ダンボール戦機から「オーディーンM(ミリタス) [マルチウェポンラック装備]」のレビューです。
『ダンボール戦機ウォーズ』に登場するLBX。
伝説のLBXプレイヤーの一人、山野バンが使用した「オーディーン」の設計データをもとに、仮想国「グレンシュテイム」が開発したLBX。
バンのオーディーンはコアスケルトン「VX-13」の性能を最大限に引き出すことを目的としているが、
こちらは汎用のコアスケルトンにおいても従来以上の性能を発揮することを目的としているため、
外見こそ酷似しているものの、その開発コンセプトは大きく異なっている。
また、飛行形態への変形機構は健在だが、局地戦の多いセカンドワールド内での戦闘に対応するため、
飛行速度は大幅に抑えられている。
プレイヤーを選ばないクセのない操作性で最大限のパフォーマンスを発揮する、汎用機としての運用に相応しいオーディーン。
基本装備は片手銃「GP5K」。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・GP5K
・リタリエイター
・マルチウェポンラック
・マルチウェポンラック用接続パーツ4種
・変形用腕部×2
・スタンド
プロポーションをグルリと。
白いオーディーン。
各所アップ。
オーディーンM本体は、オーディーンの完全なカラバリキットになっています。
胸部にはクリアーパーツ。
パーツ割だけでは対応できなくなったカラーリングはシールによる再現。
オーディーンとはシールが必要になった部分と不必要になった部分が混在するので、シールの使用量はさほど変わりませんね。
ベースのオーディーンと。
あっさりとしたカラーリングが量産機っぽい。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
スイング+ボールジョイント接続。
変形機構の関係で上への可動範囲が特に広くなっています。
それ以外の可動範囲も十分に。
胴の可動。
腰部が軸接続。
旧仕様のキットなので、ここは回転のみ。
肩・腕の可動。
肩はボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕を挟む形で取り付け。
前に上にと不自由なく動いてくれます。
肘は単純スイング。
前腕側を引き出してやることで、写真の90度強まで曲げられます。
手首はボールジョイント接続。
腰部アーマーの可動。
フロントは上下スイング。
左右連結されてますが、いちおう分割しても保持できるようになっています。
ガンプラHGのように中心が細くはないので、ランナーの端を切るぐらいにニッパーにダメージがいきますが。
サイドはボールジョイント接続。
下半身の可動。
股関節はボールジョイント接続。
開脚幅はダン戦キット中ダントツの可動範囲ですが、外側へはほとんど広がりません。
腿上げは90度ほど。
膝は単純スイング。
肘同様に引き出せはするのですが、腿裏のスラスターの干渉でほぼ曲がりません。
足首はボールジョイント接続、つま先がボールジョイント接続。
つま先で接地補助が回るので、開脚時の接地性は高め。
ただつま先は保持力が弱いので、強化しないと辛いですが。
総評。
オーディーンは旧シリーズの中でも可動範囲がかなり広めだったので、今見てもさほど問題は感じないですね。
最新の干渉しまくるデザインの機体の方がよほど動かないです(笑
膝が曲がらないので、立て膝はかなり低めに。
以下、仕様や武装の紹介。
クリアー製のスタンドが付属。
オーディーン最大の問題点は、スタンド接続規格が独自の板ピンというところですね。
汎用性は史上最悪です。
旧仕様なので、コアが別パーツで両面シール付属。
背部ウイングは基部が軸接続+スイング。
ウイング自体はボールジョイント接続。
変形手順。
頭部を上げ、肩アーマーを下げ、前腕部を変形用に差し替え。
背部ウイングを基部ごと上に上げ、頭部を包むように閉じる。
つま先を180度反転。
脛アーマーを開け、膝から下を引き出し前方へ折りたたむ。
あとは足やウイングの角度を調節して変形終了。
飛行形態。
オーディーンの飛行形態はキレイにまとまっているのが素晴らしいですね。
後継機は何故あんな階段になってしまったのか(苦笑
飛行形態でもスタンドで飛ばせます。
スタンド裏には各形態時に使用しない前腕部を補完可能。
GP5K。
本キットの数少ない新規造形。
単色成型のハンドガンです。
リタリエイター。
ランナー共通なのでミリタスカラーで付属しています。
武器は本体カラーに左右されないはずですから、これはプラモオリジナルカラーということになるんですかね。
マルチウェポンラック。
恐らく本キット最大の目玉。
カラーリング再現のシールがビッシリ付属してます。
本体への取り付け方は、カスタムエフェクト「ホーリーランス」に付属していたような腰に挟むジョイント。
腰に挟むジョイントが2種、マルチウェポンラックを取り付けるジョイントが2種付属。
2つのジョイントの連結部分はクリック式でスライドするようになっています。
ちなみにマルチウェポンラックは、ウォーズシリーズのマルチギミックサックと同規格。
マルチウェッポンラックは、中央と外側がそれぞれボールジョイント接続。
先端には様々な武装のグリップを差し込めるジョイントが存在。
更に中央に開いている大きな穴は、LBXの肩ジョイントに対応しています。
以下、適当にポージング。
JETストライカー!
飛行形態でもマルチウェポンラックは共存できますね。
むしろLBX形態よりも干渉しないぐらい。
マルチウェポンラックはやはり他の武器を使ってこそ真価を発揮するわけで。
ウォーズシリーズのマルチギミックサック規格のパーツを取り付けてみたり、逆にマルチウェポンラックを取り付けてみたり。
ヒロ機をてんこ盛り。
活性化状態のヒロなら難なく扱える気もする。
マルチウェポンラックの一番面白い点は、LBXの腕をそのまま取り付けられる点ですね。
ただWシリーズ以降のボールジョントを備えた腰だと、この挟み込みは安定感が悪いのが難点。
以上、オーディーンMのレビューでした。
ゲーム限定機体の第2弾は、オーディーンの量産機ミリタス。
キットとしては前のドットブレイズとは異なり、そのままオーディーンなので感想は変わりませんね。
と言ってもオーディーン自体の出来がいいので、十分に満足できます。
このキットでの一番の目玉は新規造形のマルチウェポンラック。
これだけで色んな武装を展開させたりといった拡張性があるので、遊び甲斐のある良いパーツです。
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