HMMから「Zナイト」のレビューです。
『装甲巨神Zナイト』に登場する装甲巨神。
ブルースター連邦軍ノーザナイツ所属のランス中尉の搭乗機。
ブルースター連邦軍の装甲巨神で形式名商のZ・A03は3番目に造られた機体、TYPE-KのKは騎士の英訳・Knightを意味する。
騎士型の装甲巨神であり、ボディはライブメタルという自己修復能力を持つ強固な装甲で作られ、
更に対ビーム兵器用のセラミックコーティングが施されている。
背部のバックパックには電子シールドを発生する為の大型電磁力装置、更に対白兵戦用のLM(ライブメタル:Live Metalの略)シールドを装備し防御力は万全である。
武器としては熱戦砲、レーザー砲、ロケット砲、ビームネイルなどを装備、ビームソードは銃剣として白兵戦で威力を発揮する。
他にミサイルランチャーやレーザーランス等の用途別重武装も装着可能としている。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
珍しく側面が縦表記のパッケージでした。
自分が購入したブキヤキットでは初めてです。
付属品一覧。
・ビームソード
・LMシールド
・持ち手A(左右各1)
・持ち手B(左右各1)
・平手(左右各1)
プロポーションをグルリと。
元を知らないのでどうこうとは言えませんが、プロポーションはかなりスタイリッシュですね。
メカメカし過ぎるデザインが最高にカッコいいです。
各所アップ。
頭部バイザーはクリアーパーツ。
内部はシルバーの塗装済みパーツになっています。
青と黒はそれぞれメタリック成型。
左胸の弾頭(?)など細々した部分まではさすがにカラー再現されていませんが、大まかにはパーツ割りだけで再現されています。
HMMということでボルトパーツなど小さいパーツもありますが、全体を通してそう組みにくかった印象は無いですね。
マーク等を再現する水転写式デカールが付属。
MGガンダムと。
スケールは1/100になっています。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
ボールジョイント接続。
単純な可動なのでそこそこ。
横は赤い部分の上に顎を乗せる事も出来ます。
胴の可動。
胸部が軸接続、腰部がボールジョイント接続。
いちおう胸部は引き出すと前後スイングするのですが、わずかなのであってないような物。
実質的に腰部のボールジョイントのみの可動なので、首同様にそこそこ。
肩・腕の可動。
肩は根元が上下スイング+前後スイング、上腕が軸接続+上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕軸に通っており、独立してスイング。
肩を引き出せば前方へも比較的動きます。
上への可動もアーマーの独立でかなり動かしやすいですが、ちょっと上腕が抜けやすい。
肘は二重スイング。
ポリキャップが使われていないのでキシキシです。
180度までは行きませんが、十分曲がります。
手首は左右スイング+軸接続。
籠手部分は二軸スイングで開きます。
スイング方向が珍しい関節ですね。
ただ実際に武装を持たせて動かしてみると、この向きが便利だったりします。
腰部アーマーの可動。
サイドが軸接続+上下スイング。
下半身の可動。
股関節は軸接続+上下スイング+軸回転。
開脚は180度とまではいきませんが、十分に開きます。
腿上げはサイドアーマーの限界で90度ほど。
膝は二重スイング。
肘同様にポリキャップレスでキシキシ音がします。
ここも180度までは曲がりません。
足首は前後スイング+軸接続+前方スイング+左右スイング、つま先が二段階にスイング。
前方は装甲の干渉であまり行きませんが、後と横は凄まじい可動域を誇っています。
総評。
胴体部分はあまり動きませんが、腕や脚の可動域はかなり優秀ですね。
どちらもこれだけ動かせれば、派手なポージングでも不自由をしません。
脚の長さのバランスが良く、立て膝はやり易いです。
以下、仕様や武装の紹介。
スタンド接続は股後方のカバーを外した所に。
バックパック下の穴もいちおうスタンド対応しています。
突き出した部分なのでここで浮かせるのは不安ですが。
コクピットハッチ(顔)が開閉。
中にはシートがありますが、さすがに誰も座っていません。
あと関係ありませんが、後頭部のブレード状の部分が可動します。
メタルハート。
左右の胸部装甲を開き、内部のハッチを開けます。
ここの色分けは無し。
ビームソード(40mmパルスレーザー)。
三色成型。
持ち手は二種類あり、射撃用の方は角度が付いています。
と言っても射撃専用ではないので、剣としても角度の付いた持たせ方は出来ます。
鍔のジョイントを起こし、サイドアーマーのボルトを外した位置にマウント可能。
ただ射撃用のグリップが思いっきり肩と干渉しますが。
LMシールド。
こちらは四色成型。
グリップで持たせる形で、基部とグリップがそれぞれ回転するので構えやすいです。
グリップで持たせる他に、ジョイントで直接前腕に取り付ける方法も。
どちらも場合もグリップがあると邪魔なので、この方法の場合は外した方が楽。
先端のパイルバンカーは伸縮可能。
シールド裏にはビームソードをマウント出来ますが、向き的に抜刀が決まらないのが残念。
シールド上のくぼみは、40mmパルスレーザーを構える際のスタンドとして使えます。
サイズの関係でどうしても銃身は上向きになってしますが。
以下、適当にポージング。
これだけ派手に動かせると楽しいですね。
こんな派手にアクションする機体か知りませんが(笑
ところで解説には搭載武装が色々と記載されていましたけど、どこがどれなんですかね。
とりあえずそれっぽいのは左胸と肩?
以上、HMMのZナイトのレビューでした。
ゾイドシリーズの後継作品にあたるZナイトシリーズが、同じくゾイドシリーズを扱っていたHMMからキット化。
造形は獣型から人型にデザインを変更したという感じで、HMM特有のメカニカルな雰囲気がそのまま継承されています。
可動範囲も腕や脚などは非常に広く確保されており、多種多様なポージングが可能。
付属武装は剣と盾というシンプルなものですが、両者ともそれを補うギミックがあるのでプレイバリューの点でも十分。
あまりお安くはないので気軽にオススメはできませんが、デザインさえ好みであればきっと満足のできる物だと思います。
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