ネクスエッジスタイルから「ファントムガンダム」のレビューです。


『機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト』に登場するモビルスーツ。
フォント・ボーの搭乗機。
サーカスで2番目に開発認可の下りた機体。
木星念願のミノフスキードライブ搭載型MSとして、単独で木星圏から地球へ航行することを目標に開発された。
月面のサナリィ襲撃の折に入手したF99レコードブレイカーの設計データと、木星軍が実用レベルで完成させていたアマクサを掛け合わせて設計されている。
木星の技術ではミノフスキードライブの余剰エネルギーである光の翼の噴出が予想以上に不安定になってしまい、
それを外部から強力なIフィールドで抑え込む、別系統の制御システムが組み込まれたが、
その2つの力のぶつかり合いが更に不安定さを増し、機体各所から放出される光の翼は激しく波打っている。
その様子は後にファントムライトと命名される。
放熱問題も解決しておらず、ファントムライトの使用限界は15分程度であり、予備の強制冷却カートリッジを使用しても15分の延長が限度。
同時代のV2ガンダムと比較しても50%程度の完成度ではあるが、ミノフスキードライブ搭載機であることに変わりはなく、高い機動性を持ち、
全身に纏った嵐のようなIフィールドによりビーム兵器に対しては絶対的な防御力を誇る。
また、本来の目的である惑星間長距離航行のための巡航形態「蜃気楼鳥(ミラージュ・ワゾー)」への変形機構も持つ。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。



付属品一覧。

・フレイムソード×2
・フレイムソード(エフェクト)
・交換用フェイスパーツ
・頭エフェクト
・胸エフェクト
・肩エフェクト×2
・膝エフェクト×2
・翼エフェクト×2
・平手(左右各1)
・スタンド一式




プロポーションをグルリと。

初立体化がデフォルメスタイルというのも珍しいですね。





各所アップ。

カラーリングはなかなか力が入っており、このシリーズでは珍しく腕の小さな色分けまでされています。


下、可動範囲の紹介。


首の可動。

2重ボールジョイント接続。

上の可動域も広く良く動きます。



胴の可動。

腰が軸接続。



肩・腕の可動。

肩は根元が前方引き出し+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーが上下スイング。
個体差か設計の問題か、両肩アーマーともしっかりはまらないので外れやすい。

肘がスイング。

手首が軸接続。




下半身の可動。

股関節がボールジョイント接続。
フロントアーマーが物凄く固いせいで腿は全くと言っていいほど上がりません。
更に最近少し改善気味になってきた股関節の緩さがまた。

膝がスイング。
ここも緩め。

足首がボールジョイント接続。
デザインの関係で横が動きにくい。


総評。
正直ここ最近のネクスエッジでは目立って酷いかなと。
パーツの外れやすさや関節の緩さなど、あまりにも雑すぎませんか。


以下、ギミックや付属品の紹介。


従来のスタンドが付属。
スタンド接続穴は股と腰後。



背部ウイングがボールジョイント接続。




ファントムライト。

額、胸、肩、膝、翼をそれぞれ差し替え。
全身にクリアーパーツが配置され一気に派手な見た目に。

ちなみに下半身の関節の緩さの問題で、翼のエフェクトがあると自立不可能です。



フェイスパーツを差し替えで強制二段階排熱モードに。



フレイムソード。

通常が2本、エフェクト付きが1本付属。

サイドアーマーへの格納ギミックはありません。


以下、適当にポージング。










こんなクリアーエフェクトに覆われたガンダムも珍しい。
匹敵するのはBFのバーニングシリーズぐらい。


以上、ネクスエッジのファントムのレビューでした。

クロスボーンゴーストの主人公機ともいえるファントムが、ネクスエッジから初の立体化。
立体物第1弾をデフォルメで見ることになるというのも新鮮ですね。
ただせっかくの初立体物なのに、可動部分の雑さが目立つのは残念。
最大の特徴であるファントムライトは、デフォルメならではのボリューム感で満足。
変なところでケチがついたのが勿体ない出来でした。


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