ミニプラから「烈車合体EX ハイパーレッシャテイオー」のレビューです。


『烈車戦隊トッキュウジャー』に登場する巨大烈車ロボ。
主にハイパートッキュウ1号が運行。
ハイパーレッシャーが単独でハイパー烈車変形した形態。
ボディをイマジネーションエネルギーでコーティングして、闇の力を無効化する事が可能。
両手指先の“ハンドランチャー”から特殊ビーム弾を発射。
全身から強力ビームを発射する必殺技“ハイパーレッシャテイオージャイアントフラッシュ”で敵を撃滅する。

全4種×各540円=計2160円。

ではレビューは下からどうぞ。




No.1。

パケ裏は横表記になってます。




No.2。



No.3。




No.4。





ハイパーレッシャー(小)
ハイパーレッシャーの上に乗ってるやつで、このサイズだとハイパートッキュウジャーに変身するアイテムっぽくも。

成型色は黄色と黒。
裏側にはコロガシ走行の出来るタイヤ。



これ単体では、シールドやドリルと同等のサイズ。
ちゃんと連結も出来るようになっています。







ハイパーレッシャー(大)
ハイパーレッシャターミナルが烈車形態に変形した巨大蒸気機関車系トッキュウレッシャー。

こちらの成型色も黄色と黒。
巨大サイズですが、裏側にはタイヤがあるので、それなりにコロガシ走行も可能。



連結器を畳んだ小さい方を上に乗せて完成。




レッドレッシャーと並べるともう笑えるほどのボリューム。


以下、ハイパーレッシャターミナルの紹介。


本体を上下に分割し、小さい烈車を取り外し。
分解した上側を反対にして、下側と連結して完成。



ハイパーレッシャターミナル。

全長30cmものサイズなので、撮影スペースが超ギリギリ。
線路の色分けが無いと真っ黒ですね。



このようにちゃんと烈車を置けるようになっています。
まぁ劇中とは形状が異なっているのはご愛敬と。


以下、ハイパーレッシャテイオーの紹介。



ハイパーレッシャテイオー。

小さい烈車を折り曲げて、立たせた本体の上に取り付けるだけのお手軽変形。

烈車形態との両立をしようとすると、どうしても見事な箱体型になってしまいますね。
劇中のスーツはあまりにも嘘が過ぎる(笑



トッキュウオーと。

腕にも脚にも隙間が無い箱体型なので、余計に大きく見える。



関節は肩〜腕にしか設けられていません。

肩は前後スイングのみで、上に上げる事も出来ません。
肘が単純スイング。


以下、トッキュウレインボーの紹介。




ハイパーレッシャーはターミナル形態から変形。

ターミナルの先端部分を曲げる。
ターミナル裏側(テイオーの胸部)を外し、基部を上に上げる。
丸い部分を前後反転し、上げた基部に再度取り付け。
小さい烈車を回してL字状にし、顔の裏側に取り付け。



ハイパーレッシャー側でやることは以上で、あとはここに各烈車の先頭部分を取り付けていきます。

何の烈車も無いと、ただの黒い壁がそびえ立ってます(笑




トッキュウレインボー。

黒い壁にカラフルな烈車が張り付いた、衝撃的デザインの最強合体。
本当に長方形の壁というようなプロポーションです。

さてこの形態にはミニプラ史上最低最悪の欠点が存在します。
関節が「一切」動かないのです。
ハイパーレッシャテイオーはまだ肩から先が動きましたが、こちらはそれすらも出来ないのです。
トッキュウレインボーの腕部は肉抜き穴全開のスッカスカなので、せめて肩から先ぐらい動かせなかったのでしょうか。
下半身が動かないのは安定性を考慮したと一万歩ぐらい譲って擁護してやってもいいですが、肩から先も動かないというのは、一億歩譲ったところで到底納得など出来ません。
DX版では肩は動いているんですよ?ミニプラの可動域がDX版に劣るなど前代未聞の大事件です。

あとこれはデザインの問題なのでこの商品には何の責任もありませんが、合体するのは各烈車の先頭部分のみなので、頭を取られた哀れな烈車が大量に余ります。



トッキュウオーと。

最早トッキュウオーがミニチュアに見える(笑



MG&RGガンダムと。

1/100と並べても大きいのに、1/144なんてもう。



恒例の前作最強合体と。

ボリュームだけで言えば圧倒的なサイズ。
ただミニプラとしては過去最低のクオリティ。



足に残っていたハイパーレッシャテイオーの腕部を武器として装備可能。
肩も腕も上がらないので、前方へ構える事すらも出来ませんがね。


以下、適当にポージング。


劇中をイメージした配置で。
かなりギュウギュウ詰めです(笑



巨大機関車。





腕の上げ方でしか差異の付けようがない。
まぁ腕が上がるだけまだマシですけどねぇ?



搭乗。
バランス取るのに物凄く苦労しましたが。



共闘。




武器を強引に前に向けて、攻撃しているっぽく。
もう本当に何なんでしょうかコレ・・・。



大量に余らされてしまった車両たちで適当に構成。
君達の方がよっぽど素敵ですよ。



サファリバージョン。
めっちゃ白飛びする(笑


以上、ミニプラのハイパーレッシャテイオーのレビューでした。

トッキュウジャーシリーズのトリを飾る4号ロボ。
前作ラストのギガントブラギオーのレビューでは満足度が最低だと書きましたが、あんなのは全然マシだったなと。
とりあえず久しぶりの500円ミニプラの4セット構成による、巨大なボリューム感は素晴らしいです。
烈車形態と良い、ターミナル形態と良い、サイズだけでいえば食玩かと。
ただミニプラとして大事な物が完全に欠落してしまいました。
とにかくロボットが動かない。
ハイパーレッシャテイオーは烈車形態との両立を考えると、まぁ仕方が無いと思う部分もあるのですが、
最強合体のトッキュウレインボーはどう贔屓目に見ても擁護など出来ようの無い酷いレベル。
ビルドダイオーまでは満足の出来る仕上がりだったので、最後の最後で地面にめり込むほど叩き落とされるとは思ってもみませんでした。

  
BOXと全種セット。

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