RE/100から「ガンダムMk-III」のレビューです。


『Z-MSV』に登場するモビルスーツ。
エゥーゴがグリーン・ノア1から強奪したガンダムMk-IIを解析し、そのデータを基にアナハイム・エレクトロニクスが独自に開発した機体。
ムーバブル・フレーム関連の概念や技術に魅了されたフジタ博士は、
Mk-IIが指向していたであろうコンセプトを更に推し進め、独自の発展改良を加えたガンダムMk-IIIを開発する。
ガンダリウムγの導入や手持ちの技術を横断的に採用することによって、Mk-IIIのムーバブル・フレームはより人体に近い挙動の再現が可能となった。
更にジェネレーターや各種武装なども新規にあつらえられたこの機体は、“人体の模倣“という点において、
Mk-II以上の完成度を持つと言われるほどのスペックを獲得するに至った。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・ビームライフル
・ビームサーベル刃×2
・シールド
・持ち手(左右各1)
・平手(左右各1)
・スタンド接続パーツ



プロポーションをグルリと。

まるでZシリーズのような長細さ。
かなりハイウエストで物凄いモデル体型です。






各所アップ。

頭部と胸部にクリアーパーツ。

シリーズの特色であるフレームレス構造で、MGに比べると非常に組みやすく、
それでいて合わせ目には段落ち加工が施されていたりと、見栄えはMGと遜色の無い仕上がり。
黄色い部分は全てシール再現。
配色が細かい機体ではないので、素組みでも十分。



Mk-IIが無いので、代わりにビルドMk-IIと。

Mk-IIからIIIとデザインまるで違うのが面白い。
まぁIV、Vと以後もどんどん異質になっていきますが。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

二重ボールジョイント接続。

どの方向へも良く動きます。



胴の可動。

腹部が前方スイング+左右スイング、腰部が軸接続。

反らせる事は全く出来ませんが、前と横になら動くようになっています。
回転は制限なし。



肩・腕の可動。

肩は前方引き出し+軸接続、上腕が上下スイング。
肩アーマーは上下スイング。
前方へは物凄く動きますが、根元には上下の可動はありません。
腕の上がり方は十分。

肘は軸接続+二重スイング。
上腕に回転軸は無く、肘関節の上が回ります。
二重ですがピッタリくっ付くまでは曲がりません。

手首はボールジョイント接続。



腰部アーマーの可動。

フロントは軸接続。
サイドはボールジョイント接続。
リアは上下スイング。





下半身の可動。

股関節は軸が前後スイング、腿が軸接続+上下スイング+軸回転。
MGのような軸の可動により、腿上げが90度以上まで可能になっています。
開脚も大きな制限も無く十分過ぎるほど。
どの可動へも腰部アーマーの干渉が無いのも良し。

膝は二重スイグ。
ほぼくっ付くぐらいまでしっかりと曲がります。

足首は前後スイング+左右スイング。
前後左右と非常に良く動くのですが、なかなか珍しい構造で足を回す事は出来ません。


総評。
デザインだけでなく、可動面においてもMGと比べても遜色の無いぐらい動かせるようになっていますね。
これだけ動いてくれれば十分すぎます。



腿の可動が良いので、これだけの脚の長さでも立て膝がバッチリ決まります。


以下、仕様や武装の紹介。


スタンド接続パーツは股に。



背部バインダーは軸接続+前後スイング。
上下のスラスターがそれぞれ可動。



ビーム・キャノン。

ボールジョイント接続。
アンテナとの干渉に注意ですが、前方へは写真程度まで可動。



脚部スラスターが可動。




ビーム・ライフル。

上下2種類のエネルギーパックは着脱可能。



ビーム・サーベル。

グリップは下のシールドに存在。
サーベル刃は2本。




シールド。

ジョイントは肘裏に取り付けで、シールドの位置は側面と裏の選択可能。
シールドの基部はボールジョイント接続。
裏側にはライフル用のエネルギーパックを2種類×2存在。
表面のサーベルのグリップが着脱可能。


以下、適当にポージング。










可動域が広いので、接地とスタンドのどっちでもポージング出来ますね。
大きい分、扱いにくくもありますが。


以上、RE/100のMk-IIIのレビューでした。

RE/100の第2弾はZ-MSVからガンダムMk-III。
個人的にRE/100に触れるのは初めてだったのですが、旧来の1/100とは比べ物にならない出来栄えのキットですね。
可動面もMGの構造を取り入れるなど十分。
ギミックや武装類も揃っており、もう文句なしに素晴らしいキットでした。


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