「DXトライドベンダー」のレビューです。


仮面ライダーオーズ/OOOに登場。
鴻上ファウンデーションがグリード・ヤミーとの戦いを想定して開発したマシンで
移動用のマシンバイクモードと
カンドロイド運用の為の自販機マシンベンダーモードを備える。
街中に多数配備されており
オーズ(映司)だけでなくアンクや鴻上ファウンデーション所属部隊も使用。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ裏と内パケ。




マシンベンダーモード。

両端の普通の自販機の投入口などは省略されてしまってますね。
ギミックの関係で中央がポッカリ空いてます。

ディスプレイ部はシール。
横からタカ、トラ、バッタ、タコの順に並んでいるデザインに。



カンドロイド取り出し口のあたりが電池ボックスになってます。
単4電池×2本が「別売り」。



トラセルとチーターセルのセルメダルが付属。



メダル投入口にセルメダルを通すと「チャリーン」という投入音が出ます。

更に投入後にディスプレイ下部のスイッチを押すとカンドロイド選択音。
「ボタンプッシュ音→(カン名)→カンドロイド排出音」という流れで。
ディスプレイに並んでいる4つ+ウナギカンの5種類。
加えて大当たりのガラガラ流れてくる感じの物が。
説明書には5種類とあったので大当たりは隠し扱いでしょうか。

しかし以後の物も含めて音が割れまくってますね。
まぁ玩具のギミックですからこんなものでしょうか。


以下、バイクの紹介。


自販機から折り畳まれていたサイドを戻し前輪を90度前方へ。
ハンドルとシートを戻して変形完了。

しかしこの状態は水上も移動できそうだ(笑









マシンバイクモード。

さすがに音声に自販機やトラのギミックまで盛り込まれているため
バイクとして見た時のスタイルはかなり微妙です。

各部のディテールはそれっぽく作りこまれてますが
ステップはありませんし、スタンドも存在だけで降りません。
その代わりにそのままで立てるように車体下部が二箇所迫り出して接地。

塗装は比較的揃っていて精度も問題ないです。
ハンドル周りやナンバープレートは真っ黒ですが。

ハンドル周りは扱いを考慮して軟質素材。 タイヤは全て回ります。



音声のスイッチは車体右側前方にあります。

コンソール部分にあるスイッチを押すと2種類のエンジン音。




OCCシリーズのオーズを乗せられます。
オーバーサイズ気味ですが。


変形ギミックの関係もあり前輪は曲がりません。


さすがに大きすぎ・重すぎて飛ばすのは・・・。



当たり前ですがフィギュアーツを乗せても大きい。
できればフィギュアーツ版のライドベンダーも欲しい所ですね。


以下、トラカンドロイドの紹介。


トラカンドロイド(カンモード)。
ライドベンダー強化用に作られたカンドロイド。

なかなか劇中のカンにそっくりです。
トラのマークもキレイに印刷。



プルトップは可動可能。
だからと言って勝手に変形したりはしません。



トラメカモード。

頭部&前足と後足を引き出すだけのお手軽変形です。
カンモード同様に劇中そっくりの良い出来。


以下、トライドベンダーの紹介。


トラカンはカンモードから爪と顔に当たる部分を引き出し。


ライドベンダーは前輪を後方へ畳み、フロントカウルを開きます。

缶のピンと顔の二箇所でライドベンダーに固定。
顔をはめると合体音が鳴ります。





トライドベンダー。
オーズの力を取り込むことでライドベンダーの能力を大きく引き上げる形態。
ライオン、トラ、チーターいずれかのコアメダルを使用中にしか力を発揮できないが
ラトラーターコンボ時にはその真価を発揮する。

缶にタイヤがあるのでこの形態でも転がせます。

この状態でコンソールスイッチを押すとトライドベンダー用の音声が2種類。



缶部分にはセルメダルを乗せられ
後方のスイッチを押すことで劇中の必殺技をイメージした遊びが出来ます。
ただし単に乗せたメダルを後ろから押して転がすだけで
勢い良く発射!とかではない寂しいギミック(苦笑



個人的にライドベンダー単体と比べるとこっちは比較的違和感無い感じ。
劇中ではCG全開なのでそのせいもありますかね。



まぁでもタトバではありあまるパワーを抑えられないわけで(笑
ラトラーターの発売が待たれます。


以上、DXトライドベンダーのレビューでした。

正直な話「バイク」としてのクオリティは残念なレベル。
ただそれを上回るだけのギミックは詰め込まれてますね。
やっぱりガチャガチャと変形させるのは男心をくすぐられますよ(笑
自販機→バイク→トラと合体と。
定価6090円となかなか高額ですが
そもそもカンドロイドシリーズの価格は2100円ですし
バイク単体もギミックやサイズを考えれば4000円は比較的妥当

ただやはりその「バイク」としてのクオリティも当然欲しいので
そこはコレクターズ事業部の方でギミックを廃止して
バイク単体でのクオリティを追求してフィギュアーツに対応する物を出して欲しい所です。



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