HGUCから「ガンダムTR-6 [ウーンドウォート]」のレビューです。
『ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに』に登場するモビルスーツ。
TR計画の集大成である、ガンダムTR-6全形態の中核となる素体MS。
オプションの換装と運用を行う管制ユニットとしての使用を前提とした小型MSで、装甲などは最低限しか施されていない。
各形態時のジェネレーターとして機能するため、左右の大腿部に2基、ブーストポッドに1基の計3基のTR新型ジェネレーターを搭載。
その出力を活かして高機動MS的な運用や、MA形態に変形しての大気圏内での飛行も可能。
コクピットを内蔵する胴体部分は分離機能を備え、モビルポッドに変形したプリムローズ2となる。
プレミアムバンダイのホビーオンラインショップにて受注販売された、2018年6月発送商品。
ではレビューは下からどうぞ。
付属品一覧。
・コンポジットシールドブースター
・クローモード用ケーブル
・クローモード用パーツ×2
・MA用ボディ
・MA用ウイングパーツ×2
・平手(左右各1)
・スタンド×2
プロポーションをグルリと。
最近のHGシリーズらしく、イラストよりもスタイリッシュな印象。
各所アップ。
プレバン限定販売のガンプラでは初(?)のポリキャップを除いて完全新規キットになっています。
シール使用箇所は頭、肩、腰、脚。
マーキングシールも付属。
Mk-2と。
小柄に見えるデザインですが、身長だけで言えばそれなりのボリューム。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
根元が前後スイング、頭がボールジョイント接続。
特に不自由なく動きます。
胴の可動。
腹がボールジョイント接続、腰が軸接続。
サイズ的に複雑な関節が仕込めないので、シンプルな構造で前後の可動域はあまり広くありません。
回転はアーマーが窮屈ですが可能。
肩・腕の可動。
肩は根元が前後スイング+軸接続、上腕が上下スイング+軸回転。
前にも上にも動きます。
肘が2重スイング。
かなり独特な形で曲がります。
手首が軸接続+スイング。
下半身の可動。
股関節が軸接続+上下スイング、腿が軸接続+スイング。
腿の方のスイングは変形用で、これを利用すると開脚幅が広くなります。
膝が2重スイング。
変形用の構造でもあるので、正座レベルで曲がります。
足首というかスタンド部分がスイング。
総評。
独特な構造ではありますが全体的にちゃんと動いてくれますね。
立て膝はバランスが取りにくいですが、脚の可動と長さ的にはキレイに決まります。
以下、ギミックや付属品の紹介。
最近のHGシリーズのスタンドが2つ付属。
スタンド接続は腰後にジョイントパーツを取り付けて対応。
平手はしなやかさのある造形になっており、手首のスイングもあり。
フロントアーマーにはサブアームがありますが、ただ展開するだけなのでまともに使えません。
コンポジット・シールド・ブースター。
グリップが可動するものの、形状的に物凄く構えにくい。
手の甲がポロポロ外れるのもイライラする。
この細腕で保持力が十分あるのは良いですが。
パーツの差し替えでクローモードに。
付属のリード線が短いのであまり自由は利きません。
更に肩に接続するジャバラアームが肩の可動を思いっきり阻害し、より扱いにくく。
以下、MA形態の紹介。
本体をここまで分解。
頭+胸の部分は余剰に。
腕を折りたたみ、MA用ボディパーツに肩パーツと共に取り付け。
腰ブロックは三角形のパーツを外し、機首部分を上に。
MA用ボディ部を取り付け、フロントアーマーを前に。
股関節と腿関節を開き、膝を畳む。
外側にMA用のウイングパーツを取り付け。
あとは上のボディ部に合体させて完成。
MA形態。
こじんまりとした可愛らしいMA。
差し替えなのでキレイにまとまってます。
以下、適当にポージング。
カッコいいけど難易度の高い武器ですねコンポジットシールドブースター。
以上、HGUCのウーンドウォートのレビューでした。
プレバンで完全新規キットという、かなり挑戦的なリリースとなったウーンドウォート。
一般販売しないからと手を抜くことはなく、本体の出来は見事。
可動面も十分に機能してます。
MA形態は差し替えでまとまった仕上がり。
武装のコンポジットシールドブースターは差し替えにより2形態を再現しており、扱いにくいもののプレイバリューは十分に。
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