MGから「ガンダムバルバトス」のレビューです。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するモビルスーツ。
三日月・オーガスの搭乗機。
約300年前の厄祭戦の時代に製造され、ガンダム・フレームを採用した古いMS。
エイハブ・リアクターを二基搭載し高出力であるが、並列稼働させることが非常に困難だったため、
ガンダム・フレームを採用したMSは72機のみがロールアウトした。
72機全てに個体名が登録されており、バルバトスはその内の1機。
汎用性を重視した調整がされており、各種兵装への換装を行うことであらゆる環境に適応できる可能性を秘めている。
厄祭戦から約300年後、CGS社長マルバ・アーケイによって火星の砂漠で発見され、CGS本部施設の動力源として活用されていたが、
ギャラルホルン襲撃の際に起動され、高い操縦技術を持つ三日月の搭乗機になる。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・300mm滑腔砲
・メイス
・太刀
・ジョイントパーツ×2
・三日月
・持ち手（左右各1）
・平手（左右各1）
・スタンド接続パーツ
ガンダム・フレーム。
フレームだけで組み立ててから外装を被せられるようになっています。
各所アップ。
目がクリアーパーツで、上からホイルシール。
クリアーパーツでは発色が悪いのでシールを貼っておきました。
マーキングシールが付属。
外装を被せてバルバトス（第4形態）
フレームを見た後だとやはりマッシブに見える。
各所アップ。
胸、肩、膝にクリアーパーツ。
肩以外は発色があまりよくないですね。
1/100バルバトスと。
バランスが大分違いますね。
あと成形色も。
首がボールジョイント接続＋前後スイング。
全体的にあまり可動域は広くありません。
あと顎の赤いパーツが干渉でよくずれる。
まぁずれるおかげで下方面の可動域が確保できているとも言えますが。
胸が2重前後スイング＋左右スイング、腰が軸接続。
前後の関節が胸にしかないので可動域は限定的。
肩は根元が前方スイング＋軸接続、上腕が上下スイング＋軸回転。
肩アーマーが上下スイング。
根元の関節が前にしか動かないので、腕を前に上げると肩が水平になりなんとも弱いシルエットに。
おまけに肩アーマーも上腕側で上にしか動かないので、そちらでシルエットを作ることも不可能。
肘が2重スイング。
手首が2軸接続＋軸接続。
ここの可動は非常に優秀。
フロントアーマーがボールジョイント接続。
サイドアーマーが上下スイング＋軸接続。
リアアーマーが上下スイング。
股関節は軸が左右それぞれ上下スイング＋軸接続＋上下スイング、腿が軸回転。
軸の可動で腿が上げやすくなっています。
膝が2重スイング。
ふくらはぎの装甲が下に下がることで曲げやすく。
足首が軸接続＋前後スイング＋左右スイング、つま先がスイング。
踵のアーマーを浮かせることで横の可動域は広げられます。
可動総評。
腕や下半身は良く動くのと思うのですが、胴体周りがパッとしませんね。
特に肩は酷い。
立て膝はこのぐらい。
スタンド接続パーツは股にスライドロックで取り付け。
コクピットハッチが上下それぞれ開閉。
同スケールの三日月が付属。
バックパック中央のスラスターが可動。
バックパックのアーム部分は根元が下に下がり、シリンダー部分も含めて5軸で可動。
武装をマウントする際には台形のパーツを引き出します。
300mm滑腔砲。
アーム部分の可動域が広いので取り回しはしやすいですが、グリップを持たせるのが大変。
砲身は差し替えなしでマウント状態に。
グリップ周辺が前後にスライド。
メイス。
先端が伸縮。
4枚の刃は2枚が別パーツになっていて、プラプラですが手で持たせるということも可能。
ジョイントパーツに引っ掛ける形でバックパックにマウント可能。
太刀。
鍔の白い部分が別パーツ。
メイスと同じパーツでマウント可能。
以下、適当にポージング。
1/100の時はメイスが無かったから、そこまで含めて遊べるのは良い。
ただやっぱり肩が残念。
以上、MGのバルバトスのレビューでした。
1/100にハイレゾと来て、遂にMGでもバルバトスがキット化。
こだわっているだけありガンダムフレームの再現度は見事ですね。
あっちこっちに小さなシリンダーだらけですが、動かしていて壊れそうというような部分も存在せず。
ただそのギミックを優先したせいか、肩関節の可動域が疎かになっている点は残念としか言いようがない。
バルバトスと言えば迫力のある近接戦闘ですし、力強いポージングに欠けるのは致命的。
武装などギミック面は文句ないので、本当に肩関節だけが勿体ないキットだったなと。
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