HGUCから「グスタフ・カール(ユニコーンVer.)」のレビューです。
『機動戦士ガンダムUC』に登場するモビルスーツ。
地球連邦軍の主力量産機であるRGMシリーズの直系にあたるMSとして開発された機体。
同時期にUC計画の関連機として開発・配備されたジェスタとは別ラインで開発がすすめられた。
汎用性を維持したまま機体の大型化と重装甲化することを主眼に置き、
大出力ジェネレーターの搭載や、機体各所に多数のスラスター、姿勢制御バーニアを配置することで、大型機でありながら機動性や運動性を確保している。
武装面でも固定火器を極力排し、連邦軍主力MSと同じ物を使用できるようにしたことで高い運用性を有している。
こうしてジェガンを凌駕する高スペック機として完成したグスタフ・カールは、U.C.0096には先行運用が行われ、シャイアン基地で2機が配備。
U.C.0097には正式配備が決定されたと言われており、バリエーションである軽装型が存在したとされる。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・ビームライフル+持ち手(右1)
・ビームサーベル刃×2
・シールド用アーム
プロポーションをグルリと。
頭と胴体が小さめの最近のHGプロポーションなので、下半身のボリュームがより目立ちますね。
各所アップ。
頭部バイザーにクリアーパーツ。
シール使用箇所は頭、腰、脚。
ガンダムと。
縦も横も差が凄い。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
根元が後方スイング、頭がボールジョイント接続。
上への可動域が広いです。
腹がボールジョイント接続、腰がボールジョイント接続。
かなり詰まったデザインなので、前後はほぼ動きません。
回転は腹側を強引に動かして5枚目程度。
肩は根元が引き出し+前後スイング+上下スイング+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーの青い部分がスイング。
引き出し機構で前にも上にも動きます。
肘が2重スイング。
手首がボールジョイント接続。
フロントアーマーがボールジョイント接続。
サイドアーマーが上下スイング。
リアアーマーが上下スイング。
ボリュームがあるデザインなので、リアも動いてくれるのは助かりますね。
股関節は軸が上下スイング+軸接続+上下スイング、腿が軸回転。
脚にボリュームがあるので、股関節をかなりキツめに強化しないとまともに開脚ができません。
膝が2重スイング+引き出し。
引き出すことで曲がり方がかなり広がります。
足首が前後スイング+左右スイング+ボールジョイント接続。
横はかなり窮屈。
総評。
ボリュームゆえの動かしにくさや保持力の問題がありますが、膝の引き出しなど可動域を広げようという工夫は良いですね。
以下、ギミックや付属品の紹介。
シールドはボールジョイントを含めた4軸で可動。
アームを伸ばした状態は差し替え。
グレネード・ランチャー。
左袖のハッチが開きます。
ビーム・ライフル。
持ち手は右のみ。
ビーム・サーベル。
サイドアーマーが開き、中にグリップ。
以下、適当にポージング。
このプロポーションにしては派手に動かせるなと。
UCでの拘束シーンって体格差的に無理がありすぎますね。
斜面だったとはいえ、頭に手なんて回らんわ(笑
以上、HGUCのグスタフカールのレビューでした。
UCの終盤に登場したグスタフ・カールが、NTでの再登場を機に遂にキット化。
連邦軍量産機としてはかなり珍しいボリューム感のある機体ですね。
ボリュームゆえに可動面に厳しいところはありつつも、思ったよりも動く印象。
武装のギミックは完備しておりプレイバリューは十分。
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