MG FIGURE-RISEから「ワイルドタイガー」のレビューです。


『TIGER&BUNNY』の主人公。
本名は鏑木・T・虎徹。
伝説のヒーロー、Mr.レジェンドに憧れてヒーローになった、ヒーロー歴10年を超えるベテラン。
普段はおちゃらけているが、人命救助のためなら器物破損も厭わない熱血漢で、自身のヒーロー観に確固たる自信を持っている。
ヒーローとしてのピークをすぎてなお、現役として奮闘する。
所属会社トップマグのヒーロー事業撤退により、廃業の危機にさらされるが、
新人ヒーロー”バーナビー・ブルックス Jr.”とのコンビでアポロンメディア所属のヒーローとして活躍する。
NEXT能力は5分間だけ身体能力を100倍に出来る「ハンドレッドパワー」。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・グッドラックモード用右腕
・展開時ワイルドシュート(左右各1)
・ワイルドシュート用先端パーツ×2
・交換用頭部パーツ一式
・スタンド
・平手A(左右各1)
・平手B(左右各1)
・ポーズ手A(右1)
・ポーズ手B(左1)



説明書では先にこのインナーフレームを組んでから、アーマーを乗せる形になっています。
劇中のインナーを模した感じですかね。



プロポーションをグルリと。

イラストのイメージと比べると腿と脛のバランスが異なる感じですかね。
ただ特に違和感も無く非常にカッコいいプロポーションです。

重量バランスが若干微妙で、少し前に倒れやすい。








各所アップ。

インナーにアーマー各部とふんだんに2種類のクリアーパーツが使用されています。
クリアーパーツ内部もしっかり作られています。

パーツ割は比較的細かく作られていますが、顔や襟のライン、肩アーマーとパーツ割の困難な部分はホイルシール再現。
手はタトバのように指の色分けを再現するためのシールがあります。
タトバとは違い手が固定の交換式なので、手の数だけシールも存在。

目などはホイルシールの他に、マーキングシールと水転写式デカールが付属。
特徴的な企業ロゴはマーキングシールと水転写式デカールを選択します。
更に後に紹介する素顔の目の部分は専用のシールも付属。



タトバと並べて。
実写モチーフとアニメキャラではプロポーションがさすがに違いすぎますね(笑


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元が軸接続+前後スイング、頭部接続がボールジョイント。

デザイン上、どうしても上や横の可動がかなり制限されますね。
横は首を倒すことでなんとか横を向けますが。
あと干渉で頭を動かしていると襟のシールが剥げる。



胴の可動。

胸下部と腰部の二箇所ボールジョイント。

MGFはライダーのイメージがあるので、あれと比べると凄まじく動きますね。
胴がこれだけ動くとポージングが決まりやすいのでありがたいです。



肩・腕の可動。

肩は根元が上下スイング+前後スイング、上腕が軸接続+上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕上部に取り付けでスイング。
良く動くというほどではないですが、十分な可動域はあります。

肘は二重スイング。

手首はボールジョイント接続。
手首周りが詰まっているので非常に動かしにくい。
回すことはほぼ不可能です。





下半身の可動。

股関節は軸が左右それぞれ上下スイング、腿が軸接続+上下スイング+軸回転。
軸のスイングのおかげでライダーよりも動かしやすくなってますね。
ライダーは開脚すると本体の重みに耐えられず脚が開いてしまうといった問題がありましたけど
今回は固めなぐらいに調整されているので保持力は何の問題もありません。

膝は二重スイング。
デザイン上の制限でこのあたりが限界。

足首は軸接続+前後スイング+左右スイング、つま先スイング。
アーマーの干渉でフレームから大分制限されますが、接地性は悪くないです。


総評。
デザインの違いもありますが、可動範囲はライダーシリーズよりも進化しているかなと。
全体的に固くなってポーズが決めやすくなったのがありがたい。
デザイン上の制限がある部分もありますが、そこらはアクションフィギュアのアーツも同じぐらいですしね。



立て膝はこのぐらい。


以下、仕様や武装の紹介。


MGF標準のスタンドが付属。
接続部分はタイバニシリーズに対応する新規の物に。
これが曲者で、そのままだとスタンド搭載の左右スイングが完全に死んでしまいます。
いちおう差し込む位置を変え、更に少し浮かせることでスイングさせることは可能。

本体への取り付けはお尻に。
外したパーツはスタンドの方に保管可能。



頭部組み換えでフェイスオープン状態を再現。

マスク部はホイルシール、マーキングシール、水転写式デカールから選択(写真はホイルシール)。
形状的にキレイに貼るのが難しい。
技術があればですが塗装が一番キレイになるでしょうね。

目は別パーツになっています。
目の再現はマーキングシール、水転写式シール、瞳シールから選択。
瞳と白目が1セットの他に、白目と瞳を別に貼って目線を作ることも可能。
面倒であればマーキングとデカールには、マスクと一体化した目もあります。
ただし能力発動時の青い目は瞳シール限定。



手刀状態の手のみスイングがあります。




ワイルドシュート。

差し替えで展開。
差し替え時は手を外し、腕アーマーを開けて交換します。
接続部はボールジョイント、アームが3軸可動、グリップがスイングと動くのである程度の角度付けは可能。
持ち手が無く、平手で添えるだけなので見た目は正直かなり微妙です。

先端部は2種類付属。
ワイヤーを再現する物は付属しませんが、穴が空いているので自作することは出来ますね。




グッドラックモード時の巨大化した右腕。

前腕を差し替えます。
本体同様にビッシリ作りこまれているので造形は問題なし。

見て分かるとおり重量は結構あるので保持するのは大変です。
関節保持力がそれなりにあるので、角度によっては支え無しでも保持可能。
内側のカバーを外すことで穴が現れるので、そこにスタンドを挿せます。


以下、適当にポージング。















虎徹さん?


以上、MGFのワイルドタイガーのレビューでした。

タイバニ展開で復活したMGフィギュアライズ。
とにかくプロポーションとクリアーパーツによる見た目の良さが素晴らしい。
軽くポーズつけるだけでずっと飾って置けますね。
勿論可動面は十分に備わっていますし、ギミック関係も一通り揃っているので遊ぶことも出来る。
マーキングシールにデカールとデザイン再現用のシール類も沢山ありますし。


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