HGIBOから「ガンダムグシオン」のレビューです。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するモビルスーツ。
クダル・カデルの搭乗機。
ガンダム・フレームを採用したMSの中で、現存が確認されている26機のうちの1機。
近年、航路としての使用が困難な高密度のデブリ帯の中で発見され、その宙域を縄張りとする海賊達の手を転々としていた。
ブルワーズの手に渡った後は、MS隊の隊長を務めるクダルの機体となる。
二基のエイハブ・リアクターの高出力に任せた超重量装備が施されており、
装甲の内部には大型の推進剤タンクを搭載し、機体重量に伴う燃料消費のリスクを軽減している。
それでも単独での飛行距離は短く、長時間に及ぶ戦闘には不向き。
そうした欠点を含めても、対空機銃程度では歯が立たないほどの分厚い装甲は、それだけで脅威となっている。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・サブマシンガン
・グシオンハンマー
・グシオンハンマー用マウントパーツ
・平手(左1)
プロポーションをグルリと。
ガンダムフレームが本当に収まっているのかと言いたくなるほどのずんぐりむっくり体型。
どうしてもカエルっぽく見えてしまって(笑
各所アップ。
シール仕様箇所は目、胴体のグレー、肩の白い矢印、フロントアーマーのブルワーズのマーク。
素組みで十分過ぎる仕上がりです。
バルバトスと。
設定では同じ身長ってどういうことなのかと。
HG版が全体的に小さいのか、設定がおかしいのか。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
2重ボールジョイント接続。
デザインの割にどの方向へもちゃんと動きます。
胴の可動。
腰部がボールジョイント接続。
ジョイントが1つということもあり前後はほとんど動きません。
回転は問題なし。
肩・腕の可動。
肩は根元が前方引き出し+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕を挟む形で取り付け。
前はかなり良く動き、上にも90度ほどは上げられます。
肘がスイング。
90度ほど。
手首がボールジョイント接続。
普段は良いですが、グシオンハンマーを片手持ちさせると完全に負けます。
腰部アーマーの可動。
フロントは左右連結されており、切り離すと独自にスイング。
ただ今回は切り離すことを想定しないほど軸が太いですが。
サイドは上下スイング+軸接続。
リアは固定。
下半身の可動。
股関節はボールジョイント接続。
関節周りのクリアランスが大きめなので、ボールジョイント的な不自由さはあまり感じることなく動かせます。
ただ腿上げはかなり窮屈。
膝が2重スイング。
90度以上は曲がってくれます。
足首が前後スイング+ボールジョイント接続。
ほぼ足が埋もれてしまっているので、可動域はあまり広くありません。
総評。
全身が装甲に覆われすぎなので、さすがに今までのオルフェンズMSより可動面は劣りますね。
まぁそれでも不自由を感じるレベルではなかったりしますが。
立て膝はこのぐらい。
以下、ギミックや付属品の紹介。
サブマシンガン。
砲身自体には特にギミックは無し。
リアアーマーを開いてマウント可能。
グシオンハンマー。
グリップ下が外れるので、手の甲を外さずに持たせられます。
片手で持たせるには厳しい重さで、手首がへたったり回ってしまったりと全く安定しません。
手首のジョイントを太らせれば改善されますが、左手は平手との交換の際の抜き差しが折れそうで怖い。
背部にジョイントパーツを取り付ければマウント可能。
ただ挟んでいるだけなので、ここも調整しないとユルユルです。
ジョイントはボールジョイント接続になっています。
以下、適当にポージング。
この巨体でこのハンマーを振り回す威力は恐ろしい。
ようやくオルフェンズMSで平手のあるキットが出ましたね。
頼むから左手ぐらい標準化して欲しいものです。
三日月には全く歯が立たず。
以上、HGIBOのグシオンのレビューでした。
劇中に登場した2機目のガンダムフレームのグシオン。
バルバトスとは真逆となる装甲に包まれたデザインが特徴的。
可動範囲もバルバトスとは比べ物にはなりませんが、それでも別に動かないわけではなく。
付属品は基本装備に加え、平手が付属するのがポイント高いですね。
特に文句のつけどころも無い良キットでした。
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