S.H.Figuartsから「仮面ライダーネクロム」のレビューです。
『仮面ライダーゴースト』に登場する仮面ライダー。
アランが、メガウルオウダーとネクロムゴースト眼魂で変身した、ネクロムの基本形態。
スペックはゴーストやスペクターの基本形態を大きく上回り、肉体の液状化や眼魂コマンドを操るといった能力を持つが、
エネルギーが切れると変身が解除されてしまうという欠点がある。
後にアランの成長により、エネルギー切れの問題は解消される。
プレミアムバンダイの魂ウェブ商店にて受注販売された、2016年11月発送商品。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ裏と内パケ。
付属品一覧。
・交換用フード
・平手(左右各1)
プロポーションをグルリと。
ゴーストやスペクターのようにパーカーを着ながらも、劇中のようにスリムさがちゃんとありますね。
各所アップ。
ゴースト、スペクターとは全くの別デザインなので、ゴーストシリーズでは第1弾のオレ魂を除くと初の新規素体。
頭、肩、手首、メガウルオウダー、膝、足首にクリアーパーツ。
劇中よりも色が若干暗め。
特にゴーグル部分は発色がかなり悪いです。
パーカーは軟質素材。
デザインは新規でも相変わらず固いので融通が利きません。
左腕のメガウルオウダーは造形・塗装ともに良いのですが、中に収まっている眼魂が真っ黒なのが残念。
オレ魂と。
脚のラインの違いもあるかもしれませんが、今までよりも少し大きいです。
今まで同様、フードは差し替えで被った状態に。
メガウルオウダーは差し替えで起こした状態に。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
根元がボールジョイント接続、頭部が2重ボールジョイント接続。
新規素体のおかげか頭部デザインの違いか、首周りのクリアランスが若干向上。
顎を引きながら横を向くというのが、ゴースト等より多少ですがやり易くなっています。
胴の可動。
胸部がボールジョイント接続+前後スイング、腰部がボールジョイント接続。
ここは相変わらずパーカーが邪魔で本体を直に触れなかったりと、動きにくいし動かしにくいです。
回転だけはベルトがシンプルということでやり易い。
肩・腕の可動。
肩がボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
パーカーの袖部分は強引に肩に上に上げることができるので、腕はゴーストと同じぐらいには上げられます。
肘が2重スイング。
手首がスイングジョイントでボールジョイント接続。
下半身の可動。
股関節は軸が左右それぞれスイング+ボールジョイント接続、腿が軸回転。
ここはゴースト同様に不自由なく。
膝が2重スイング。
足首が軸接続+前後スイング+左右スイング、つま先がスイング。
個体差か知りませんが、ゴーストよりも横が動きにくい。
総評。
基本的には今までのゴーストシリーズと同等ですが、実際に動かすと首周りが少し動かしやすくなったのがありがたいなと。
立て膝はこのぐらい。
以下、適当にポージング。
首の動かしやすさが地味に効いてますね。
今回は今までのようにパーカーを浮かすということをする必要が無かったです。
ガンガンハンドを奪う。
ネクロムには持ち手がありませんが、手のデザインはスペクターと同じなので流用しても問題なし。
ネクロムのパワーアップ要素として、強化形態ではなくガンガンキャッチャーだけあんなタイミングで追加されるのはダメだと思う。
アーツも発表済みだったし、オイと(苦笑
2クール目あたり。
スペクターにネクロムと、ライダーの登場序盤が毎回敵というパターンって意外に珍しかったですね。
基本形態で3人勢揃い。
以上、フィギュアーツのネクロムのレビューでした。
ゴーストにおける3人目のライダー。
ゴースト、スペクターは同系統のデザインなので、パーカーというシリーズ共通要素を除き全くデザインが違うのは新鮮でいいですね。
造形は問題ありませんが、クリアーパーツの色はもう少し調整して欲しかったかな。
可動面では、ゴーストシリーズの難点だった首が少し動かしやすかったのが良かったです。
付属品は肉弾戦タイプのライダーということもあり非常に少い。
どのタイミングで各事業部に作品情報が行きわたっているのか知りませんが、なんとかガンガンキャッチャーは入れて欲しかったなと。
本体の出来の満足度だけで言えば、ゴーストシリーズでトップの満足度でした。
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