MGから「エールストライクガンダム Ver.RM用ランチャーストライカー/ソードストライカーパック」のレビューです。


『機動戦士ガンダムSEED』に登場するストライカーパック。

・ソードストライカー
近接格闘戦に特化されたストライカーパック。
敵の艦艇などに直接斬撃を加える対艦刀「シュベルトゲベール」の運用を主目的とする装備だが、無論、対MS戦闘も可能である。
水中などでビームが使えない場合、背側の"峰打ち"でも"実剣"として充分な威力を発揮する。
投擲用ビームブーメランやロケットアンカーを補助装備としている。

・ランチャーストライカー
遠距離での砲撃戦に特化されたストライカーパック。
大型のビーム砲「アグニ」の運用を主目的とするため、他の装備と比較してエネルギー効率に問題を抱えている。
重量バランスの問題で、機動性が要求される戦闘状況には適していない。
ただし、その破壊力は破格のものであり、運用次第では戦局を覆すことも可能。

プレミアムバンダイのホビーオンラインショップで受注されていた6月発送商品(13/07/17現在、受注無し)
お値段は2310円。

ではレビューは下からどうぞ。




セット内容。

2008年4月発売のランチャー/ソードストライクのストライカーパックのランナーがそのまま入っています。
更に受注版新規で、水転写式のデカールが付属してます。




ソードストライクガンダム。

シュベルトゲベールが物凄く長いです(笑

ランチャーストライカーの方もですが、パッと見は最新のRM版ストライクに装着させても違和感は無し。
ただ良く見ると、所謂"モナカ割り"という箇所が目に付きますね。

バックパック、パンツァーアイゼンは規格が共通の為、そのまま取り付け可能。
ただし肩アーマーはRMアレンジのストライクとは全く合わなくなってしまっているので、前面・後面はそのままでは取り付け不可能。
そこでRMストライクに付属したリング状のパーツを挟むことで、ストライクの肩アーマーから浮かせた形で無理やり取り付けることになります。
固定部位がそのリング部分のみになるので、肩アーマーはかなりずれやすいです。



肩アーマー外側は2軸スイング。



ビームブーメラン「マイダスメッサー」

肩アーマーから取り外して持たせます。
ただ持ち手との相性は最悪でプラプラ。
専用のビーム刃が付属。



ロケットアンカー「パンツァーアイゼン」

クローは2軸スイングで可動。
射出用のリード線はあまり長くありませんが、扱いやすい長さではありますね。




15.78m対艦刀「シュベルトゲベール」

バックパックのアームは2軸スイング。

グリップが太いことが幸いして、別キットであるRM版の持ち手でしっかり保持することが出来ます。
恐らく旧ストライクよりもしっかり保持できるようになっているかと。
メインとグリップ下部のビーム刃が付属。





ランチャーストライクガンダム。

ソード同様に縦長です。

コンボウェポンポッドのプレート部分の黄色、アグニのセンサーにシールが付属。
プレートの方はこのシールの感じが旧キットという感じですね。

ソードストライカーの肩アーマーとは違い、コンボウェポンポッドは位置的にRM版でもそのまま取り付けが可能。



コンボウェポンポッドのプレートは下側のみがスイング。
MGでもスカイグラスパーが出ていれば、上も動いたんでしょうが。





320mm超高インパルス砲「アグニ」

アームは基部と、砲身の接続の2箇所にボールジョイント。
その間に4軸のスイング箇所が存在。
取り回しはかなり自由が利きますね。

グリップは固定されているので少し持たせにくい。
まぁアームの方で保持されているので、持ち手の存在意義は単なる見た目でしかありませんが。

フォアグリップは前後スイング。





パーフェクトストライクガンダム。

RM版で紹介したエールストライカーの展開ギミックや付属パーツを使用し、マルチプルアサルトストライカーを構成。
ただシュベルトゲベールと下部スラスターが思いっきり干渉してしまいます。
エールストライカーの後方へスライドするギミックのおかげで、コンボウェポンポッドとの干渉問題は解決されてます。

エールストライカー+エネルギーパック+シュベルトゲベール+アグニと、背中がかなりの重量。
ただ大分不安定ではあるものの、前傾気味にしてやればなんとか自立は可能。

問題なのは腰のボールジョイント。
ジョイントサイズ自体は大きめで、エールストライカーだけなら問題は無かったのですが、さすがにこの重量は保持力が負けがち。
パーフェクトストライクでの安定性を求めるなら、ジョイントを太らせてギチギチにしてやる必要があります。


以下、適当にポージング。













RGの時もそうでしたけど、ソードとランチャーの枚数比が(笑







パーフェクトストライクはさすがにスタンドで飛ばすのは怖いですね。
ヘタに角度を付けすぎると、スタンド接続パーツから本体が落下する。

接地状態はシュベルトゲベールもアグニも持たせてやれば重量バランスはかなり改善されます。

しかしアニメながら、ムゥはこのアホみたいな装備でよくあれだけ軽快に戦ったものだなと(笑


以上、MGのソード&ランチャーのレビューでした。

ストライクと共に最新キットだったエールストライカーとは違い、旧キットから流用となったソード&ランチャー。
その為、さすがに見劣りしてしまう部分はありますが、基本的にどれもRM版ストライクに対応できている点は好印象。
こういう旧キットを流用するパターンは、何だかんだで相性が微妙になる場合もあるので。
MGの重量があっても、パーフェクトストライクをちゃんと維持できる点も良し。
まぁ結局の所、RM版ストライクの出来が充分に良いからということに尽きますけどね(笑


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