ここは接着推奨。



ジュウオウキングと。

左2セット合計1836円(定価)、右4セット合計1512円(定価)
現役の作品と30年以上前の作品、パーツ数の違いと一概に比べるのは難しいのですが、それでも割高感は否めません。



HGUCガンダムと。

ザブングルの身長17.8mってどの位置でなんですかね。
頭頂高ならガンダムよりも0.2mほど低いだけなので、大体1/144ぐらいのサイズと見ていいかなと。



首の可動。

ボールジョイント接続。

背中の機首の制限で上を向きにくいですが、さほど不自由なく動きます。



胴の可動。

腰部がボールジョイント接続。

腰に思いっきり隙間が開いているおかげで可動域が広いです。
回転も問題なし。



肩・腕の可動。

肩は根元が上方スイング+ボールジョイント接続、上腕が軸回転。
ここが最大の問題点。
ボールジョイントをロックする部分が無い等しく、動かしているとすぐにジョイントが抜けてイライラします。
しかも動かしているとジョイントがどんどん削れていき、保持力もどんどん落ちてプラプラに。
かといってジョイントを太らせると今度は外れやすさに拍車がかかってと、もうどうにもなりません(苦笑
あとデザイン上の問題で、翼と肩がかなり干渉しやすい。
可動域自体は問題なし。

肘がスイング。
90度は曲がりません。

手首が軸接続。



腰部アーマーの可動。

フロント+サイドがボールジョイント接続。
リアは固定。




下半身の可動。

股関節がボールジョイント接続、腿が軸回転。
開脚は十分、腿上げは90度も上がりません。
こちらは肩と違いボールジョイントがしっかり入るので抜ける事はありませんが、やはり動かしていると削れてどんどんプラプラになっていきます。
サイドアーマーがフロントと繋がっているのが実際に動かしていると干渉が大きい。

膝がスイング。
肘以上に曲がり方が浅いです。

足首がボールジョイント接続+前後スイング。
足首前がボールジョイント接続。
前後だけでなく横にもかなり動くので、接地性は抜群です。


総評。
動く所と動かない所の差がかなり極端です。
膝は90度ぐらいは曲がって欲しかったかな。
あと肩は本当に厄介。本当に厄介。



腿が上がらず膝が曲がらないので、立て膝はかなり難しく不格好。



翼は差し替えで破損したジロン機を再現可能。



ライフル。

腕に固定するようなパーツがありますが、実際は腕から浮いています。
固定パーツは左右入れ替え可能なので、左手でも持てます。



4連ハンドキャノン。

グリップとバンドでガッチリ腕に固定されており、装備させる場合は腕のタイヤを外す必要があります。
左右対称でグリップやスコープの位置を変えられるので、こちらも左手で持てます。



3連バズーカ。

右肩に接続。
前後スイング。
翼と干渉しやすいですが併用は可能と。



9連ミサイルポッド。

左肩に接続。
前後スイング。
こちらも翼と干渉しやすいですが併用可能。


以下、ザブングル以外の紹介。



トラッド11タイプ。

緑と茶の2カラーがランダムで入っており、自分はこちらの茶色でした。
2色成型でシールは無し。



ザブングルと。





肩が上下スイング+前後スイング、肘がスイング、手首が軸接続。
股関節がボールジョイント接続、膝がスイング、足首がボールジョイント接続。



立て膝が余裕です。



ホバギー。

トラッド11タイプのセットに付属。
ということは成型色も2種類なんですかね。
スタンドで浮いた状態になっています。




ギャロップタイプ。

こちらも茶と緑の2種類で、自分は同じく茶色でした。
トラッド11同様2色成型でシールは無し。



トラッド11と。




腰が軸回転。
肩がボールジョイント接続、肘がスイング、手首が軸接続。
股関節がボールジョイント接続、膝がスイング、足首がボールジョイント接続。



こちらの立て膝は傾きます。



肩の機銃が軸回転。


以下、適当にポージング。




原作を知らないのでこの2機はなんとなくなイメージで。
















付属品が多いので色々と遊べますね。
トラッド11とギャロップもやられ役みたいな使い方も。
足首の可動域が広いので、接地開脚ポージングがやり易いのが良い。



スパロボでお馴染みのメンバー。
さすがに3度目の共演はありませんかね。


以上、スーパーミニプラのザブングルのレビューでした。

従来の戦隊モノを展開するミニプラとは異なり、よりパーツ数を増やして斬新なラインナップ展開をする新シリーズのスーパーミニプラ第1弾。
余剰パーツはかなり多いものの、変形合体を両立しているのはさすが。
ミニプラらしくザブングルの可動もそれなりに考えられてはいますが、明らかな問題点が放置されているのは残念。
ギミックだけでなく付属品はかなり充実しており、全セット揃えた際のプレイバリューはかなりのもの。
ただこのサイズで1セット定価900円というのは、どうしても割高感がありますね。
色々と問題もありましたが、今になってザブングルの新作キットが出るというだけでも驚きですし、
手頃なサイズと合わせて十分に満足の出来るキットでした。

 
Amazonにはろくな在庫が残って無いですね。

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