MG FIGURE-RISEから「仮面ライダーW ファングジョーカー」のレビューです。


『仮面ライダーW』に登場するライダー。
「牙の記憶」を宿すファングメモリと、「切り札の記憶」を宿すジョーカーメモリで変身した姿。
ファングメモリがフィリップの護衛に作られたメモリである為
唯一フィリップの肉体をベースとするフォーム。
ファングメモリに秘められた「野獣の力」により理性を失い暴走してしまうものの
翔太郎の助けにより制御可能となった。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・アームセイバー+ブレス
・ショルダーセイバー
・ショルダーセイバー接続用肩アーマー
・マキシマムセイバー+アンクレット
・ファングメモリ(ライブモード)
・スタンド接続用ベルト後部
・スタンド一式



プロポーションをグルリと。

胴と比較した足の長さや各部の肉付きなどかなり実際のスーツに近い体系ですね。








各所アップ。

パケ写にも簡単に解説されていますが目はクリアーレッドと下地の2枚構成。
間にホイルシールを貼ることによってキレイな発色をしてます。

基本的には成型色で色分けをされているキットですが
各ラングやブレスといった装飾部分や中央や左肩などの黒いラインはシールが付属してます。
モールドは入っているので塗装再現は可能。

足裏にはラバーパーツを使用。

ドライバー周りは色分け困難な部分は全てシールが付属。

ちなみに一部サイクロンジョーカーからの流用キットとなっているので
主にジョーカー側に余剰パーツが結構出ます。



サイズ比較。

フィギュアーツから見たSICは結構な大きさなのですが
フィギュアライズは1/8キットなのでSICが小さく見えるほど更に大きいです。

ガンプラMGすらも小さく感じるサイズ。
24cmなので標準サイズのMGとPGの中間ぐらいでしょうか。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元軸接続+前後スイング、頭部接続ボールジョイント+前後スイング。

前後は得意ですが、傾けるのだけは少し苦手。



胴の可動。

胸と腰の二箇所ボールジョイント。

中間部分は独立している構造。
前屈は思いっきりファングメモリに干渉してしまいます。
ベルトは固定なので捻りにも限界あり。




肩・腕の可動。

肩は根元が引き出し可能+前後スイング、上腕ボールジョイント+上下スイング+軸回転。
肩アーマーは根元の方に取り付けられていて前後と上下に可動。

肘は二重関節。
可動に連動して筋肉表現で上腕と肘裏(骨の再現?)が迫り出すようになっています。

手首はスイング式のジョイントで軸接続。
指は人差し指〜小指まで第二関節は独立。
中指〜小指は基節部分で連結されていて切り離せば五指独立可動可能。





下半身の可動。

股は根元が前後スイング、腿が軸接続+上下スイング+横軸回転。
左足はマキシマムスロットとの干渉で真横は制限されてます。
腿上げはドライバとの干渉もあり90度程度がギリギリ。

膝は二重関節。
連動して腿がスライドします。

足首は軸接続+前後スイング+左右スイング。
つま先スイング。


総じてMGというシリーズ名らしく、ガンプラMGを応用したような関節構造になってますね。
各関節ともこれだけ動いてくれれば文句はないというレベル。
間接保持力も特に問題ありません。


腿の上がりに制限もあり立て膝はこんな具合。


以下、使用や武装関係の紹介。


専用のスタンドが付属。
ベルトの後ろを接続パーツに交換して取り付けます。
取り外したパーツはスタンド裏に保管可能。

アームはアクションベース1、2と同じような高さと角度が調節可能なタイプ。
もう少しアームが長ければと思いますが
接地補助という役割で言えば非常に良く出来たスタンドです。




ダブルドライバーは開閉が可能。
左右連動しており片側を引っ張れば両方動きます。

メモリは着脱可能。
成型色での色分けはされており、ディスプレイ部分はシールが付属。
ファングメモリは差込前後の状態に動かせます。
さすがにタクティカルホーンの可動までは無し。
ファングジョーカーでは意味は無いですがマキシマムスロットにメモリを差し込むことも可能。

ファングメモリはライブモードも付属。
こちらはオマケ程度でシール量が少ないですが。
手と足は軸接続で動かせます。



アームセイバー。

ブレスごと交換で再現。



ショルダーセイバー。

肩アーマーの白い部分を交換します。

刃を取り外し先端を取り付けて手に持たせることも可能。
ですが形状的なこともあり角度をつけて持たせるにはかなり難しい。



マキシマムセイバー。

アーム同様にアンクレットごと交換して再現。


以下、適当にポージング。


「変身!」
「ファング! ジョーカー!

ファング繋がりでお越しいただきました(笑
ダブルドライバーは両面テームで固定。


「さぁ、お前の罪を数えろ!!」











「マキシマムドライブ!」



「ファングストライザー!」


以上、フィギュアライズのファングジョーカーのレビューでした。

ライダーのプラモというのはどうかなと思って試しに買ってみたのですが
これが想像以上に満足を得られる出来でした。
非常に良好にプロポーションに、MGらしい作りこまれた可動。
ドライバーなどのギミックも完備されており、何よりガンプラMGよりも大きいこの迫力。
ガンプラMGほどパーツ数が多いわけでもなく作りやすいですし価格も抑え目と
ほとんど非の打ち所が無いと言ったところです。

あえて不満を述べるとすれば「手」。
これ五指可動の必要あるんでしょうか?
動くと言っても第一関節が曲がった状態で固定など表情付けにも限界はありますし
これならいっそフィギュアのように形状を固定した表情重視の物にして欲しい。
別売はあると言ってもB-CLUBは高いよ(苦笑

何はともあれプラモだからと敬遠されているライダー好きの方も
このシリーズ一つは触れてみるのもいいのではないかなと。
もちろんラインナップが最新ライダーばかりなので、好みでなければどうしようもありませんが。


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