ダンボール戦機から「ドットブレイズ」のレビューです。


『ダンボール戦機ウォーズ』に登場するLBX。
アンドレイ・グレゴリーの機体。
アーマーフレームのタイプはブロウラーフレーム。
セカンドワールド運営側が用意したLBX「ドットフェイサー」を、
メカニックである山茶花イスズがアンドレイ・グレゴリーのために再設計した機体。
かつてのロシウス連合領である中央アフリカ砂漠地帯に長期間の単独潜入作戦を行うことを前提に、
足回りをホバークラフトに換装し、防塵用のマントを装着。
従来のマルチギミックサックを廃し、ショットガン「SG5S」二丁を基本装備としている。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・ショットガンSG5S×2
・ゼットシューター
・ゼットソード
・ゼットシールド
・ゼットランス用刃
・各種グリップパーツ
・ドットフェイサー頭部
・ドットフェイサー肩部アーマー(左右各1)
・ドットフェイサー脚部(左右各1)




プロポーションをグルリと。

ドットフェイサーよりもかなりゴテゴテとしたデザインですね。







各所アップ。

キットはドットフェイサーのランナーがそのまま入っており、そこにドットブレイズ用のランナーが追加されています。
本体の新造部分は頭部、胴マント、肩アーマー、腰アーマー、脚部。
腿はデザイン自体は共通していますが、ブレイズ用のランナーから組み立てます。

ドットフェイサーからカラーリングが変化した部分はシールによる補完がされており、素組みでも十分な仕上がりになっています。



ドットフェイサーと。

真ん中の部分だけが同様のデザインという面白いカスタム機。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

二重ボールジョイント接続。

首周りにマントが増設されましたが、可動域に影響は無く十分に動きます。



胴の可動。

腰部が軸接続、引き出すことでボールジョイント可動。

ここは従来通り。




肩・腕の可動。

肩はボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕を挟む形で取り付け。
アーマーが大型化したことにより、若干動かしにくくなってます。
特に腕部のシールドのような部分と干渉しやすく、それを避けられる位置なら90度以上腕が上がります。

肘は単純スイング。

手首はボールジョイント接続。




下半身の可動。

股関節はボールジョイント接続。
ここの可動域はベースから変わりませんね。

膝は単純スイング。
ふくらはぎにボリュームのあるデザインになったので、90度も曲げられなくなりました。

足首はボールジョイント接続。
ジョイントが斜め前方の角度で接続されている独特の構造。
従来の足首ではないので、かなりクセが強くあまり動きません。


総評。
ベース機よりもデザインがゴテゴテとしているので、一部の関節は可動範囲が狭くなっています。



この脚部デザインでは立て膝は困難。


以下、仕様や武装の紹介。


ランナー共通なのでコアの形は変わりません。




マントを装着。

ウォーズシリーズでは初のマントですね。
従来通り説明書から切り取る紙製。

取り付け位置は背中のマルチギミックサック部分。
上から折り曲げて下に垂らすという形になっています。



ショットガンSG5S。

単色成型で2丁付属。
ギミックなどはありません。









ドットフェイサー ドットブレイズカラー。

ドットフェイサーのランナーも丸ごと入っているので、ドットブレイズカラーも組み立てられます。
ポリキャップは重複しないよう設計がされているので、頭部、肩アーマー、膝から下を差し替えるだけで作り替えられます。
カラーリング補完のシールもちゃんと付属。



ベースカラーと。






ゼットシューター、ゼットソード、ゼットライフル、ゼットハンマー、ゼットランス。

本体同様、これらも全て再現可能。



ゼットシールド。

各武装をマウント可能。
ドットブレイズでもマントパーツを全て外せばマウント出来ます。


以下、適当にポージング。








ホバーはポージングが難しいなと。
こういう時はスパ金電童のエフェクトが本当に役立ちますね。


以上、ダンボール戦機のドットブレイズのレビューでした。

アニメ放送が終わり、ゲーム限定機体からドットブレイズが立体化。
ドットフェイサーをベースとはしているものの、新規造形部分が多くカラーリングも変化しているので、
また新しい機体という気持ちで楽しめるキットになっていますね。
加えてドットフェイサーのパーツは全て付属するので、様々な遊び方の出来るプレイバリューにも優れたキットでした。


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