ミニプラから「シュリケン合体シリーズ05 ゲキアツダイオー」のレビューです。


『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場するカラクリ巨大ロボ。
ホウオウマル、セイリュウマル、ゲンブマル、ビャッコマル、パンダマル、マゴイマルの6体のオトモ忍が、“ゲキアツシュリケン合体”した姿。
燃えるカンフーアクションと奇想天外な上級忍法を融合させた派手な戦闘が得意。
業火を操る“ゲキアツファイヤー”や、忍法光弾を発射する“ゲキアツショット”などで攻撃。
6人の力を合わせて激熱に敵を貫通する必殺技“ゲキアツ大フィーバー”で、どんな強敵も撃破する。

各410円×全6種=2460円。
クリアーパーツが使われていることで、更に単品価格が上がりました。

ではレビューは下からどうぞ。




No.1はホウオウマルとオトモ忍シュリケン激熱と弾丸。




ホウオウマル。
アカニンジャーが操る、鳳凰がモデルのオトモ忍。

成型色は赤とクリアーオレンジ。
シールはメタリック。

四神が連なる中、謎のスザクではなくホウオウ表記。



シノビマルと。



オトモ忍シュリケン激熱。

合体用の物が付属。



No.2はセイリュウマルと弾丸。





セイリュウマル。
アオニンジャーが操る、青龍がモデルのオトモ忍。

成型色は青とクリアーオレンジ。

タイヤは回転しコロガシ走行が可能。

ドラゴンバイク。
個人的にカッコ良さNo1です。



ドラゴマルと。

唯一モチーフが同じですね。



グリップが存在し、シノビマルが搭乗可能。
跨ることは出来ませんが。



No.3はゲンブマルと弾丸。





ゲンブマル。
キニンジャーが操る、玄武がモデルのオトモ忍。

成型色は青とオレンジ。
これだけクリアーパーツ刃使われてません。
しかし価格は統一です。

ゲンブという名のタンク。
合体時の顔が丸見えなのが何とも(苦笑



ダンプマルと。

モチーフは違うけど似たようなデザイン。



No.4はビャッコマルと弾丸。





ビャッコマル。
シロニンジャーが操る、白虎がモデルのオトモ忍。

成型色は青とクリアーオレンジ。

裏にはコロガシ走行用のタイヤが存在。

顔は凛々しいけど、スタイルは遊園地の乗り物的な。
いちおう4WDのオフロードカーだそうな。



ワンマルと。

犬から猫(科?)に。



No.5はパンダマルと弾丸。





パンダマル。
モモニンジャーが操る、パンダがモデルのオトモ忍。

成型色は青とクリアーオレンジ。

裏にコロガシ走行用のタイヤ。

四神ネタが切れた途端のパンダ。
顔がパンダだとまさに遊園地のですね(笑
ただしこれはヘリコプター。



ビュンマルと。

セット数も違うので、かなりのボリューム差。



No.6はマゴイマルと弾丸。





マゴイマル。
スターニンジャーが操る、真鯉がモデルのオトモ忍。

成型色は青とクリアーオレンジ。

裏にコロガシ走行用のタイヤ。

パンダ以上に謎なチョイスの真鯉。



ロデオマルと。

バイソンバギーまで含めるとこんなボリューム差ではないですね(笑


「 以下、ゲキアツダイオーの紹介。




ゲキアツダイオー。

クリアーパーツにメタリックシールと、通常品とは思えない豪華さ。
シュリケンジンほど頭は埋まっていないですし、プロポーションはかなり良くカッコ良いです。
左足のパンダがシュールですが(笑

合体手順はほぼゲンブマルを中心にくっ付けるだけなので省略。
ホウオウマルはオトモ忍シュリケンを囲うように取り付けます。



シュリケンジンと。

まさかの6人全員が乗り換えて新しいロボに。



腰が軸接続。
制限はありません。

ちなみに頭部は固定。
今回は顔もほとんど動かせません。



肩は軸接続+上下スイング。
右肩はほとんど上がりません。
あと上腕の回転が存在しないので、更に動かし方が制限されます。

肘がスイング。




股関節は軸接続+上下スイング。
開脚に腿上げと問題なし。

膝が軸接続+スイング。
90度以上には曲がります。
脚の回転はここで行いますが、膝アーマーの干渉でそこまでは回りません。

足首が前後スイング。
安定の横可動無し。
足が大きいので接地性はそれなりに。


総評。
下半身はいつも通りといったところですが、上半身とくに肩周りの可動が厳しいですね。
肉弾戦で戦う機体なのに、格闘ポーズがいまいち決まらない。



立て膝はこのぐらい。



必殺技再現用の各メンバーを模した弾丸が付属。
背面のレバンを回転させると発射するギミックを搭載。
スプリング式ではないですが、それなりの勢いで飛びます。

弾丸は全て同じ造形で、成型色の関係で赤だけ再現。


以下、覇王ゲキアツダイオーの紹介。


ゲキアツダイオーはホウオウマルとオトモ忍シュリケンを取り外し。
ゲンブマルについている顔を起こし、オトモ忍シュリケンは胸に。
背面のレバーを起こします。

あとは覇王シュリケンジンからシュリケンジンとドラゴソード&シールドを外し、ゲキアツダイオーを座らせて、頭部にホウオウマルを取り付ければ完成。





覇王ゲキアツダイオー。

中の人が変わった今作の最強合体。
スターのパートナーのロデオマルは変わらずいますが、初期5人のパートナーは完全にハブられてしまいました。

コクピットにギッシリ収まっていたシュリケンジンに比べると隙間が多く、なんとも貧弱な印象に(苦笑
特にゲキアツダイオーの頭部が寂し過ぎるのが。
カラーリング的にもシュリケンジンと比べるとミスマッチ感がありますね。

頭部のホウオウマルの上にはアカニンジャー超絶を立たせられます。


以下、適当にポージング。







遂に6人全員が飛んでいくという無茶苦茶さ極まれり。

肉弾戦メインの機体なので、首が回らなかったり腕が上がりにくいのは特に辛い。





最強合体が中の人だけ変わるというパターンは、なんとなくゴーバスターズっぽいですね。



エースだけハブられたゴーバスターズに比べると、今度は丸ごとだから逆に良いのかも(笑


以上、ミニプラのゲキアツダイオーのレビューでした。

ニンニンジャーシリーズの最後を飾るゲキアツダイオー。
作品としては6人目まで全員が新しい機体に乗り換えての合体という斬新な機体。
ミニプラとしても通常品にクリアーパーツを使用するという新しい試みで、豪華な仕上がり。
クリアーパーツを体のいい免罪符にまた地味に価格を上げましたが(苦笑
ただデザインはいいものの、可動域は手放しには喜べないレベル。
武装が無いので、余計に可動域が物足りないというのがダメージに。
最強合体である覇王ゲキアツダイオーはただ乗せ換えるだけなので特に(笑
満足と不満の交差するなんともいえないラストでした。

 
BOXと全種。

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