HGUCから「イフリート・シュナイド」のレビューです。


『機動戦士ガンダムUC』に登場するモビルスーツ。
フレッド・リーバーの搭乗機。
8機製造されたイフリートの内、ジオン公国軍マルコシアス中隊総隊長のダグ・シュナイドが搭乗していた機体を改修した機体。
紫の機体色は彼のパーソナルカラーで、機体名も彼の名前から取ったとされる。
機体を引き継いだ元地球連邦軍人のフレッドにより一年戦争集結後も使用され続け、十数年に亘る改修の結果、
ジェネレーター出力は原型機の2倍近い数値となり、それをアクチュエーターの駆動トルクの向上に利用。
高出力で得られた瞬発力によって、より高度な格闘戦性能を有した。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・ジャイアントバズ+持ち手(右1)
・ヒートダート(使用)×2
・ヒートダート(収納)×14




プロポーションをグルリと。

最近のHGらしいスタイリッシュなプロポーション。
ただシュナイドはUCの機体なのでイラスト通りだったりもするんですよね。





各所アップ。

シール使用箇所はモノアイ、背中、腰、足。
背中の中央のスラスター(?)がシール補完されているのは珍しいですね。
素組みでも十分な仕上がりです。



グフと。

陸戦格闘機の先輩?



RE/100のイフリート改と。

プロポーションの方向性は同じですね。


下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元が前後スイング、頭がボールジョイント接続。
モノアイが可動。

RE/100ほどでないしろ、動かしやすい方かなと。
モノアイは頭頂部を外して動かすのですが、引っ掛かりが無く物凄く外しにくい。



胴の可動。

胸がボールジョイント接続+上下スイング+軸回転、腰がボールジョイント接続。

最近のHGらしい構造で動かしやすいですが、回転は腰とバックパックが繋がっているためほとんど回りません。



肩・腕の可動。

肩は根元が引き出し+前後スイング+上下スイング、上腕がボールジョイント接続+上下スイング+軸回転
肩アーマーは上腕に接続で、上下スイング+ボールジョイント接続。
EVOゼータ以降の構造で前にも上にも凄まじく動きます。

肘が2重スイング。

手首がボールジョイント接続。



腰部アーマーの可動。

フロントが中央連結の切り離すことでボールジョイント接続。
サイドが上下スイング+軸接続。
リアは固定。




下半身の可動。

股関節は軸が上下スイング+軸接続+上下スイング、腿が軸回転。
開脚も腿上げもいいのですが、開脚時のサイドアーマーの外れやすさはいい加減どうにかならないものかと。

膝が2重スイング。
ビックリするほど深く曲がります。

足首が前後スイング+ボールジョイント接続。
どの方向へもそこそこ。


総評。
ジオン系機体特有の動かしにくさはありつつも、最新のHG構造で全体的に動かしやすいですね。



立て膝はこのぐらい。



足首の可動が物足りなかったので、陸戦型ジムと同様にポリキャップが動かせるように削りました。

これで横の可動域が広がり、関節を引き出した限界では3枚目ほどの可動域に。


以下、武装の紹介。


ヒート・ダート。

使用状態はクリアー製の刃の物が2本付属。

マウント状態は、両肩に8本、左腕に4本、リアアーマーに2本。
サイズがサイズなので、手動かしているとどうしても外れやすいです。



ジャイアント・バズ。

グリップ、フォアグリップ、スコープが可動。


以下、適当にポージング。











ヒートダートを扱うにあたっては、平手が無いのは面白みに欠けますね。


以上、HGUCのシュナイドのレビューでした。

RE/100とは色んな意味で逆順にキット化された、HGUC初のイフリートとなるシュナイド。
最近の主流となっているスタイリッシュなプロポーションですが、今回は文句を言われる筋合いのない設定どおりですね。
可動面も最新フォーマットになっており、デザインの制限を除けば動かしやすい。
武装は劇中で使用したものは揃っており十分ですが、ヒートダートのような武器に平手を用意してくれないのは残念。
バーザムと似た感想になりますが、格闘機のイフリートは今の時代にキット化をしてくれて良かったなという満足度でした。


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