MG FIGURE-RISEから「仮面ライダーアクセル」のレビューです。


『仮面ライダーW』に登場するライダー。
照井竜が「加速の記憶」を宿すアクセルメモリで変身した姿。
多機能型大型犬「エンジンブレード」や、自身の爆発的な加速力を用いた強力な技を駆使し戦う。
自らをオートバイと化す「バイクフォーム」を持ち、ビークルを使用せずとも更なるスピードを発揮することも可能。

ではレビューは下からどうぞ。






パケ横。



付属品一覧。

・エンジンブレード+エンジンメモリ
・ビートルフォン(ガジェットモード)
・ビートルフォン(ライブモード)
・ギジメモリ(ビートルメモリ)
・バイクフォーム時前輪
・バイクフォーム時後輪
・バイクフォーム時サドル
・バイクフォーム時背部ハンドル
・バイクフォーム時グリップ(左右各1)
・スタンド接続用ベルト後部
・スタンド一式
・バイクフォーム用スタンド

よく見たらスタンド接続パーツがタイヤに隠れてる(苦笑



プロポーションをグルリと。

Wに続き実際のスーツ寄りの良好なプロポーションです。







各所アップ。

以前フィギュアーツで問題のあったマスクの形状ですが
さすがにこのシリーズではキチンとした造形になってます。
バイザーはクリアーブルーで、内部のフェイスフラッシャーにはホイルシールが付属。

デザイン上細かな装飾はほとんどないので本体に使用するシールはごくわずかです。
頭部とベルト周りのみ。

背中や脚部のタイヤはゴム製。
Wでは足裏にラバーパーツが使用されていましたが、アクセルでは普通にプラパーツ。
後述しますがこれにより少し問題が発生してます。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元が軸接続+前後スイング、頭部接続がボールジョイント+上下スイング。

高めの襟が干渉気味。
首を前方に倒してマスクとの間に襟を通すようにすれば横も向きやすくなりますが。



胴の可動。

胸下部と腰の二箇所ボールジョイント。

二重可動ですがデザイン上あまり大きくは動かせません。
W同様にベルトが固定なので捻りも限界。




肩・腕の可動。

肩は根元が前方引き出し+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
Wと違い根元のスライドは廃止されています。
肩アーマーはW同様に上腕から独立して前後と上下に可動可能。

肘は二重関節。
ここも上腕の可動連動ギミックは無くなっています。
肘のギミックは存在。

手首はスイング式のジョイントで軸接続。
指はWと同様の五指可動。





下半身の可動。

股が左右それぞれ前後スイング、股関節が軸接続+上下スイング+腿軸回転。
開脚や腿上げはデザイン的なことでWよりも大きく動かせます。

膝は二重関節、脚部軸接続。
上腕同様に連動ギミックは廃止。

足首は軸接続+前後スイング+左右スイング。
つま先スイング。


総じて一部変形機構との兼ね合いなのかWよりもギミック等の廃止などもあるのですが
相変わらず必要なだけは問題なく動いてくれます。
間接強度も特に問題は無い・・・と思っていたのですが
股関節が足裏のラバー廃止により、開脚したポーズを取らせると上半身の重みに耐えられず開いていってしまいます。


膝アーマーが盛り上がっているおかげで立て膝のバランスはかなりいいです。


以下、仕様や武装関係の紹介。


Wと同じ有能なスタンドが今回も付属。
ただしベルト後部の接続径の違いで不要側をスタンドの保管することは出来なくなっています。
まぁ今回は他に不要パーツが多くあるので保管には困らないとは思いますが。



