ROBOT魂から「ランスロット」のレビューです。


『コードギアス 反逆のルルーシュ』に登場するナイトメアフレーム。
枢木スザクの搭乗機。
ロイドを中心とする特別派遣嚮導技術部が開発した試作嚮導兵器で、第七世代KMF。
動力部を中心に従来を上回るサクラダイトを使用し、第六世代までのKMFとは一戦を画すほどの圧倒的な性能を持つ。
反面、操縦が極めて困難な機体となり、高い操縦技術を持つスザクがデヴァイサーとして選ばれた。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。



付属品一覧。

・ヴァリス
・バーストモード用銃身
・MVS×2
・MVS(展開)×2
・MVS鞘(左右各1)
・ブレイズルミナス
・腕部スラッシュハーケン(射出)×2
・腕部スラッシュハーケン(メッサー)×2
・腿部スラッシュハーケン(射出)×2
・スタンド接続パーツ
・持ち手A(左右各1)
・持ち手B(左右各1)
・持ち手C(左右各1)
・握り手(左右各1)
・平手(左右各1)



プロポーションをグルリと。

劇中のようなスタイリッシュなバランスになっています。






各所アップ。

目や全身の金色がメタリック塗装。
塗装精度はかなり良好ですね。

塗装はいいのですが、バリが全体的に結構残っているのが残念。



ガンダムと並べて。

クラブ、アルビオン、OFF版と並べようと思ったのですが、まとめて見つからないという(苦笑


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元が前方スイング、頭部接続がボールジョイント。

単純な可動ながら十分な可動域が確保されています。
横はそのままなら問題ないのですが、ポージングをすると頬の突起が見事に肩と干渉します。



胴の可動。

胸部がボールジョイント接続+前後スイング、腰部がボールジョイント接続。

引っこ抜いて気付きましたが、胸部の方にスイングが内蔵されてました。
これのおかげで大分動かしやすい印象。
横は腰部だけだと限界があるので、胸部との併用が吉。




肩・腕の可動。

肩は根元が前方スイング、上腕がボールジョイント接続+上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕から独立して上下スイング。
アーマーの可動位置が調節されているおかげで、今までのランスロット系の中で一番動きます。

肘は二重スイング。
新規解釈で前腕側にも可動箇所が設けられています。

手首はスイングジョイントでボールジョイント接続。
ジョイントはどうも回らない感じ。





下半身の可動。

股関節は軸が上下スイング、腿がボールジョイント接続+軸回転。
クラブから更に軸の可動も増設されたので、より動くようになりました。
ただボールジョイントの保持力が若干弱い。

膝は二重スイング。

足首はスイングジョイントでボールジョイント接続。
キャラクターフィギュアの足首関節が更にボールジョイントで接続されている感じ。
足を脚部装甲から逃がすように持っていけば、ランスロット系の立体物の問題点だった横への可動域が十分に確保されます。


総評。
2012年におけるROBOT魂の技術で新規フォーマットされたおかげで、
OFFSHOTや旧KMFシリーズとは比べ物にならないほどに動くようになっています。



立て膝は問題なし。


以下、仕様や武装関係の紹介。


スタンド接続パーツはコクピット下部に取り付け。
取り外すのが困難なほどなので保持力は問題なし。

ちなみにコクピットの展開ギミックはオミットされました。



ファクトスフィアはそのまま展開。
見えにくいですがちゃんと作られてます。




ランドスピナーは前後スイング+ボールジョイント可動。
タイヤは回ります。
タイヤのガード部分が動くので、ランドスピナーを前方に持ってくるなども可能。
今までに立体化されたランドスピナーの中でダントツの汎用性になっています。






スラッシュハーケン、ブレイズルミナス。

腕部の物は3パーツで構成されています。
先端パーツを差し替えることで、メッサーモードと射出状態をそれぞれ再現。
個体差なのか、右側だけ外れやすい。

腿部の物はボールジョイント接続で、ここはそのまま差し替え。
リード線はそれぞれあまり長くはありません。

腕部の中央接続パーツを差し替えることで、ブレイズルミナスも再現。
PET素材ですが作りはかなりちゃっちいです。
色も微妙で、ランスロットクラブに付属した物から大幅に劣化してしまいました。




ヴァリス。

銃底部が展開し、収納状態と展開状態を再現。
ただ収納状態が活きるはずの腰後部へのマウントが再現されていないという、なんとも中途半端なことに。

先端部を差し替えてバーストモードも再現。
塗装は細かく良い出来です。





メーザーバイブレーションソード(MVS)。

鞘はコクピット側面の六角穴に取り付け。
軸接続とボールジョイント接続の2軸で動きます。

MVS自体は収納状態と、展開状態がそれぞれ2本ずつ付属。
どちらの出来も非常に良い物です。

持ち手はかなり角度の浅い物も付属しています。



フル装備。


以下、適当にポージング。



















以上、ROBOT魂のランスロットのレビューでした。

OFFSHOT版しか存在しなかったランスロットがROBOT魂で登場。
KMFシリーズ自体が久しぶりの展開ということで、デザインに可動と見事に一新されてますね。
造形はOFFSHOT版とは比べ物にならないほどですし、可動も旧KMFシリーズから大幅に進化。
バリなど仕上がりの雑な部分もありましたが、アクションフィギュアとして非常に満足の出来る仕上がりになりました。
残念なのは武装の中途半端な詰めの甘さですかね。


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