ミニプラから「シュリケン合体シリーズ02 バイソンキング」のレビューです。


『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場するからくり巨大合体ロボ。
スターニンジャーの搭乗機。
バイソンキングバギーがシュリケン忍法“バイソンチェンジ”で変形し、オトモ忍ロデオマルが頭部に搭乗した形態。
ロデオマルの特性を活かした、ウエスタンで荒々しい戦闘が得意。
必殺技 “バイソン・荒くれバスター”で、巨大な風穴を開けて敵を撃ち抜く。

全4種×各378円=1512円。

ではレビューは下からどうぞ。




No.1はロデオマル、バイソンキングの腰部、バイソンライフル。



No.2はバイソンキングの胴体。



No.3はオトモ忍シュリケン、バイソンキングの腕部。



No.4はバイソンイングの脚部。



ロデオマル。
スターニンジャーが、オトモ忍シュリケン(スター)を使って召喚(しょうかん)する、“ウエスタン忍者”がモデルのオトモ忍。

水色成型。
シュリケンジンに続きシールは全てメタリック仕様。



シノビマルと。

プロポーションは似たような感じですが、サイズがまるで違う。



肩は軸接続。
股関節、膝関節がスイング。

関節はシノビマルよりもかなり簡略化されています。



オトモ忍シュリケン(スター)。

シュリケンジンの時同様、合体用の物が付属。








バイソンキング。

かなりドッシリとした力強いプロポーション。
ただ横から見ると飛び出したロデオマルの脚とシートがなんともな感じに。
バックショットのロデオマルは完全にシュールの域です。

ロデオマルは腕のピンで固定し搭乗させるのですが、サイズの問題で脚がシートから浮いてしまっています。
オトモ忍シュリケンはロデオマルの背中に取り付ける形。

成型色+シール補完によって素組みでも見栄えは良好。
今回もメタリックシールが映えますね。



シュリケンジンと。

身長は若干低いですが、横幅はこちらの方が上。



頭部が軸接続、顔が軸接続。

シュリケンジンでは動かせなかった頭部ですが、今回は接続が1本になっているので回せます。
あとロデオマルの関節を利用する事で、頭を上下に動かした感じにすることも可能。

ちなみに胴関節は一切動きません。



肩は軸接続+上下スイング。
デザイン的にそこまで大きくは上がりません。
そしてシュリケンジンに続いて腕を回す関節が存在しないのでポージングが不便。

肘はスイング。
横にもスイングしますが、まぁポージングに恩恵があるかと言われると無いですね。

手首は固定。




股関節は軸接続+上下スイング。
開脚は出来ますが、クリアランスが無いので腿がまともに上がってくれません。

膝は軸接続+スイング。
曲がるのは90度ほど。

足首は固定。
つま先側の部分が動きますが、何の役にも立ちませんね。


腿が上がらないので、今回は立て膝はほぼ不可能。



バイソンライフル。

刃部分にシール。



ロデオマルはシュリケンジンのコックピットに座ることが可能。
上からオトモ忍シュリケンも被せられます。


以下、バイソンキングバギーの紹介。




バイソンキングの胸部から上を取り外し。

本体は腕を内側へ。
足のタイヤ部分を外側へ起こし、つま先を畳む。

外した胸部から上を背中側に取り付け。
側面にバイソンライフル、後方にオトモ忍シュリケンを取り付けて完成。





バイソンキングバギー。
スターニンジャーが操る、“四輪バギー(ATV)”をモデルにしたロデオマル専用のカラクリ巨大マシン。

ロボット形態からさほど変形せず4輪のバギーが完成。
余剰パーツが一切出ないというのが良いですね。

4つのタイヤは内側が回るようになっており、膝辺りに車輪もついているのでコロガシ走行に対応。



バイソンキングの時と同様にロデオマルが搭乗。

固定できる部分はありませんが、シノビマルも搭乗可能。
むしろサイズ的にはこちらがピッタリです。


以下、キングシュリケンジンの紹介。


バイソンキングは片っ端から分解。

シュリケンジンはオトモ忍シュリケンと腕部を外すだけ。



バイソンキングの腕部は、肩部分を起こし、腕を外側へ畳む。
脚部は足(タイヤ)を限界まで展開。




バイソンキングの腕部は、シュリケンジンの手に持たせるように取り付け。
バイソンキングの脚部は、そのままシュリケンジンの足裏に取り付け。
バイソンキングの背部パーツは、シュリケンジンの腰裏に取り付け。



バイソンキングの胸部は前方のパーツを起こす。
あとはロデオマル、オトモ忍シュリケン(アカ)、バイソンの顔部分、オトモ忍シュリケン(スター)という順番で重ねていきます。

このパーツをシュリケンジンの胴体上に被せ、腕部を取り付ければ完成。





キングシュリケンジン。
“合体忍シュリケン”を使用して、シノビマルたち5体とロデオマルの計6体のオトモ忍が合体した形態。

物凄く縦長です。
首から上もまた縦長です。
横から見ると頭が飛び出して、ロデオマルが脚を投げ出してとなかなかシュールなことに(笑
ただ腕も脚も延長されているので、どこかが短いというようなバランス崩壊は起こしていませんが。

頭の感じといい、これモチーフがトーテムポールだったりするんですかね(笑



縦長と言えばのトッキュウレインボー(の土台)と。

さすがにこれほどではないにしろ、2号ロボとの合体でこの高さはスゴイ。



関節は主にシュリケンジンを踏襲していますが、変更点も。

首というか顔は完全に胸部と一体化しているので、この形態ではどう足掻いても動かせません。

腰は背中に取り付けたバイソンキング背部パーツがストッパーになって回せません。
恐らく安定性を兼ねたデザインだと思うので、このぐらいなら個々の好みで外せばいいかと。

改善点は足首で、足裏に取り付けたバイソンキングの脚部のおかげで設定性が大幅に向上。
接続している軸が細いので、保持力面での安定性は少し不安ですが。



バイソンドラゴソード。

バイソンライフルを中心に、ドラゴソードとドラゴマルの翼で構成。
延長はされていますが、縦長のキングシュリケンジンのサイズに負けている感は否めない。


以下、適当にポージング。




ロデオなバギー。







ポージングをしてみて実感する厳しい可動域。
シュリケンジンの時は剣だし右手首は回ったのでなんとかなりましたが、やはり銃を構えるのに腕が回らないのは辛い。
あと動かない足首。



共闘。







首は回らないんですが、主張の強い頭部を回すだけでなんとなく目線が変わっているような錯覚に(笑

しかし改めて左腕の不自由さがやっぱり目立つなと。
どのポージングでも左腕の置き方に困る。


以上、ミニプラのバイソンキングのレビューでした。

ニンニンジャーシリーズのミニプラ第2弾。
今回は全セットで1つの機体を形成する2号ロボ。
造形面は良いのですが、可動面は結構厳しい。
もう1つの目玉であるキングシュリケンジンは、高さ方面のみにおいて圧巻のボリューム。
正直バイソンキング単体で見ると物足りないかなという感じもするのですが、シュリケンジンと合わせての満足度は十分。

  
全種とBOX。

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