アクセルメモリは着脱可能。

マキシマムクラッチレバーは可動可能。




ビートルフォン。

ガジェットモードとライブモードそれぞれ固定で付属。
色分けは大部分はシールで再現できるようになっています。

ギジメモリは着脱可能で両方に挿入可能。




エンジンブレード。

手の平の接続ピンで固定するのでキッチリ持てます。
ちなみに組み立て段階で手の平は接続ピンの有無を選択可能。

色分けは基本シールで再現されています。
ロックハンマーを解除しメモリ挿入時の中折れ状態にすることが可能。
エンジンメモリも着脱可能。


以下、バイクフォームの紹介。



首を上へ。
背中のタイヤを取り外し、モーターフレームを伸ばして前方へ展開。
前腕のカバーをずらしモーターフレームと接続。
胸部のラジエーターラングを展開。

アクセルドライバーのグリップ部分をバイクフォーム用に交換。
バイクフォーム用の前輪にドライバーを取り付け、モーターフレームと接続。
手の平の接続ピンをドライバーのグリップに固定。
説明書だとドライバーを持たせてから前輪に取り付けとありますが
前輪の方の固定してから持たせる方が全然楽です。


脚部のタイヤを取り外し、脛部分のみを180度反転。
バイクフォーム用の後輪で固定。
本来ならふくらはぎ部のパイプを下にスライドさせないといけないのですが
レビューを書いている時に気づいたので以後の写真でも忘れてます。申し訳ない。

背中のタイヤの受けとなっていた部分とベルト後部を取り外し
そこにバイクフォーム用のサドルを取り付け。
膝を折り曲げ接続ピンで固定。


背中のグリップはバイクフォーム用の長い物に交換。








劇中では完全にCGで描かれ一度もこの世に実在していないバイクなので
ライダーフォームからの最小限の差し替えでここまで出来ていれば十分すぎますね。
むしろ劇中よりもキレイにまとまっている気が。

タイヤは前後共にゴム製。
前輪は転がせますが、後輪は軸接続なものの「転がす」というほど軽くは回せません。

各部固定するのでかなりカッチリしてます。
唯一少し負荷かけるとアクセルドライバーから手が離れるぐらい。



後輪の軸に挟み込むスタンドが付属。


以下、適当にポージング。


「変、身!」
アクセル!

ファングの召喚獣バハムート→竜→照井竜・・・って無理やりすぎますね(笑
今回はグリップを持たせているので両面テープは使ってません。


「振り切るぜ!」







ギチギチぐらいに強化してやら無いと足が開いてしまって厳しい。
スタンドが優秀と言っても下がり幅に限界があるのでね。





アクセルドライバーが変形前後で向き反転するんですが。
立体化による苦肉の策なのか、そもそも設定の不備なのかどうなんでしょう。


アクセル!マキシマムドライブ!



「絶望がお前のゴールだ」



「ライダーツインマキシマム!!」

上手いこと二人揃いました。



CJは買っていないのでFJを乗せてみる。
ライダー版「逸騎刀閃」みたいな(笑

グリップには接続穴があるので、HMやLTやスカルだとキチンと固定させられますが
手持ち武器が無いため接続ピンの無いCJやFJだとただ握るだけ。
手持武器のあるHMやLTは普通に使っている手で固定可能。
CJやFJは単体では必要ないもののランナーには存在しているピンつき手の平に組み替えれば固定できます。

しかし人を乗せるバイクではないですねこれ。
物凄い前傾姿勢になるぐらい低いしステップも無いし。


以上、フィギュアライズのアクセルのレビューでした。

アクセルの目玉とも言えるバイクフォームとライダーフォームの両立がスゴイ。
正直無茶苦茶な設定の変形ですからね。
「あり得ない」部分はさすがに差し替えですが、それ以外はちゃんと変形できる。
それでいてライダーフォームでの造形や可動面に不都合が出るわけでもなく。

ただそれとは別件で足裏のラバー廃止だけが痛い。
接地を意識すると全てが全てスタンドありきというわけにもいかないので
最低限そこだけはなんとか頑張って欲しかったです。

この次は次シリーズのオーズの発売ですが、Wシリーズの展開はどうするんでしょうね。
TV版だけでもエクストリームとトライアル。
共に大部分が新規で作らないといけないので無理に要求するのもあれですが
せっかくここまで来たのだから是非とも欲しい所。


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