ミニプラから「動物合体シリーズ05 ドデカイオー」のレビューです。
『動物戦隊ジュウオウジャー』に搭乗する巨大ロボ。
キューブホエールが動物変形した形態。
武器はカイオースピア。
必殺技はハープーンのように持ちかえたカイオースピアから放つ「ドデカイオーシャンスプラッシュ」
各378円(税込)×全6種=2268円。
ではレビューは下からどうぞ。
No.1。
No.2。
No.3。
No.4。
No.5。
No.6。
以下、キューブホエールの紹介。
キューブホエール(キューブモード)
クジラの本能を宿したジュウオウキューブ。
キューブと呼べるかは微妙ですが、いちおう長方形の箱っぽい。
全セット合わせて、成型色は白、黒、赤、青の4色。
上記のとおりNo.4、5にはシールが付属しておらず、このボリュームにしてシール枚数は少なめです。
裏側にはコロガシ走行用のタイヤがあります。
イーグルと。
普通に6個ぐらいのボリュームはありますね。
キューブホエール(動物モード)
キューブモードから、尻尾にあたる左右のパーツを展開(閉じ)、上に潮吹き状のカイオースピアを突き立てます。
イカつい赤クジラ。
劇中から考えてもかなり良い仕上がりです。
イーグルと。
以下、ドデカイオーの紹介。
動物モードから頭と腕を開き、カイオースピアを外すだけのお手軽変形。
箱っぽさはありますが、人型っちゃあ人型にちゃんと見えるプロポーション。
劇中と違いお腹に思いっきり穴開いてますけどね(笑
ジュウオウキングと。
2倍以上のボリュームを感じます。
トウサイジュウオーと。
縦か横かというボリューム感。
並べたら撮影スペースが辛い。
首が軸接続。
変形用の関節を使うと下も向けますが、不格好なので基本的に回るのみ。
ただ制限なく回せるのはジュウオウジャーシリーズでは初。
肩が軸接続、上腕が上下スイング+軸回転、肘がスイング、手首が軸接続。
肩も変形用の構造を使えますが、ヒンジ丸出しなのでやはり不格好。
それ以外の関節は最近の戦隊ロボにしては非常に珍しく、ロボットの腕としてオーソドックスに動かせます。
股関節が左右スイング+上下スイング、足首が左右スイング。
開脚に使える関節がこれまた変形用のヒンジなので、少しでも開脚するとかなり不格好になります。
腿上げは変な角度になってしまうので、基本的に股関節周りはただ開けるぐらい。
足首は開脚幅をカバーするだけの可動域があり、接地性は問題なし。
総評。
下半身はどうしても厳しいものの、肩から腕の可動が想像よりもしっかりしており好印象。
今回もDX版とは比べ物にならないほど自由が高いですね。
カイオースピア。
手ではなく腕の方に固定。
残念ながら、劇中のようにスピアとして持たせることはできません。
以下、ワイルドトウサイドデカキングの紹介。
キューブホエールはキューブモードをベースに、大砲と側面を分解。
側面のパーツは、ドデカイオー時の足を展開。
左右それぞれに各種キューブウェポンを取り付け。
キューブホエール上部の、ドデカイオー時の腕部から合体用の頭部を展開。
カイオースピアから外したパーツを頭部に取り付けて、頭部横にカイオースピアを配置。
キューブライノスは角部分を外し、付属のジョイントに交換。
キューブホエール背面を開き、中に固定。
イーグル〜ウルフまでのキューブには、付属のジョイントと大砲後のパーツをこのように取り付け。
あとは縦に積んで、数字が前になるようにキューブホエール下に取り付け。
ワイルドトウサイドデカキング。
全長300mmと凄まじい大きさを誇り、ミニプラ史上最大の全長らしいです。
ほとんど1/60のガンプラですね(笑
下から順に数字が積み重なっており、そういう意味でデザインの統一性は今までの合体パターンよりも上かな。
複数合体の定番で、腕はかなり小さいですが。
このボリュームですから、自立の安定性はさすがに良いとは言えません。
勝手に倒れることはありませんが。
あとレビューを書いている途中に気付いたのですが、腕を取り付ける位置が間違っていたようで。
本来取り付ける穴よりも上の穴に取り付けていました。
コンドルワイルドと。
最早マイクロミニプラにしか見えない(笑
首は上下左右と少しですが動かせます。
肩は上下のみ可動。
肘は90度ほど曲がります。
脚は付け根で回転するのみ。
余談ですが、合体用のジョイントを使うと、ワイルドトウサイキングの顎の下の隙間を埋められます。
以下、適当にポージング。
キューブモードは煽って見ると要塞っぽくて気に入ってます。
尻尾でビターン。
さすがにスタンド1本で飛ばせすのは大変。
カイオースピアをスピアのように扱えないのが一番痛い。
手にはキューブウェポンを持たせられます。
共闘。
ワイルドトウサキングと並べても、そう小さい感じがありません。
デカすぎて煽り気味で撮影すると、さすがに背景の汚い部分まで入ってしまう(苦笑
アクションには程遠いですが、首と脚に角度が付けられるのでただ棒立ちにならないのは良いですね。
かつては腕を上げることすら出来ない物もありましたし。
余っていたパーツやらなんやらを適当に搭載。
適当に付けても割といい感じになるし、こんな余剰が出ないデザインをもう少し練れたんじゃ・・・。
最後に10番までのキューブ。
合体用のジョイントでようやくイーグルの上にキューブが積めました。
9、10はただ数字が付いてるだけじゃねぇかというね(笑
以上、ミニプラのドデカイオーのレビューでした。
ジュウオウジャーシリーズの4号ロボ。
ミニプラでは恐らく初となる、1つのロボを6つにも分割するという形式で、そのボリュームはトウサイジュウオーと同等かそれ以上。
可動面はデザインの制限は厳しいものの、思ったよりも動かせましたね。
そして今作の最強合体となるワイルドトウサイドデカキングも完成。
この破格のボリュームはただただ圧巻。
存在感は近年の最強合体の比ではありません。
可動面は無い等しいレベルですが、前2作から考えると首と腕回りが動くだけでも十分かなと思ってしまいます。
ボリューム面での満足感という加点を踏まえて、満足の出来でした。
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