デジモンリブートからオメガモンのレビューです。


世代・・・究極体
タイプ・・・聖騎士型
種族・・・ワクチン
ウォーグレイモンとメタルガルルモンが
善と平和を望む人々の強い意志と思いと願いによって融合し誕生した究極体デジモン。
ロイヤルナイツの一員。
二体のデジモンの特徴を合わせ持ち、優れたトータルバランスを誇り
如何なる状況でも遺憾なくその力を発揮できるハイレベルのオールラウンダー。

アニメでは第一作アドベンチャーの劇場版「ぼくらのウォーゲーム!」にて初登場。
ディアボロモンの猛攻で瀕死に陥ったウォーグレイモンとメタルガルルモンが
それぞれのパートナーである太一とヤマト、更に世界中からの応援メールを力に誕生。
元々はこの作品用に新規に制作されたデジモン。

デジモンリブートはメカニカルなアレンジと広い可動範囲により
機械的な面と生物的な面を合わせ持つデジモンならではの魅力を追求するという
コンセプトの新シリーズ。
オメガオンはその第一弾。

ではレビューは下からどうぞ。



付属品一覧。

・展開時ガルルキャノン
・展開時グレイソード
・スタンド接続パーツ
・デジモンクロスアリーナ用ARコード




プロポーションをグルリと。

メカニカルかつなかなかマッシブなプロポーションですね。
超細身の元デザインとは似ても似つきませんが
これはこれでかなりカッコいいです。








各所アップ。

定価3990円とシンプルなMGなどと同様の価格ですが
キットの仕様はサイズ以外は最近のHGにすら劣るほどの簡単な構造になってます。
合わせ目を隠すつもりは全く無く
色分けも胴体は基本的にシールと素組みではかなり厳しい物に。
肉抜きパーツも多く、グレイモンの角なんかはかなり目立ってます。

ブレイブシールドは内部にシールを貼りクリアーレッドで被せる形。
勇気の紋章はリブートだとかなりアレンジされてますね。



MGとサイズ比較。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元の前後スイング+頭部接続のボールジョイント。

そこそこの可動域はありますが頭部と襟が少し干渉気味。



胴の可動。

腹部前後スイング+腰部ボールジョイント。

反らせるのはかなり得意ですが 前屈はスイングが制限されるのであまりできません。




肩・腕の可動。

肩は根元が前後スイング。
上腕は軸接続で上下スイング+軸回転。
根元には若干上下スイングもありますが固すぎて使い物になりません。
上腕のスイング幅も狭く肩の上がりは微妙。
肩アーマーは右側は上部、左側は外側にボールジョイント接続。

肘は単純可動。
前腕部にも軸回転。




下半身の可動。

股関節は軸接続+上下スイング+腿軸回転。
足は真上に90度ほどまで上がります。

膝は二重関節。

足首は前後スイング+ボールジョイント。
つま先は爪とそれぞれスイング。


総じて下半身はかなり優秀。
上半身はもう少し頑張れなかったものかなと。
特に腕周りが物足りません。
まぁデザインの制約などもあるでしょうが。


立て膝はこんな感じの足の置き方ならキレイに決まります。


以下、仕様や武装関係の紹介。


アクションベース1に対応するスタンド接続パーツ付属。 股に挟みます。



マントは根元が上下スイング。
外側の2枚がそれぞれ軸回転。
根元は「パチッ」とはまらないので外れやすいです。
もう1、2箇所可動部分があると表情付けしやすいのですが・・・。

しかしマントと言うよりもう羽ですねこれ。





グレイモンとガルルモンはそれぞれ上顎と下顎が可動。

グレイソードは後から取り付け。
刀身は「オールデリート」のモールドはありますが真っ白。
素組みではさすがにシール再現です。

ガルルキャノンは差し替えで展開。



オマケみたいなものですが
アーケード稼動中のデジモンクロスアリーナ用のARコードが付属してます。


以下、適当にポージング。


ウォーゲームでの登場のカッコよさはもう鳥肌ものでしたねぇ。








ガルル側は肩アーマーとマントの干渉
グレイ側はブレイブシールドと頭部の干渉で微妙に動かしにくいです。


以上、リブートのオメガモンのレビューでした。

リブート版のプロポーションはただひたすらにカッコいいんですよね。
ただキットとしての問題点が多すぎるのがなんとも・・・。
「バンダイキット」として見た際に価格と中身が合っていない部分ばかり。
まぁ購買層の関係でガンプラなどより高めの価格設定なのは納得しますが
それにしてももう少し頑張りを見せてくれよと。

第二弾はデュークモン。
デザインが気に入っているので今後も買い続けますが
諸々改善してくれないとシリーズそのものが下火で終わってしまいそうで不安。


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