RGから「ガンダムエクシア用ガンダムアストレアパーツ」のレビューです。


『機動戦士ガンダム00外伝』に登場するモビルスーツ。
ソレスタルビーイングが武力介入する15年前、実戦に投入するためのテスト機として開発された、第二世代ガンダムの一種。
アストレアの機体名は、タロットカードの「正義の女神」の名から付けられている。
本機は、主に追加装備のテスト開発用に運用された。
この機体を使って開発されたものには、GNビームライフルなどの標準装備品から、GNランチャーのような特殊武装まであった。
これらのテストにおいて、アストレアは好成績を収め、その設計データは実戦への投入を想定した第三世代ガンダムへと引き継がれる事になる。
またガンダムエクシアは、機体のベースとして本機の設計データが使用された。
同時にGNソードやGNブレイドなどのテストもこの機体で行われている。

プレミアムバンダイのホビーオンラインショップにて受注販売された、10月発送商品。
お値段1944円。



パケ裏。



セット内容。

エクシアリペア同様、本体はエクシアとのコンパチになっており、本セットのパーツを組み込みつつ完成させていきます。
胴体なんかはかなりの部分が新規造形なので、組み立てたエクシアを分解しようとすると破損が怖い。



プロポーションをグルリと。

ベースは変わらないので、RGエクシアと同様。
アストレアはフロントアーマーが大きかったりして、全体的にエクシアよりも固い雰囲気が。






各所アップ。

頭部はカメラが新規のクリアーパーツ。
白い部分は顔を除いてまるっと新規造形。
ただ装甲がかなりバラけやすく、頭部を持って動かしているとすぐに分解してイライラ。

胴体はクラビカルアンテナ周辺、肩周り(ダクトの青を除く)、コクピットハッチ、腹部前面の白、背面が新規造形。
ダクト部分は、ダクト周辺の青い部分のみエクシアから流用します。
背部スラスターは内部にクリアーパーツを使用するのですが、噴出口にデカールを貼ってしまうと全く見えません。
逆にデカールを貼らないと、暗過ぎて見栄えが悪かったりしますし。

腰部はフロントアーマー、リアアーマーのサーベルラック周辺のみが新規造形。

肩〜腕は肩アーマー、上腕、前腕側面のハードポイントが新規造形。

脚部は側面のハードポイントのみ新規造形。

リアリスティックデカールも付属し、いちおうベルトやGNコンデンサ内部のシールまで存在しています。



エクシアと。

左をベースに開発されたのが右。
より格闘戦に特化するようなのか、アーマーの面積が減ってます。

ちなみに可動域はエクシアからほぼ変わらないので、そちらを参考に。



HG版と。
HG版の白は買っていないので、赤のタイプFで。

RG版の方がなんとなく力強いプロポーション。




GNビームライフル。

RGらしい独自のメカニカルな造形などはなく、ほとんどHG版と同じような感じ。
グリップの他に、腕部のハードポイントへ接続します。
基部が可動するので、細かな角度付けも容易で取り回しがしやすいです。

右側面には小さな穴が開いており、エクシアのGNブレードのマウントピンに取り付け可能。
ただマウントすると腕への接続部が物凄く邪魔ですが。




GNランチャー。

この造形もビームライフル同様にHG版と大して変わらず。
肩のクラビカルアンテナを外した部分に取り付け可能。
基部に軸接続+伸縮+スイングの構造があり、下に垂らした状態にも出来ます。
グリップは左右スイング。





プロトGNソード。

刀身はエクシア同様にメッキパーツ。
腕部挟み込むように固定します。
刀身が展開し、グリップも可動。

GNビームライフルの腕への接続部分を交換すれば、GNソードと同時に装備する事が出来ます。



ビームサーベル。

グリップはリアアーマーにマウント。




GNシールド。

エクシアのシールドと同様、肘が90度ほどしか曲がらなくなる上、肘を曲げようとするとすぐに外れます。
相変わらず基部が回転しないので、取り回しが不便。

青い部分を差し替える事でGNフィールド展開状態に。


以下、適当にポージング。

















腕と脚のハードポイントはHG版と共通規格になっているので、タイプFに付属する武装類を流用する事が可能。
まぁ同時受注されていたRG版タイプFのギミックではありますが。
ただハードポイントへの接続は良いのですが、手に持たせる際はグリップ径の問題で、可動手を使うしかないというのが辛い。
1/144サイズの可動手では保持力が有って無いようなものなので、NGNバズーカなんか絶望的に持たせにくいです。







フルウェポンな感じが最高にカッコいいのですが、如何せん武装の保持が(苦笑
HG版ならGNハンマーに保持いらなかったのに。



エクシアと武装交換。
アストレアに装備させてもファイブソードまでしか行きませんね。

アストレアは腕のハードポイント分だけ厚みがあるので、GNソードが少し浮いてしまいます。
同様にシールドのジョイントの厚みも変わっているので、こちらは差し替えが必要。


以上、RGのアストレアのレビューでした。

赤アストレアとは異なり、パーツのみでの販売となったオリジナルのRG白アストレア。
基本的にはエクシアなので、出来は良い物ですね。
ただ武装類の造形がRGレベルではないというのが少し残念。
まぁプロトGNソードの刃はメッキ加工されてはいますが。
ボリュームと価格の面で言うと、確実にエクシアリペアよりはまともでした。

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