ミニプラから「カミツキ合体 プレズオー」のレビューです。


『獣電戦隊キョウリュウジャー』に登場する獣電巨人。
キョウリュウバイオレット(ドクター・ウルシェード)のパートナー、プレズオンが単独でロケット変形した、宇宙戦闘形態。
テーマソングは、「オンオン〜」とほとばしるパワーを計測しながら鼓舞する電子音楽調。
左腕にプレズナックル、右腕にプレズキャノンを装備。
必殺技は、プレズキャノンにキョウリュウスピリットを集束させて「ズオーン」!と放つ“プレズオー・ブレイブフィニッシュ”。
戦士を引退したバイオレットからレッドに託され、新たなパートナーとなったレッドが搭乗する。

全7種セット×各315円=計2205円。
ただしNo.4以降は発売済みのキョウリュウジンと同種なので、レビューではNo.1〜3のみを扱います。
ではレビューは下からどうぞ。




No.1はプレズオーの胴体。




No.2はプレズオーの腕。




No.3はプレズオーの脚。





プレズオー。

キョウリュウジン、プテライデンオーに続いて非常に良好なプロポーション。

成型色は白と紫の2色。
配色は比較的ハッキリ分かれているデザインなので、素組み+シールでもなかなかの仕上がり。




今作は各ロボットのサイズのバランスが取れてるのがいいですね。



首は軸接続。

胴は一体成型となっているため動きません。



肩は軸接続+上下スイング。
肩の上のスラスター部分が干渉するので、あまり上がりません。

右肘は軸接続。
左肘は軸接続+スイング。




股関節は軸接続+上下スイング。
腿上げも十分に可能。

膝は軸接続+スイング。
本シリーズで初めて脚が回ります。

足首は軸接続+左右スイング。
前後への可動が存在しないので、接地性はかなり微妙です。



後ろ側の足を曲げる必要はありますが、立て膝はこのぐらいに可能。
リアアーマーは軸接続なので、ある程度干渉は避けられるようになってます。



カミツキ合体は左腕のみ対応という形らしく。
外した左腕は、背中の右腕と連結しておきます。



プレズキャノンの砲口(プレズオンの口)が開閉。
今までの獣電竜と同じで、内部は一切再現されてません。



プレズオンへの変形はここまで分解。




上腕と、腿から下をそれぞれ後方へ倒し、脚部側面を展開。
腰部に頭部とリアアーマーを取り付け。
カミツキ合体時のように両腕を連結し、後方へ倒した脚部へ取り付け。
プレズキャノンを脚部先端に取り付け、展開した脚部側面に足を取り付けて変形終了。






プレズオン。

こちらのプロポーションは特に良好ですね。
カッチリした良い仕上がりです。



ガブティラと。

獣電竜の状態だと、デザインの関係もあり2種セットのガブティラの方がなんとなく大きく見える。



プレズオン ロケットモード。

翼部分を畳むだけの変形。
それだけでロケットになりました。


以下、合体の紹介。


プレズオンはロケットモードから分解をします。



ガブティラは脚のみキョウリュウジンの状態に。




プレズオーのリアアーマーをガブティラの首下に、プレズオーの足をガブティラの足裏に取り付け。
プレズオー本体は脚を開いてジョイントを起こし、両腕を取り付け。
変形したプレズオー本体をガブティラに被せるように取り付けて、プレズオーの両腕で固定。

あとはプレズオーの頭部を前後反転して開き、プレズキャノンとブンパッキーを取り付けて合体完了。





バクレツキョウリュウジン。

上半身のボリュームアップが凄く、いちおう下駄は履いているものの、下半身が若干貧弱に見えてしまいますね。
ただ高さと横幅のバランスは、キョウリュウジンに比べてかなり良くなったと思います。
上からも下からもくっ付いているので、キョウリュウジンからかなり大きくなりました。

ガブティラは同セットに存在するので、ブンパッキーのみ別セットからの流用になります。



プテライデンオーと並べるとこのぐらい。



首は軸接続。
回していると開いた部分が外れやすい。



胴は軸接続。
フロントアーマーのような物が存在するようになったので、かなり動かしにくくなってます。




肩は根元が軸接続+前後スイング、肩アーマーが軸接続+上下スイング、上腕が上下スイング。。
根元はプレズオーの股関節、肩アーマーはプレズオーの膝関節にあたる部分ですね。
関節の向きを変えれば肩を大きく上げられますが、少し不恰好。

肘はカミツキ合体なので、今まで同様に単なる軸接続。



股関節はキョウリュウジンそのままですが、プレズオーの両腕が干渉してかなり開きにくくなってます。
更にフロントアーマーの存在により、腿が上がりません。


以下、適当にポージング。








足首が前後に動かないのがちょっと動かしにくい。



説明書にはブンパッキーとの合体で載っていたので、劇中にも普通に登場するんでしょうね。



上のブンパッキーとの合体もそうですが、メンバー的にレッドのみで構成される合体?







レビュー時点では劇中未登場なので、ブレイブフィニッシュが良く分からない。
ガブティラの顔が前を向いていることですし、それによる攻撃とかあるんですかね。

今作は合体のベースが全てガブティラなのが、可動面で終始足を引っ張ってる気がする。
上半身は仕方ないとして、下半身がもう少し動いてくれるとなぁ。


以上、ミニプラのプレズオーのレビューでした。

キョウリュウジャーシリーズの3号ロボ。
特徴である、獣電竜と獣電巨人のプロポーションの両立は今回もしっかり継承されてますね。
プレズオーとしての可動範囲はプテライデンオー以上、キョウリュウジン以下といったところ。
キョウリュウジン(ガブティラ)との合体は、ただ背中にくっ付くだけのライデンに比べて、分離変形をする合体でギミックは十分。
プロポーションが独特なのはともかくとして、可動範囲がより厳しくなったのは残念かな。

  
BOX、7種、プレズオー3種と色々。
ただ7/24時点だと全体的に高めのしか無いですね(苦笑

ブログ記事元へ(別窓)
TOPページへ(別窓)