ROBOT魂から「Gファルコン」のレビューです。


『機動新世紀ガンダムX』に登場する戦闘機。
パーラ・シスの搭乗機。
旧連邦軍が極秘に開発した、ガンダムタイプのモビルスーツ専用サポート兵器。
戦後、スクラップ同然で宇宙空間に漂っていた機体を、反政府組織サテリコンが回収しパーラに与えられる。
機首部分からA、Bパーツへ分割でき、Aパーツは小型戦闘機として運用。
Bパーツはガンダムタイプと合体することで、機動力と火力を付加。
大気圏内での飛行機能のない機体でも飛行することが可能となる。
武装は拡散ビーム砲、ホーミングミサイルなど潤沢な火器を備える。

プレミアムバンダイの魂ウェブ商店で受注販売された、1月発送商品。
お値段4725円。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ裏と内パケ。



付属品一覧。

・エネルギーパック×2
・スタンド接続パーツ
・スタンド







外観をぐるりと。

船体下部にスカスカの空間があるのが独特のデザインですね。








各所アップ。

キャノピーはテカテカの黒塗装。
塗装精度は非常に良好で、キレイな仕上がりになっています。



DXと。

Gファルコンの頭頂高は18.8mとなってますが、どこで測るんですかね。
単純に機首からの長さだとすると、設定のサイズ差は完全に無視されてることになりますが。
ただ劇中のバランスをイメージすると悪くないです。




付属するスタンドは魂STAGE Act5の延長支柱の無い物。

スタンド接続パーツは、大きなMS格納ハッチの脇にある小さなハッチを開いた場所に取り付け。

接続箇所がかなり後方であることや、Gファルコン自体がそれなりに重いので、スタンドのネジをしっかり締めないと前に倒れます。




DXとの合体時の自立補助パーツとも言える、エネルギーパックが付属。

上記のスタンド接続部の後ろに差し込むジョイントがあります。
ジョイントは後方へ可動。



Aパーツのウイングが可動。
中央のみパチッっと固定されるようになってます。



Aパーツ裏のスラスターが可動。



後部スラスター上部のフィンが3枚それぞれ可動。



拡散ビーム砲はボールジョント接続。



赤外線ホーミングミサイルのハッチが開閉。



Bパーツはこのように中央から思いっきり展開できるようになっており、どうやらレオパルドの発売も考慮されているようです。


以下、DXとの合体の紹介。


まずは飛行形態への合体から。

DXはバックパック中央のカバーを外し、ツインサテライトキャノンを上、リフレクターを下に。



GファルコンのBパーツ先端のジョイントをこの形に。



BパーツのMS格納ハッチを開いて、DXを内部に格納。
その際に先端のジョイントと、ハッチ内部の3つのピンでDX本体をガッチリと固定します。
ただリアアーマーが少し入りにくい。
まぁリアアーマーが入っていなくても十分すぎるほど固定されますが。



Aパーツはスラスターとジョイントを格納。

DXを格納したBパーツ先端に取り付けて完成。







ガンダムDX合体飛行形態。
公式サイトだとこういう名称になってますね。

サイズ的にはGファルコンそのままに、機首からツインサテライトキャノンが伸びた感じ。
上記の通りガッチリと固定されているので安定感は抜群です。

ただDXの重量がそのまま加わった為、スタンドで浮かせる際の安定感は劇的に落ちています。
支柱1本だけで長時間浮かせるのは怖いですね。



MS形態では、Bパーツのジョイントはこの形。

Aパーツはジョイントとスラスターを起こし、ウイングを下に畳みます。
AパーツはDXの胸部中央を挟む形で取り付け。





ガンダムDX合体MS形態。

DXの背中にBパーツがそのまま刺さるというデザインなので、横から見ると衝撃的なことになっています(笑
当然の如く自立が出来るわけが無いので、1/100キット同様にエネルギーパックを補助に使用。
ただエネルギーパックの基部が少し緩いので、結構フニャフニャしてます。

この形態でスタンドを使用する際ですが、支柱1本で支えることは100%不可能。
DXの背中に接続しているジョイント部分の保持力が皆無で、どうしてもそこから中折れ状態になってしまうので。
ジョイント部分を補助するパーツが合っても良かったかなと思いますが、そもそもこれを飛ばすこと自体が無謀ですかね(笑


以下、適当にポージング。














支柱2本使いでなんとかMS形態を飛ばせた上でポージング出来ました。

飛行形態は1本でやってみましたが、これは本当に短時間しか無理ですね。
支柱にかかる負担が危険。


以上、ROBOT魂のGファルコンのレビューでした。

受注販売されたXシリーズのサポートメカのGファルコン。
塗装などフィギュア自体の出来は非常に良好。
目玉であるDXとの合体ギミックは両形態ともちゃんと再現されており、大変満足の出来る仕上がりでした。
レオパルドとの合体も想定されているのが、夢があっていいですね。

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