ミニプラ 「動物合体シリーズ03 トウサイジュウオー」 レビューです。

こちらは2ページ目になり、前半のレビューは上の画像クリックで飛べます。

ではレビューは下からどうぞ。


以下、トウサイジュウオーの紹介。


ライノスの車両部分は、角、数字板、連結器を取り外し。
数字版は腰裏に差し替え。



ライノスの荷台部分は、上腕を起こし、それぞれに車両から外した連結器を取り付け。
連結器に、顔のみ展開したクロコダイルとライノスの角を左右に取り付け。



荷台の中央にはウルフを数字を前にセット。
ウルフ数字上を開き、荷台と車両をくっ付けて完成。





トウサイジュウオー。

圧巻の横幅。
ハイウエスト気味ですが、縦のプロポーションもなかなか悪くないです。

このデザインなので、頭は当然のごとく動きません。



ジュウオウキングと。

セット数が6つと4つという差がありますが、それにしても大きい。



ワイルドジュウオウキングと。

この並びでも横幅がある分だけ、正面のボリュームは負けてないですね。



ついでに前作の6セット構成のゲキアツダイオーと。

トウサイ2268円、ゲキアツ2460円。
同じセット数でクリアーパーツ分だけゲキアツの方が高かったのにも関わらず、このボリューム差。



腰が軸回転。

制限なしで回ります。



肩が軸接続、上腕が上下スイング、肘が軸接続。

前や上には動きますが、肘は曲がりません。




股関節が軸接続+上下スイング。
開脚幅、腿上げ共に少し腰を浮かせてやるとクリアランスが確保できます。

膝が軸接続+スイング。
かなり深く曲げられます。

足首が左右スイング+軸接続。
横への可動域は申し分ないのですが、前後に動かないのでポージングが辛い。


総評。
DX版を考えると、下半身にこれだけ関節があるだけでも本当に凄いことですね。
ただ足首の前後可動の無さは色々と弊害が出ているので、そこが残念。



立て膝はこのぐらい。


以下、その他の合体の紹介。



クロコダイルとウルフの脚部合体準備。

クロコダイルは数字側の中央パーツを抜きます。

ウルフは左右分割し、向かって右側の足にあたる部分を起こしたジョイントに差し替え。



ジュウオウキング(1・7・8)

は開きますが、膝関節はなく足もまともに接地しないので、動かして遊ぶというのは微妙。





ワイルドトウサイキング(未完成)

本来はキューブクマ、キューブコウモリが必要なのでまだ未完成。
そちらは8月発売のキューブウェポンセットに同梱。
完成がそちら待ちということで、本セットには合体用の説明書もありません。
まぁ合体パターンは比較的簡単なので、説明書無しでも組み立てられますね。
注意が必要なのは肩の位置を上に差し替えが必要な事ぐらい。

トウサイジュウオーの横幅に縦の長さが追加され、かなりバランスの取れたプロポーションになっています。
正面には数字、背面には色んな動物の顔があるデザインが面白い。

ただ1つ気になるのが頭部。
構造的にこの配置しかないと思うのですが、顔の下に思いっきり隙間があり物凄く不格好。



キューブゴリラの合体時の腰関節を使うことで、首を回す事ができます。


以下、適当にポージング。




仲間になってからの戦闘シーンではいちいち乗り換えてと面倒なことしてましたね(笑







腕を前に突き出した時の重量バランスはかなり厳しいですね。
あとは劇中のようにクロコダイルを真っ直ぐ構えられないのが残念かな。




キューブウェポンも持てますが、モグラドリルはデザイン的に左でしか持てません。
腕が重くなることで上記の重量バランスが更に悪くなるので、撮影が大変でした。



ワイルドジュウオウキングを圧倒するほどの戦闘力。



3体共闘。
トウサイの横幅がありすぎて、横一列に並べられない(笑



キューブ運搬屋さん。



これぞまさに搭載ジュウオー。



キューブはナンバー9まで。




ワイルドトウサイキングになると前述の重量バランスの悪さが悪化するので、ポージングの安定感は厳しい。
ただ首も回せるし、前のワイルドジュウオウキングよりも動かしやすさでは勝っているかも。



ベタに各キューブの顔を前にした配置。
どう考えてもこの方がカッコ良いと思うんですけど、デザインの段階でそういう意見は無かったんですかね。
これだと普通すぎるから、数字を前にした方が面白い的なノリで決まってたら嫌だな(苦笑


以上、ミニプラのトウサイジュウオーのレビューでした。

ジュウオウジャーシリーズの3号ロボ。
なんといっても最大の特徴はボリュームですね。
近年の通常価格帯のミニプラに比べると、明らかに1箱ごとのボリュームが大きめです。
可動面もDX版には無かった脚部の可動があり、これぞミニプラという気合の入りよう。
まぁ動いても派手なポージングは安定性の面で問題があったりもしますが。
更に現時点では未完成ながら、全部乗せ合体のワイルドトウサイキングのボリュームは圧巻。
最近のミニプラで常に問題になるような価格とボリューム面もクリアしており、かなりの満足度を得られる出来でした。


BOXに全種セット。
全種セットは今はどこも全体的に高いですね。

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