HGIBO 「百錬」 レビューです。


『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するモビルスーツ。
テイワズ及び、その下部組織で運用されている主力の汎用型MS。
限定になっているのは厄祭戦後期に開発が計画されていた高出力機で、
当時の設計図を入手したテイワズの技術者たちが、長い年月をかけてようやくフレームの完成に漕ぎ着けた。
動力は旧時代のエイハブ・リアクターを流用しており、完全なテイワズ製のMSとは言えないが、
ギャラルホルン以外でフレーム開発に初めて成功した貴重な機体。
フレーム開発の難しさから大量生産するためのラインは未だに整っておらず、稼働している機体は44機のみで、
アステロイドベルトやデブリ帯での運用を主とした重装甲装備が基本。
機体重量をあえて上げることで、衝突エネルギーへの耐性を高めている。
MS戦では、その特徴を生かして近接戦闘戦で特に強みを発揮する。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・ライフルカノン
・片刃式ブレード+鞘




プロポーションをグルリと。

イラストに比べると上半身のボリュームが大分違いますね。





各所アップ。

シール仕様箇所は目と、胸と肩の黄色い三角。
カラーリングは腕の白い部分がシールも無く再現されていない点以外は十分。
足裏は肉抜き穴がガッツリと、謎の3mm穴。



百里と。

胸部や腕部などデザインの似た部分があるのが同勢力機らしいですね。



グレイズと。

勢力別フレーム量産機。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

2重ボールジョイント接続。

デザイン的に横が動かしにくいです。
かなり強引に動かすと、襟の中に顎を入れることまで可能。



胴の可動。

腹部と腰部の2箇所ボールジョイント接続。

反らせるのは良いですが、前にはあまり動きません。
あと反らせるとパイプが思いっきり浮くのはデザイン的にはダメなんでしょうね(笑
回転は制限なし。



肩・腕の可動。

肩は根元が前方引き出し+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕外側に取り付けでスイング。
前への可動域はかなり広め。
上への可動はアーマーを上げれば腕を上げられますが、見た目はかなり崩れます。
ただグリグリ動かしていると引っかかりが多く、ボールジョイントが頻繁に外れるのが厄介。
上腕の回転は押し込んだ状態だとほとんど回りません。

肘が2重スイング。

手首がボールジョイント接続。



腰部アーマーの可動。

サイドが軸接続+上下スイング。




下半身の可動。

股関節は軸接続+上下スイング、腿が軸接続。
開脚幅は十分。
腿上げはゴツイ腿の関係で90度までは上げられません。

膝が2重スイング。
ピッタリくっ付いているので、デザイン的には限界まで曲がっています。

足首が前後スイング+左右スイング+軸接続。
前後左右とどの方向への可動域も確保されています。


総評。
全体的にマッシブな割には可動域は確保されていますね。



立て膝はこのぐらい。


以下、ギミックや付属品の紹介。


リアアーマーのスラスターが可動。



ナックルガード。

サイドアーマーの先端から取り外して持たせます。



ライフルカノン。

特にギミックは無し。



片刃式ブレード。

鞘はリアアーマーのスラスターの上にマウント。

グリップが丸いのでクルクル回ってしまいやすいです。
加えて手の甲の接続ピンが異様に浅く薄いせいでポロポロ外れてイライラする。


以下、適当にポージング。









グレイズのライフルはフォアグリップがあったから良かったけど、こういう場合には平手が欲しいなぁ。



オプションセット2からグレネードランチャーとロケットランチャーを。

ブレードの鞘のマウント部分は、百里の武装ジョイントと同規格になっています。



おでかけ。


以上、HGIBOの百錬のレビューでした。

テイワズにおけるフレーム量産機の百錬。
百里とは逆にマッシブなプロポーションが特徴的ですね。
マッシブながら可動範囲もちゃんと確保されているので、動かすのにそう不自由する事もなく。
付属品は基本武装は揃っているものの、今回は出来れば平手が欲しかったなと。
そういう個人的な不満を除けば満足のキットでした。


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