プラアクトから「アーサー」のレビューです。


PLUMが送るプラスチックキットシリーズ「プラアクト」の第5弾。
今までの日本武将シリーズからモチーフが変わり、アーサー王がモチーフ。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・剣
・盾
・ウェポンラック
・平手(左右各1)




プロポーションをグルリと。

今までとは違い明確なモチーフもない人物ですし、何がどうアーサー王かは不明。
ただ騎士らしく(?)腿まで装甲があります。





各所アップ。

目にクリアーパーツ。
クリアーパーツは伊達&真田以来ですが、今回はちゃんと色が付いています。

カラーリングを再現するためのパーツ割りは今まで一番細かく、素組みで再現できないのは各部の青いラインぐらい。
ただスナップキットとしての問題点は相変わらず存在し、接着しないとまともに組めもしない部分がチラホラ。
特にフロントアーマーは接着無しでは絶対にフレームに固定が出来ないという(苦笑
それでも武田の問題点だったサイドアーマーはちゃんと調整されていたりと、何も改善されていないわけではないですが。



伊達と。

第1弾の伊達に比べると大分カラフルになりましたね。
手の甲まで専用パーツですし。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

2重ボールジョイント接続。

前後は本当に良く動きます。
横は飛び出した顎が干渉しやすいですが、かなり無理をすれば顎を引いたまま首を回すことも可能。



胴の可動。

胸部が前方スイング、腰部がボールジョイント接続。

ここの可動だけはシリーズ共通ですね、
前に良く動くのがありがたい。
回転も問題なし。

ただ成型上の個体差か、うちのはボールジョイントに問題があって、腰が左には回るものの右に回らないという問題が。
破損覚悟でジョイントを抜いて分かりましたが、どうもモナカ割りの片側にバリのようなものがあり、それが内部で引っかかってしまっていたようで。
それを削ったら回るものの、今度はスカスカで瞬間接着剤で太らせて・・・と大変でした(苦笑



肩・腕の可動。

肩は根元が前方引き出し+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
今回はアーマーが思いっきり干渉しており、腕を上に上げるのが厳しい。
厳しかった武田どころではありません。

肘が2重スイング。

手首がボールジョイント接続。



腰部アーマーの可動。

フロントが上下スイング+軸接続。
サイドが上下スイング+軸接続。
リアが上下スイング。




下半身の可動。

股関節はボールジョイント接続、腿がボールジョイント接続。
戦国シリーズにはなかった腿の装甲があり、今までよりも可動が窮屈です。
それでも開脚幅は十分、腿上げも装甲に融通が利くのでかなり強引に上げることは可能。

膝が2重スイング。
織田、武田と曲がり難くなっていた膝が再び曲がるように。

足首が前後スイング+ボールジョント接続。
こちらも織田、武田からかなり動かしやすい形に戻っています。


総評。
動かしていて厳しいと思うのはやはり肩ですね。
それ以外は何だかんだでそう支障を感じなかったりも。



立て膝はこのぐらい。


以下、ギミックや付属品の紹介。


剣。

目と同じ色のクリアーパーツを挟んだデザインでキレイな出来です。
指定カラーだとグリップやグリップ上あたりがグレーですが、素組みでも十分見れる。

アーサーの剣ならエクスカリバーと呼ぶのがベタですかね。



盾。

こちらもクリアーパーツを挟んでいます。
さすがに内側は真っ白。
グリップは軸接続。
持たせ方は融通が利かないので、前に構えるということは出来ません。




ウェポンラックが付属し武装をマウント可能。
剣は上から乗せる形で、しっかり固定しようとすると微妙に角度が変。
盾は軸接続でグリップ部分で固定するのが基本。


以下、適当にポージング。








動かしてみると本当にヒロイックなデザインだなと。



騎士王VS魔王。


以上、プラアクトのアーサーのレビューでした。

プラアクトの新作は日本武将からモチーフが変わり、伝説上の存在ともされるアーサー王。
カラーリング再現という点では従来から確実に進化していますね。
可動面はデザインの関係で制限される部分もありますが、全体的に動かないというわけではなし。
付属品はこのシリーズ初めて剣と盾という別種の武装が付属しているので、プレイバリューも優れてます。
シリーズ中最も満足度の高いキットでした。


ブログ記事元へ(別窓)
TOPページへ(別窓)