ネクスエッジスタイルから「ナイチンゲール」のレビューです。


『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』に登場するモビルスーツ。
シャア・アズナブルの搭乗機。
シャアを総帥として再興したネオ・ジオンが開発したニュータイプ専用MSであり、新生ネオ・ジオンのフラッグシップ機。
サイコ・フレームを採用することで、MSサイズでありながら、NT専用MA並のスペックを持つ。

ではレビューは下からどうぞ。



パケ裏と内パケ。



付属品一覧。

・メガビームライフル
・ビームトマホーク
・シールド
・台座×3
・支柱
・支柱(小)×4
・連結支柱×6





プロポーションをグルリと。

ナイチンゲール特有のMSとは思えない異形感がそのままデフォルメされてます。
さすがにこのデザインだと頭が比較的小さい。

背部がかなり重く、リアアーマーが接地するとはいえ微妙につま先側が浮きがちだったり。




各所アップ。

パッケージの説明によると、胸やフロントアーマーのマークは印刷ということらしいです。

モノアイはかなり見えにくいですがピンク色。
ナイチンゲールのモノアイってグリーンだと思うのですが、このパターンもあるんですかね。

デザイン的にほぼ成型色で塗装箇所は少なめ。
足りていない色は主に全身のバーニア類。
塗装精度は特に問題なし。



Hi-νと。

さすがに本来のボリューム差とは隔たりがありますね。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

2重ボールジョイント接続。

上はやはりかなり動かしにくい。
横には大きく動かせます。
モノアイも可動。



胴の可動。

腰部が軸接続。

少し引き出せば制限なく回ります。




肩・腕の可動。

肩は根元が前方スイング+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
前の可動はかなり辛いです。
上は腕部アーマーを避けた角度なら90度ほどまで上がります。

肘がスイング。

手首が軸接続。




下半身の可動。

股関節がボールジョイント接続。
ボールジョイントの形状が従来とは異なり、ただ横から挿すだけなので開脚幅がかなり狭いです。
まぁそれ以前に腰部アーマー内でも干渉してしまってますが。

膝がスイング+軸接続。
腿の可動域が狭いからか、ここに遊びを持たせて膝から下が少し回せるようになっています。
ただジョイントが緩く抜けやすいので、太らせないとイライラします。

足首がボールジョイント接続。
ここの構造は従来と変わりません。


総評。
やはりデザインの制限は大きく、今までのMSほどグリグリとは動かせないですね。


以下、ギミックや付属品の紹介。


本体が大きいので、いつものスタンドは台座が3枚に。
支柱もゴツいデザインの非可動タイプ。

台座が増えたからなのか、連結支柱は6本に。




バーニアバインダーは軸接続。

ファンネルは10基全て取り外し可能。
単体で飛ばす用の小さい支柱が4本付属。



メガ・ビーム・ライフル。

特にギミックは無し。



ビーム・トマホーク。

ビーム刃はメタリック塗装。




シールド。

本体のマークが印刷なら、こちらもですかね。
腕への接続は、腕裏に直接か、ジョイントを介しての2パターン。


以下、適当にポージング。










ナイチンゲールに蹴られたら痛そう。

ビームエフェクトを使ってみましたが、ナイチンゲールにピンクは合わないですね。




宿命の対決。

小説版を読んでないのですが、最終的に映画版みたいな肉弾戦になるんですかね。
ナイチンゲールの肉弾戦は想像ができないけど(笑


以上、ネクスエッジのナイチンゲールのレビューでした。

Hi-νとセットでネクスエッジ化されたナイチンゲール。
ナイチンゲール自体まともな立体物が無いに等しく、アクションフィギュアというカテゴリーではもしかしたら初?
デザイン故にデフォルメしつつもリアルっぽさが残っているのが面白いですね。
可動面は良く動くとはいいにくいですが、それなりにポージングをする分には困らない程度。
武装は基本的な物は揃い、ファンネルも全て着脱できと、足りないギミックは隠し腕ぐらいでしょうか。
どのスケールで立体化された所で扱いやすい立体物になるとは思えないので、自由に遊べるナイチンゲールとしてはもう決定版かなと。
そういう点を加味して非常に満足のできるフィギュアでした。


ブログ記事元へ(別窓)
TOPページへ(別窓)