HGUCから「ゼータガンダム」のレビューです。
『機動戦士Zガンダム』に登場するモビルスーツ。
カミーユ・ビダンの搭乗機。
エゥーゴが推進するZプロジェクトによって開発された攻撃用可変MS。
新素材のガンダリウムγや高出力の超小型核融合炉、フライング・アーマーなどに加え、
ティターンズから強奪したガンダムMk-IIがもたらしたムーバブルフレーム技術の融合によって誕生した。
変形する事で機体特性を変更するTMSは、グリプス戦役当時には各陣営が開発、運用していたが、
Zガンダムは宇宙空間から標準兵装のまま大気圏に突入し、降下中も戦闘能力を失わず、重力化では即座に作戦行動に移行できるという画期的な機体であった。
MSとWR(ウェイブライダー)の機能を合わせ持つことで非常に高コストな機体となったものの、当時を象徴する屈指の名機と評価されている。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・ビームライフル
・ハイパーメガランチャー
・ビームサーベル×2
・シールド
・グレネードランチャー追加マガジン×2
・変形用ボディ
・ハイパーメガランチャー用ランディングギア
・スタンド接続パーツ
プロポーションをグルリと。
REVIVEの流れを汲むスタイリッシュなプロポーション。
各所アップ。
「GUNPLA EVOLUTION PROJECT」というHGUC内の新カテゴリーの第1弾。
といってもポリキャップはREVIVE等と同じPC-002だったりと、何かが劇的に変わったということはありませんが。
シール使用箇所は頭、肩、腕、脚、フライングアーマー。
素組みで足りない色はフライングアーマー上の白ぐらいで、十分な仕上がり。
RG版と。
胴体部分のバランスが大きく違いますね。
Mk-IIと。
プロポーションの方向性は同じ感じ。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
根元が後方スイング、頭部がボールジョイント接続。
上は少し動かしにくいかな。
横は狭い襟内でもそれなりに動かせますが、かなり窮屈。
胴の可動。
胸部がボールジョイント接続+上下スイング、腰部がボールジョイント接続。
関節が多いこともあり前がかなり動きます。
回転は制限なく。
肩・腕の可動。
肩は根元が引き出し+前後スイング+上下スイング、上腕が軸接続+上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕を挟むように取り付けでスイング、外側がスイング。
このキットの可動面での最大の売りになっているだけあり、前にも上にもかなり動きます。
ただRGでもそうだったんですが、肩アーマー側面がすぐ引っ込むので本当にイライラする。
肘が2重スイング。
手首がボールジョイント接続。
腰部アーマーの可動。
フロントがボールジョイント接続。
サイドが上下スイング+軸接続。
リアが上下スイング。
下半身の可動。
股関節は軸が上下スイング+軸接続+上下スイング、腿が軸回転。
開脚も腿上げも問題なし。
膝が2重スイング。
ここが最大のガッカリポイント。
HG史上最高レベルの可動とうたっているのに、これだけしか曲がりません。
しかも膝アーマーが飛び出して見た目も変なことに。
足首が左右スイング+ボールジョイント接続、つま先がスイング。
足首前後の装甲がスイング。
ただのボールジョイントではないので、横にもそこそこは動きます。
総評。
可動を売りにしているだけあり、上半身の可動域はなかなかのものですね。
HG史上最高レベルの可動なのに、膝関節はどうしたんでしょうか。
立て膝はこのぐらい。
首が少し動かしにくく感じたので、襟足を思い切って削りました。
以下、ギミックや付属品の紹介。
フライングアーマーは2軸接続。
旧HGUC版よりは関節が多いものの、実際に動かしていると思ったほど融通が利かず煩わしさが。
せめてボールジョイント接続なら、もう少し動かしやすかったのに。
ウイングは2段階に展開。
スタビライザーが2段階スイング。
グレネード・ランチャー。
発射口ハッチが開閉。
追加マガジンも左右分付属。
ビーム・ライフル。
黄色い部分はグリップ上のみシール有り。
銃身が伸縮。
グリップを畳み、ジョイント起こして腕にマウント可能。
ハイパー・メガ・ランチャー。
砲身が伸縮。
グリップ、左右のフォアグリップはそれぞれハッチとグリップが可動。
ビーム・サーベル。
2本付属。
サイドアーマーの格納ギミックは無し。
ビーム刃はライフル、ランチャーに取り付け可能。
シールド。
接続部分が軸接続。
差し替えで伸縮。
以下、変形の紹介。
変形に使用するパーツは左。
旧HGUCとは違い、腕も使用します。
ボディ部分は変形用を使用。
ボディ裏面に腕を取り付け。
ボディ表面に胸部装甲、背部装甲、サイドアーマー、リアアーマーを取り付け。
脚部は膝裏のパーツを外し、膝を折りたたんでから再度取り付け。
足首を中に押し込み、つま先をまっすぐに。
ボディ側面に脚部、間にスタビライザーを取り付け。
ボディ裏面の中央にシールド、腕にかぶせるようにフライングアーマーを取り付け。
ウェイブライダー形態。
差し替え変形なので、文句なしのフォルムにカッチリ感。
スタンド接続パーツが付属するものの、アクションベース2限定対応。
不便なので自分は強引に穴を開けて使っています。
スタビライダーにビームライフルを取り付け可能。
シールドにハイパーメガランチャーを取り付け可能。
こちらにはランディングギアパーツも付属しています。
以下、適当にポージング。
ここからいなくなれぇ。
キリマンジャロへ。
さすがに乗せるのはギリギリ。
これでガンダムにゼータがリニューアル。
こうなるとダブルゼータもリニューアルして欲しいけど、あれはそこまで古いキットじゃないからなぁ。
MGのリニューアルのついでにやってくれればなんて(笑
以上、HGUCのゼータのレビューでした。
ガンプラ40周年に向けた新シリーズGUNPLA EVOLUTION PROJECTの第1弾。
プロポーションはREVIVEシリーズを継承したスタイリッシュ路線ですね。
新シリーズの売りとなっている可動面ですが、上半身は見事。
ただ下半身は上半身ほど力が入っているようには見えず、なんとも中途半端な感じに。
HG史上最高レベルなんて余計にハードルを上げるから、変にガッカリ感が出てしまいますね。
武装類は一通り付属し、差し替え変形によるウェイブライダーの再現もバッチリ。
可動に微妙なところあるといっても旧HGUCとは比べ物にならないほど動かせますし、待ち望んでいたゼータのリニューアルで満足の出来でした。
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