ミニプラから「カミツキ合体 キョウリュウジン」のレビューです。


『獣電戦隊キョウリュウジャー』に登場する巨人。
ガブティラ、ステゴッチ、ガブティラがカミツキ合体をした形態。
右腕にステゴッチシールド、左腕にドリケラドリルを装備。
更にキョウリュウジャー5人全員が搭乗する事で、ステゴッチシールドが変形した五連獣電剣が使用可能になる。

各315円×全4種=1260円なり。

ではレビューは下からどうぞ。




No.1はガブティラの上半身。



No.2はガブティラの下半身。





ガブティラ。
キョウリュウレッド(桐生ダイゴ)のパートナー。

2セット構成だけあり、結構なボリュームがあります。
合体時の腕がそのまま伸びていることを除けばプロポーションも良好。
シールでの補完も十分です。



トサカを起こしてバトルモードに。




上顎が開閉。
獣電池は再現されていません。

首が軸接続。
腕がそれぞれ軸接続。
脚は付け根が軸接続。
足がボールジョイント接続。



No.3はステゴッチ。





ステゴッチ。
キョウリュウブルー(有働ノブハル)のパートナー。

開けてビックリ、なんとランナー1枚での構成です。
ガブティラを見た後だと余計に小さい。
プロポーションに、シール補完量は良いのですが。



上顎が上下にスライド。
ガブティラ同様に獣電池は無し。



剣を起こしてバトルモードに。



脚は全て付け根が軸接続。



No.4はドリケラ。







ドリケラ。
キョウリュウピンク(アミィ結月)のパートナー。

尻尾分だけ長くランナーも2枚ですが、やはりステゴッチ同様に小さい。
こちらもプロポーションにシール補完量は良し。



上顎が上下にスライド。
角部分も開くようになっています。



尻尾のドリルを2段階に伸ばしバトルモードに。



ステゴッチと同じく脚の付け根が軸接続。


以下、合体の紹介。



ガブティラは脚、尻尾下部を取り外す。
本体は下半身を90度回転し、キョウリュウジンの腿を下ろし、腕を畳む。
脚を真っ直ぐにし、外側を開く。
尻尾を開き、キョウリュウジンの顔を取り外す。



ステゴッチは背中を外し、上顎を開き、脚を畳む。
ドリケラも同様に。





キョウリュウジン。

ステゴッチとドリケラが文字通り噛み付いて腕を構成しているデザインが面白いなと。

本体のほとんどをガブティラ1体が構成することもあり、プロポーションはまとまっていてかなり良いです。
成型色の関係で後ろ側が真っ黒になってしまってますけどね。



前作のゴーバスターオーと並べて。

ーバスターオーは5種セットで構成されていたこともあり、並べると大分コンパクト。



首の可動。

軸接続のみでそれ以外の可動はありませんが、回るのに制限は無し。



胴の可動。

腰部が軸接続。

バックパックと脚が干渉するので、回転は写真程度が限界。



肩・腕の可動。

肩は軸接続。
見事なまでに前後にしか動きません。

肘は軸接続。
前腕を回すだけで、肘を曲げることは出来ません。
更に手も固定。




下半身の可動。

股関節は軸接続+上下スイング。
腿の回転が無いので脚の表情付けがしにくい。
腿上げはそれなりには。

膝はスイング+脚部の変形機構を利用してのスイング。
変則的な2重スイングなら可能ですね。

足首はL字ジョイントでボールジョイント接続。
前と内側は動きますが、後ろへは動きません。


総評。
ここ数年のミニプラではダントツで最低の可動域です。
DXには無いような関節を備えているのがミニプラの魅力だったはずなのですが。
下半身は不満もあるもののそこそこには動きますが、上半身が酷い。



立て膝はかなり厳しい。




ステゴッチシールド、五連獣電剣。

グリップ部分が動くので腕の可動域の狭さをある程度にはカバー出来ます。
変形させて五連獣電剣に。


以下、適当にポージング。


ドッシンドッシン。



回転斬り。



尻尾ドリル突き。



ガブリンチョ!



キョウリュウジン!







ブレイブフィニッシュ!

ガブティラの尻尾を開いたバックパックには、スタンドを挿せる3mm穴が開いています。


以上、ミニプラのキョウリュウジンのレビューでした。

今年の1号ロボのミニプラ。
正直今回はどうなんだろうと言いたくなる点が多々。
まずボリューム。
従来から考えると、ステゴッチとドリケラは単品販売のサイズではないだろうと。
コスト的なことなのか、第2弾以降の展開の都合なのか知りませんけど。
そしてミニプラの特徴であったはずの合体形態の可動。
肩は上がらない、肘は曲がらない、手は回らないと、とにかく肩から腕にかけてが残念すぎる。
獣電竜単体、合体形態ともにデザイン自体は素晴らしいのですが。

ガブティラを中心とする合体だけでなく、2号ロボのプテライデンオーも同様の合体をするようで、
今年のミニプラにはずっと同じ感想を抱いていくことになりそうですかね。
第2弾は腕を構成する3体とのことで、また小さいのが3つです。

   
何故か今回はAmazonに全種セットが一杯(笑

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