HGIBOから「モビルレギンレイズ(ジュリエッタ機)」のレビューです。


『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するモビルスーツ。
ジュリエッタ・ジュリスの搭乗機。
ギャラルホルンがグレイズの後継機として研究を進めていた次世代型の最新鋭機。
開発の系譜はグレイズから引き継ぎつつ、グレイズよりも対MS戦闘に特化したプランが採用されている。
これまではMSの存在自体が抑止力であり、メンテナンス性の高さや、運用面での扱いやすさに重きが置かれていたが、
鉄華団によるエドモントン侵攻が、より重火力、重装備、高出力の開発計画を後押し、採用が本格化した。
初期にロールアウトした十八機のうち一機は、パイロットのジュリエッタの意向を汲む形で、高機動、高出力化のカスタマイズが施されている。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・ライフル
・ツインパイル×2
・ツインパイル用リード線
・ガントレット×2
・交換用頭部パーツ
・ジョイントパーツ



プロポーションをグルリと。

イラストや劇中よりもかなり緑が濃いですね。





各所アップ。

グレイズの次世代機ということで、キットとしてもフレーム部分ごと完全新規造形。

シール使用箇所は頭、胸、背中。
色分けは素組みでも十分です。



グレイズと。

同じ要素はチラホラとありつつも、全体的には別物ですね。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

2重ボールジョイント接続。

前後はいいのですが、頭の横にある部分が横を向く際などに物凄く邪魔になっています。



胴の可動。

胸部がスイング、腰部がボールジョイント接続。

この可動はやはりいつも通り。
グレイズとは違い腰の回転が楽になったのは良いですね。



肩・腕の可動。

肩は根元が前方スイング+上下スイング+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーは基部が上下スイング、アーマー自体が軸接続。
構造はグレイズを踏襲してるので、前も上も動かせます。

肘がスイング。

手首がボールジョイント接続、手自体がスイング。
ここはグレイズどころか今までのどのMSにもなかったような新構造。




下半身の可動。

股関節が軸接続+上下スイング、腿が軸回転。
腿アーマーがボールジョント接続。
フロントアーマーがないので、グレイズとは違い腿が大きく上がります。
ここの難点は腿アーマーが外れやすいこと。

膝が2重スイング。
グレイズほどとはいきませんが、十分深く曲がります。

足首が左右スイング+左右スイング+前後スイング、踵がスイング。
カバーがボールジョイント接続。
グレイズに比べると独特な構造ですが、横への可動域は凄まじいことに。


総評。
全体的にグレイズよりも動かしやすくなっていいのですが、頭だけは動かしにくいですね。



腿が上がるので、立て膝は鉄オルシリーズでもダントツのやり易さ。



首の動かしにくさを少しでも改善しようと思い、この部分を削り落しました。
これで劇的に変わるわけではないですが、横を向く際の干渉は減ります。


以下、ギミックや付属品の紹介。


頭部のセンサーの露出は、上のカバーだけでなく下の白い部分も下げます。

頭部カバーは指揮官機用のアンテナ付きも付属。



背部スラスターは基部の軸接続と2重スイングで可動。
上下のノズルもそれぞれ可動。





ライフル。

バレル部分は外してショートバレル状態に。

ライフル本体とマガジンはそれぞれ本体のハードポイントにマウント可能。
ハードポイントは肩、腰横、腰後に存在。



ツインパイル。

手の形状が従来とは異なるので、持ちかえの度にグリップ周辺をバラす必要があるのが少し面倒かな。
グリップ底のアンカー展開用のリード線が付属。
アンカーが小さいので飛ばしやすいですが、本体側のリード線がかなり抜けやすいのが難点。



ガントレット。

手首裏に取り付け。



リアアーマーに取り付けるジョイントが付属。


以下、適当にポージング。










ツインパイルは色んな使い方ができて面白いですね。



似た者同士?


以上、HGIBOのレギンレイズのレビューでした。

グレイズの後継機にして、ギャラルホルンのエース級のジュリエッタのレギンレイズ。
グレイズの流れも組みつつも、戦闘用にガッシリしたデザインに。
可動面は首が少し動かしにくいものの、それ以外はグレイズよりも向上。
付属品は専用武器のツインパイルを含め充実しており、プレイバリューは問題なし。
グレイズの後継機にふさわしい満足度でした。


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