MGから「バスターガンダム」のレビューです。
『機動戦士ガンダムSEED』に登場するモビルスーツ。
ディアッカ・エルスマンの搭乗機。
地球連合に所属する大西洋連邦が、オーブ連合首長国の公営企業モルゲンレーテの技術協力の元
資源コロニー”ヘリオポリス”において極秘開発した試作MS「G兵器」の1機。
ザフトから奪取されたことでディアッカの搭乗機となる。
砲撃戦に特化した機体であり、主武装として腰部に連結されたサブアームに取り付けられた2門の砲を装備している。
右アームは、電磁レールガンである”350mmガンランチャー”を装備し、弾を変えることで様々な作戦に対応する。
左アームは、大型のビームライフルである”94mm高エネルギー収束火線ライフル”を装備し、開発当時では戦艦をも上回るほどの破壊力を有する。
更にこの2門は連結することで別の機能を持っており、
ガンランチャーを前に連結した”対装甲散弾砲”は、弾が広範囲に拡散して面を制圧する。
収束火線ライフルを前に連結した”超高インパルス長射程狙撃ライフル”は、高い威力を維持したまま、精密射撃が出来る。
また、これらの破壊力に伴うパワー消費の問題を解決するために、本機には武装用のサブジェネレーターが搭載されている。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・ディアッカ
・スタンド接続パーツ
・持ち手用指(左右各1)
・平手用指(左右各1)
プロポーションをグルリと。
今回も肩アーマーはアレンジされていますが、それ以上に腕や脚が複雑なデザインに盛られていて、よりメカメカしくマッシブな雰囲気に。
各所アップ。
頭部カメラやセンサーはクリアーパーツに、ホイルシール。
額のセンサーはどうしても暗くなってしまいますね。
今回も従来のXフレームを使用。
パーツ割も良好で色分けも十分です。
デカールとマーキングシール付属。
デュエルASと並べて。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
根元が前後スイング、頭部がボールジョイント接続。
上を向く際は襟元が干渉しており、真上は向けません。
ただ角度をずらすとかなり上を向けるように。
それ以外の可動も十分に。
胴の可動。
腹部が左右スイング+前方スイング、腰部がボールジョント接続。
可動自体は従来のXフレームの可動なのですが、
バスターの場合は基本状態だと腰と背中がアームで連結されているのでかなり制限を受けます。
まぁアームにも色々と可動が設けられているので、連結状態でも前後左右に多少振る程度になら動かせますが。
肩・腕の可動。
肩は根元が上下スイング+前後スイング、上腕が軸接続+上下スイング+軸回転。
肩アーマーは独立しておりスイング。
アーマー外側のプレートは上がらないので、腕と干渉します。
根元の可動が優秀なので、そこの干渉があってもそう問題ではないですが。
肘は二重スイング。
手首はボールジョイント接続。
親指のみボールジョイント可動。
腰部アーマーの可動。
フロントはボールジョイント接続。
サイド、リアは上下スイング。
サイドはアーム部が邪魔でほとんど上がりません。
下半身の可動。
股関節は根元が上下スイング、腿が軸接続+上下スイング+軸回転。
デザイン上サイドアーマーが大して上がらないので、軸のスイングの恩恵が素晴らしいです。
膝は二重スイング。
足首は二重ボールジョイント接続、つま先がスイング。
カバーは上下スイング。
前後は大きく動きますが、左右は微妙。
総評。
基本的には優秀なXフレームなので十分に動いてくれます。
ただバスターならではの可動干渉は色々と見られますね。
逆にXフレームだからこそ、その干渉があってもこれだけ動かせるのかなとも。
デュエル、ブリッツと腰の回転幅を広げる工作をしてきましたが、
バスターの場合は武装の仕様や、近接武装が無いという点で腰が回ることに重要性を感じないので、今回は見送ります。
立て膝はこんな感じ。
以下、仕様や武装の紹介。
スタンド接続パーツは股に。
コクピットハッチは二重スイングで開きます。
今までで一番中が見やすいデザイン。
立ち姿のディアッカも付属。
220mm径6連装ミサイルポッド。
肩のハッチは開閉可能。
ミサイルもしっかり作られています。
バックパックのスラスターは左右それぞれ可動。
94mm高エネルギー収束火線ライフル、350mmガンランチャー。
超高インパルス長射程狙撃ライフル、対装甲散弾砲。
連結アームはサイドアーマーから砲身にかけて7軸可動(サイドアーマーの白い部分とボールジョイント含む)となっており、持たせる際の角度はかなり自由が利きます。
グリップは2軸スイングするのでこちらもある程度の角度対応が可能。
グリップには指のピンをはめられるようになっていますが、アームの保持力が十分なので、ただ手にグリップを通すだけでも問題ないです。
更にアームを体前方へ引き出し、連結状態にも対応。
緑の部分を軸に砲身が前後にスライドし、連結状態での取り回しも考慮されています。
連結状態用のグリップも配備。
全体的に取り回しの際に、サイドアーマーが外れやすいです。
何回も付けたり外していたら腰側のピンが白くなっていたりと、少し注意が必要。
ところでガンランチャーの上の棒なんですけど、先端がパーツ付け忘れのピンみたいになっているのがなんとも。
パケ写みたいにもう少し角度を付けてくれても良かったかな。
以下、適当にポージング。
なんとなくEx-Sっぽく(笑
こんな真横に連結できるほど自由の利くデザインなのがスゴイです。
「ストライクゥー!」と「グゥレイトォー!」の仲良しコンビ。
レイダー撃破な感じで。
さすがに片側のアームを外さないとデュエルに構えさせるのは無理ですね。
これで残るはイージスのみ。
あと1機並べられる気がしない。
それも一番ボリュームのあるイージスとか(笑
以上、MGのバスターのレビューでした。
個人的に今までの3機で一番好きな仕上がりでしたね。
メカメカしいアレンジが非常にカッコいいです。
何よりバスターの特徴にして最大の難点である武装ギミックがここまで自由度なのが素晴らしい。
まぁ手持ち武装が無いのでプレイバリューの点では欠けますが(笑
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