MGから「ガンダムAGE-1 タイタス」のレビューです。


『機動戦士ガンダムAGE』に登場するモビルスーツ。
主人公フリット・アスノの搭乗機。
バクトのパワーと電磁装甲に対抗する為にAGEシステムが提示した近接戦闘形態。
腕部・脚部をタイタスパーツに換装することにより、
その耐久度と重量を活かした直接打撃に特化した攻撃スタイルをとる。
パーツ自体にビームジェネレーターが内蔵されており
マズル部より放出するビームスパイクを叩きつける「ビームショルダータックル」「ビームニーキック」や、
本体と連動して腕部にエネルギーを集中することにより生み出される、
磁気旋光による円環状のビーム集束体を叩きつける「ビームラリアット」などの、いわゆる必殺技を持つ。
また磁気旋光システムのリミッターを解除することで更にパワーを上げることが可能。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・ビームラリアット用エフェクトパーツ(左右各1)
・ビームショルダータックル/ビームニーキック用エフェクトパーツ×14
・ビームエフェクト保管用パーツ
・フリット
・スタンド接続パーツ
・手刀用指(左右各1)
・平手用指(左右各1)




プロポーションをグルリと。

イラストに近い骨太でドッシリとしたプロポーションになっています。
ノーマルほどタイタスパーツには情報量が増えた感じはしないですね。
股関節の形状の問題でこれ以上は足が閉じません。









各所アップ。

顔〜腰までがノーマルと共通ランナー。
元々こうなることが前提でランナーが設計されているようで、本体に余剰パーツは出ません。

顔や胸のクリアーパーツ内部に貼るシルバーシールや
デカールとマーキングシールの小ささなどもノーマルと同様。



ノーマルと並べて。



HG版と並べて。
肩と股関節がHG版よりも詰まってますね。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元ボールジョイント接続、頭部が前後スイング+ボールジョイント接続。



胴の可動。

胸下部が前後スイング、腹部と腰部の二箇所ボールジョイント接続。




肩・腕の可動。

肩は根元がボールジョイント接続、肩アーマーが軸接続+上下二重スイング、上腕が軸回転。
HG版と比べて肩アーマーが内部に引っ込むようなスイングが増設されていることで90度上がるようになっています。

肘は二重スイング。

手首はボールジョイント接続+前後スイング。
ノーマル同様にジョイント部が軸接続されてはいるのですが
大きく分厚い手の弊害でノーマルのように回すことが出来ません。
親指は同様に根元のボールジョイントと、第一関節のスイングあり。



腰部アーマーの可動。

腰部アーマーの可動。
フロント、サイド、リア全てボールジョイント接続。
太い腿の干渉で開脚ポーズなどでサイドが外れやすい。





下半身の可動。

股関節は根元が前後スイング、腿が軸接続+上下スイング+軸回転。
上の方でも書きましたが、股関節が詰まっているので足を閉じることが出来ません。
更に腿の軸回転も腰に引っかかりやすい。
あとノーマルでは気にならなかったのですが、開脚ポーズで接地しようとすると股関節の保持力が弱い。
どうにも勝手に開いてしまうし、前後にも動いてしまう。

膝は二重スイング。
膝アーマーは関節部に取り付けられていて、独自にスイング可能。

足首は脚部側ボールジョイント接続、足側が前方にボールジョイント接続。
白い部分がスイング、カバー部はノーマル同様に関節部に挟み込まれています。
あと何故かつま先ではなく踵が独立しているのですが、可動には特に意味を成しません。


総評。
肩関節はHG版よりも動きやすく、股関節は動きにくくなったという感想。
この機体の場合は肩が上がってくれるとポーズをつけやすいのでありがたいです。
股関節はもう少し広げたデザインでも良かったかなぁ。



立て膝はこのぐらい。


以下、仕様や武装の紹介。


スタンド接続パーツは股に固定。
本体が重いのでタイタスの場合はかなり不安定です。
そろそろこの接続方式にも何らかの改善点が欲しくなってきた。



コクピットハッチが開閉。
フリットは今回はパイロットスーツ版で作られています。
ランナー共通で私服姿のフリットも付属。
立ち姿のフリットはノーマル同様にハッチ裏に立たせられます。



手の形状はこの手刀状態の物が左右付属。




ビームショルダータックル/ビームニーキック。

肩アーマーは装甲が展開可能。
軸接続で引っ掛かりが無いのでかなり引き出せてしまいます。

ビームエフェクトは肩・膝で共用。
全て一つにまとめておける保管用のパーツも付属。



ビームラリアット。

劇中のように前腕が展開するギミックを搭載。
ビームエフェクトは袖を一度外してから挟み込む形で取り付け。
さすがに完全に浮かした状態には出来ないので、二箇所からリングが発生している形状に。


以下、適当にポージング。













体からビーム出しまくったら逆に戦いにくい気がする(笑
まぁ劇中でのリミッター解除状態での攻撃はエネルギーフィールド纏っての突撃でしたけどね。



ノーマルとパーツ入れ替え。
腕が重たくでノーマルの足が体を支えるのが難しい。


以上、MGのタイタスのレビューでした。

HG並みのペースで発売されたAGEシリーズ第2弾。
今回はプロポーションの良さが光ってますね。
幾つか発売されている中でこれだけドッシリ感のあるタイタスは初めてです。
関節構造もHG版より進化しており骨太ボディでもなかなかに動く。
開くといった可動が得意な分、股関節は閉じることが出来なくなってしまいましたが(苦笑
武装ギミックはHGの延長線上といったところですかね。


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