S.H.Figuartsから「仮面ライダーディケイド」のレビューです。
『仮面ライダーディケイド』に登場する仮面ライダー。
主人公：門矢士が、ディケイドライバーで変身した姿。
様々な異世界を渡る力を持ち、他のライダーの力を使用する事も可能。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ裏と内パケ。
付属品一覧。
・ライドブッカー（ガンモード）
・ライドブッカー（ソードモード）
・激情態頭部
・交換用バックル
・ライダーカード
・持ち手A（左右各1）
・持ち手B（左右各1）
・カード持ち手（左右各1）
・平手（左右各1）
プロポーションをグルリと。
真骨彫なので抜群のプロポーションと造形ですね。
各所アップ。
目のディメンジョンヴィジョン、額のシグナルポインターにクリアーパーツ。
造形は勿論、旧版の激情態とは違いクリアーグリーンの色味もキレイです。
本体色のマゼンタも、旧版の激情態とは違い劇中のような色味。
旧版では省略されていた膝アーマーは塗装されていますし、肘関節も半分が白で塗装されています。
塗装精度も問題なし。
ディケイドライバーは中央にクリアーパーツ、周囲のライダーズクレストが印刷済み。
サイドのシックスエレメントも塗装されており、旧版とは比べ物になりません。
ライドブッカーのディケイドのマークも印刷済み。
真骨彫カブトと。
カブトが細身ということもありますが、身長だけなく全体的に大きく感じます。
旧版（激情態）と。
ビックリするほどのクオリティの差。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
根元がボールジョイント接続、頭部が2重ボールジョイント接続。
関節が多いのでどの方向へも良く動きます。
胴の可動。
胸部が前後スイング＋ボールジョイント接続、腰部が前後スイング＋ボールジョイント接続。
両方にスイングがあるので、前後への可動域がかなり広め。
回転も問題なし。
肩・腕の可動。
肩はボールジョイント接続、上腕が上下スイング＋軸回転。
肩アーマーは上腕の外側に取り付けで、スイング＋ボールジョイント接続。
アーマーは大きく上がるので、上を上げるのに不自由しません。
肘が2重スイング、前腕が軸回転。
手首がスイングジョイントでボールジョイント接続。
下半身の可動。
股関節は軸接続＋上下スイング、腿がボールジョイント接続。
アーツライダーでは珍しく、開脚幅が構造的に制限されています。
まぁハイキックが難しいぐらいで、そう支障がある狭さではありませんが。
膝が2重スイング。
カブトと響鬼しか知りませんが、真骨彫は膝の曲がり方が若干浅い印象。
足首が軸接続＋前後スイング＋左右スイング、つま先がスイング。
最近のアーツライダーの問題でもある、横の可動域がちゃんと確保されているのが良いです。
総評。
上半身が特に良く動く感じですね。
立て膝はこのぐらい。
以下、ギミックや付属品の紹介。
激情態の頭部が付属。
当然こちらの出来も良し。
通常時と違い、シグナルポインターはクリアーパーツではありません。
バックルパーツを差し替えることで、カード挿入時のディケイドライバーの可動を再現。
ライダーカード。
旧版の片面印刷の紙製の物ではなく、PET素材の両面印刷にグレードアップしています。
内容も旧版には無かった各種アタックライド（ディケイド）が追加。
カードを持つ手が左右付属。
ディケイドライバーはちゃんとカードが挿入可能。
ライドブッカーの内部も旧版と違いちゃんと造形されていますが、さすがにここにカードは入りません。
ライドブッカー（ガンモード）
ブックモード同様、マークが印刷済み。
持ち手なのですが、何故か指が開くタイプではなく、プラモなどのような固定タイプの穴にグリップを差し込む形になっています。
しかもギチギチなので破損に注意しながらというのが大変。
ライドブッカー（ソードモード）
こちらもガンモード同様の作り。
持ち手の仕様もガンモードと同じで、ガンモード以上にギチギチで本当にグリップを折りそうで怖い。
以下、適当にポージング。
そういえば旧版の発売時の特典で、ディメンションキック用のエフェクトがありましたね。
自分は手に入りませんでしたが。
世界の破壊者。
ギガントは持てないので、バランスを取って乗せているだけ。
キバアローとブレイドブレード。
やはり持ち手が対応できないので、持たせている風。
しかしこの2つだけ立体化されたのは今でも謎。
カメンライド。
真骨彫はどれも腰のボールジョイントを外しやすいので、ベルトを交換して再現が出来ます。
主人公とヒロイン。
並べてもキバーラの造形はやっぱり負けてないですね。
女性らしさは物凄く強調されてますが（笑
以上、フィギュアーツのディケイドのレビューでした。
真骨彫でリニューアルされたアーツのディケイド。
ディケイドは激情態の時にマイナーチェンジされているので、アーツとしては3つ目のディケイドでしょうか。
真骨彫ということで、3つ目にして一気に造形のクオリティが上がりました。
可動面は響鬼の時のような驚きはないものの、十分動かせるので問題なし。
旧版にはなかったベルト回りのギミックが再現され、激情態の頭部も付属するなど、プレイバリューも抜群。
不満があるとすれば、意味不明に扱いにくくした持ち手ですかね。
ディケイドはマイナーチェンジ時でもまだ完璧とは言い難い出来だったので、遂に決定版が出たなという満足度でした。
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