ミニプラから「カミツキ合体 ギガントブラギオー」のレビューです。
『獣電戦隊キョウリュウジャー』に登場する獣電巨人。
キョウリュウシルバー(トリン)のパートナー、ブラギガスが、13個の獣電池に「ギガガブリンチョ!」と噛み付いて"超カミツキ変形"した剣闘士形態。
テーマソングは、大地を揺るがすギガントコールが鳴り響く歓声音楽調。
巨大な斧ブラギオアックスを軽々と操って猛々しく戦闘。
必殺技は、全てのガーディアンズのスピリットをブラギオアックス集束させて天空より振り下ろす"超電竜ギガブレイブフィニッシュ"。
全3種セット×各315円=計945円。
ではレビューは下からどうぞ。
No.1はギガントブラギオーの胴体。
No.2はギガントブラギオーの腕部、ブラギオアックス。
No.3はギガントブラギオーの脚部、肩パーツ。
ギガントブラギオー。
腰〜腿までもが胴体の「箱」に組み込まれているので、物凄く独特な雰囲気に仕上がってます。
成型色はグレー一色。
色分けは全てシールによるもの。
機体各部に存在する獣電竜のレリーフは、ミニプラでは珍しくメタリックのシールになっています。
各ロボと並べて。
設定身長から考えるとサイズのバランスはちゃんと取れています。
キョウリュウジンとのバランスで言うともう少し大きくてもいいですが。
以下、可動範囲の紹介ですが、首と胴は完全固定なので一切動きません。
肩・腕の可動。
肩は軸接続、上腕が軸接続。
腕を上へ上げる関節は存在せず、前後に動かせるだけです。
肘は単純スイング。
下半身の可動。
股関節は軸接続。
肩同様に前後に動くのみ。
開脚など有り得ません。
足首はボールジョイント接続、つま先スイング。
大して動きませんが、まぁどうせ股も開きませんし問題ないです。
ブラギオアックス。
ギガントブラギオーには短い方のグリップで持たせます。
ブラギガスへの変形。
ギガントブラギオーから頭部を外し、ブラギオアックスを2つに分解。
腕部を90度外側へ回し、ブラギガスの脚を下ろす。
腕部と脚部を後ろへ倒し、ブリッジのような形態に。
頭部は顔を格納し、ブラギオアックスの下部に取り付け。
胴体部分を開き、尻尾としてブラギオアックスの上部を取り付け。
ブラギガス。
上にも後ろにも伸びているので、ボリュームはなかなかのもの。
背中の獣電池が目立つ部分なので、成型色のままなのが少し残念。
ガブティラと。
高さも長さも完全に上回っています。
以下、合体の紹介。
ブラギガスはブラギガスからの合体となり、ほぼ全てのパーツを分解。
胴体部分に頭部と尻尾を取り付けて、下部に前脚を取り付け。
後脚はつま先を畳み、踵部分を足裏に取り付けて。
キョウリュウジンは顔とバックパック(ガブティラの尻尾)を外します。
ガブティラの尻尾ですが、合体時の見栄えを考慮して、ギガントブラギオーNo.3にカラーリングを補完するシールが付属しています。
尻尾内にキョウリュウジンの顔を格納し、ブラギガスから外したギガントキョウリュウジンを顔を取り付けて閉じます。
左肩にはブラギガスからバラしたパーツを上下から取り付け。
あとは変形させたブラギガスの各パーツ、別セットのパラサガン、ザクトルを、キョウリュウジンに全て取り付けて合体完了。
ギガントキョウリュウジン。
尻尾をそのまま立てて頭部にするという、凄まじいデザインですね(笑
加えて大きい下駄を履いているので、かなり身長が高くなっています。
背中側にはブラギガスの胴体部分がそのままくっ付いているので、横幅もあります。
プテライデンオーと。
ほぼ2倍ぐらいの身長に(笑
前作最強合体のゴーバスターキングと。
高さこそ尻尾で稼いでいますが、ハッキリ言って全体的なボリュームは圧倒的に前作の方が上でしたね。
可動に至ってはもう比べるにも値しないレベルですが(苦笑
胸部に追加されたプレートが、腰部のガブティラの腕部を覆ってしまっており、腰がほとんど回らなくなってしまいました。
頭部に至っては完全固定ですし、ただでさえ動かない可動が益々・・・(涙
ブラギオザクトルアックス。
ザクトルと、ブラギオアックスの下部で構成されています。
こちらは大きい方のグリップで持たせます。
ギガント砲の発射形態。
背中にくっ付いたブラギガスを分解&変形し、ブラギオザクトルアックスも下部を使用。
これだけでもちゃんと自立します。
以下、適当にポージング。
ブラギガスはともかく、ギガントブラギオーは人型として動かせる部分が少なすぎてどうしたらいいのやら。
ギガントキョウリュウジンは派手なポージングを取らせると、背中のブラギガスの足を曲げないといけないですね。
しかしキョウリュウジン自体がろくに動かないのに、更に可動を制限されるともう厳しすぎる。
超獣電オールギガントエクスプロージョン!
最強必殺技がフォーメーション技ってのは面白いですね。
プテラゴードンにようやく出番が来たよ!(笑
ミニプラだとプテラゴードンの口から覗く顔がシュールすぎて・・・。
プテラゴードンを合体に参加させてみる。
ブラギガスが思いっきり余りますけど、この形で良かったんじゃないかなと思わずにはいられない。
メインメンバーのパートナーなのに、プテラゴードンが不憫すぎる。
ギガントスピノダイオー。
当然こっちのパターンも行けますね。
今までどおり顔がキョウリュウジンですが。
以上、ミニプラのギガントブラギオーのレビューでした。
キョウリュウジャーシリーズ最後を飾る4号ロボ。
正直言って満足度はシリーズ最低でした(苦笑
デザインやギミック上、仕方の無いことかもしれませんが、ギガントブラギオーが本当にもうどうしようもないほど遊べない。
今までにも動きにくいミニプラはありましたけど、その比じゃないですよね。
メタリックシールを使用していたり、バランスの取れた機体サイズと、見た目の仕上がりというシリーズの良い点は継承されていましたが。
最終ロボのもう一つの魅力である、最強合体のギガントキョウリュウジンは、サイズそのものはシリーズ最大で良かったです。
まぁそもそものシリーズ自体のボリュームダウンが影響して、前作に比べるとこじんまりしてますが。
そんなわけで見た目はいいですが、可動はまた最悪でしたね(苦笑
最後までキョウリュウジンの可動性の低さが足を引っ張り続けてしまった形。
全てのベースとなるキョウリュウジンの可動を、なんとか、なんとかして作りこんでくれていたら・・・と残念で仕方が無いです。
BOXと全種セットを適当に抜粋。
ブログ記事元へ(別窓)
TOPページへ(別窓)