スーパーミニプラから「ドラゴンシーザー」のレビューです。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場する守護獣。
獣奏剣により召喚されるドラゴン型の守護獣。
ガリアンと同様、1パッケージで完成するキットになっています。
ではレビューは下からどうぞ。
パッケージ。
付属品一覧。
・ドラゴンアントラー用パーツ
・剛龍神用顔パーツ
プロポーションをグルリと。
前へならえをしているような手が可愛らしい。
各所アップ。
胸にクリアーパーツ。
目、肩の金が塗装済み。
頭、胸、肩、腰、足裏にシール。
触り方かもしれませんが、大獣神のように質の悪いシールではありませんでした。
パーツ割りが細かく、素組みでこの完成度は見事。
ティラノザウルスと。
3500円と920円。
大獣神はスーパーミニプラの中でもお高めなキットでしたが、それを更に思いっきり超えてくるという(汗
ガリアンと。
同じ1パッケージ同士。
3500円と1900円と、ほぼ2倍の価格です。
腕がスイング、手首がスイング。
股関節がボールジョイント接続。
膝がスイング。
足首がボールジョイント接続。
尻尾が6箇所ボールジョイント接続。
以下、剛龍神の紹介。
ドラゴンシーザーはここまで分解。
顔パーツは余剰になります。
剛龍神の顔を取り付け、側面と背面のジョイントを起こす。
腿のカバーを上げ、膝を前に上げる。
腕は装甲内に折りたたみ、連結して胸に。
あとは大獣神と同様に、トリケラトプスとサーベルタイガーを脚に配置し、マンモスを背中から被せるように合体。
胸パーツは後ろからグリップパーツを取り出し。
尻尾は先端側4ブロックのみを使用。
台座のようなパーツと合わせて、槍を構成。
剛龍神。
体の中心しか変わっていないので当然と言えば当然ですが、大獣神と同様にマッシブでカッコいいプロポーション。
腰のパンツ感が凄いですが(笑
顔は塗装済み。
腿がデザイン的にほとんど上がりません。
ただでさえ開脚幅も狭いのに、腿を上げることもできなくなっては脚の可動がほぼ死んでます。
膝は曲がりますが、股関節がろくに動かないので意味がないですね。
剛龍槍ドラゴンアントラー。
台座状のデザインなので、ただ持たせるだけなら安定しています。
ただ地面から浮かせて持たせようとすると、主に肘関節が負けます。
以下、獣帝大獣神の紹介。
ドラゴンシーザーは体を左右に開き、脚を剛龍神の時の形に。
腕を畳んでおきます。
大獣神は角を畳み、肩アーマーを下げる。
あとはドラゴンシーザーを上から被せ、背中側でロックするだけ。
獣帝大獣神。
放送当時のことは知りませんが、目の肥えた最近だったら「ただ乗ってるだけじゃないか」と不評を買いそうなデザインですね(笑
ほぼ大獣神のままなので、プロポーションは変わらず良いです。
可動面は基本的に大獣神ですが、首だけは完全固定。
左側にドラゴンアントラー時の尻尾、右側に胸パーツをそれぞれ配置可能。
放送当時だと撮影上の都合で実現しなかった、本来の獣帝大獣神の装備だとか?
以下、適当にポージング。
ドラゴンシーザー単体だと、尻尾はウネウネと動くのが数少ない遊べるポイントかな。
ティラノザウルスVSドラゴン。
共闘。
近年の作品ではあり得ない共闘スタイルと思いきや、キュウレンジャーで似たようなことが1話だけありましたね。
見事なまでに動かないし、唯一まともに動く腕もこのクソ重い槍を振り回すのは大変だし、ポージングには全く向いてないですね(苦笑
獣帝大獣神は首が回らない点を除いてほぼ大獣神なので、十分に遊べますね。
まぁこんなアクションをするようなロボではないんでしょうが。
以上、スーパーミニプラのドラゴンシーザーのレビューでした。
大獣神に続き、ジュウレンジャーからドラゴンシーザーがスーパーミニプラに。
塗装パーツやクリアーパーツを用いた見た目の仕上がりはかなりの物。
1つ目のギミックの剛龍神は、やはり可動性の低さがネック。
まともに動かせるのが腕だけという、ミニプラ的にはかなり厳しい仕上がり。
2つ目のギミックの獣帝大獣神はただ乗せるだけなので、大獣神の可動範囲のおかげでちゃんと遊べて良し。
ただこのキットの最大の問題点はやはり価格でしょう。
大獣神や他のスーパーミニプラと比較としても、このボリュームで3500円はぼったくりが過ぎる。
もう1000円低くてようやく正規の価格と言えるのではないかと。
キットの出来はともかく、価格込みでの満足度は正直あまり高くはありませんでした。
今なら割引で買えるので、割高感はかなり抑えられますね。
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