HGIBOから「グリムゲルデ」のレビューです。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するモビルスーツ。
仮面の男(マクギリス・ファリド)の搭乗機。
300年前の厄祭戦末期に開発された機体。
フレームにはヴァルキュリア・フレームを採用し、当時のMSと比較して軽量で、高い機動性に重点を置いた設計思想で組まれている。
宇宙空間では高い機動性と小回りの利く挙動を、地上では重力の影響を最小限に抑えた軽快な足さばきを実現するが、
重たい一撃を見舞うためには重心コントロールが重要で、高い操縦技術を要する。
同時期に開発されたガンダム・フレームの陰に隠れる形となり、ヴァルキュリア・フレームの機体は少数しか生産されることは無かったが、
戦後、MSの開発現場ではヴァルキュリア・フレームの性能が評価され、以降のギャラルホルンのMS開発はヴァルキュリア・フレームをベースとして行われるようになる。
現行の主力MSであるグレイズは、グリムゲルデの基本構造を踏襲する形で設計が見直されており、
今なお、開発の系譜が生き続けている唯一のMSとなった。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・ヴァルキュリアライフル
プロポーションをグルリと。
カラーリングといい、ガンダムフレーム機と同じぐらいワンオフ機っぽい雰囲気ありますね。
プロポーションはイラストと比べても遜色なし。
各所アップ。
キットは完全新規造形。
フレームのランナーはヴァルキュリアフレームになってますが、このフレームを使う機体は今後出るんですかね。
シール使用箇所は頭部とシールド中央。
前腕やふくらはぎのケーブルの白、上腕にすねや足の紺が素組みでは再現されていません。
グレイズと。
胸部の下にケーブルが伸びている感じはそのままですね。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
2重ボールジョイント接続。
上下左右と問題ないのですが、横だけは襟の存在で制限されてしまっています。
胴の可動。
胸部が前後スイング、腰部がボールジョイント接続。
ここはシリーズ共通なクリアランスと構造で良く動きます。
グレイズとは腰部アーマーの構造が違うので、回転に制限もありません。
肩・腕の可動。
肩は胸部基部が前方スイング、腕の接続部分が上下スイング+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕の上に接続でスイング。
グレイズと全く同じ構造で、前にも上にも良く動きます。
肘が2重スイング。
くっ付くほど深く曲がります。
手首がボールジョイント接続。
下半身の可動。
股関節は軸接続+上下スイング、腿が軸回転。
アーマーが関節部外側にボールジョイント接続。
腿の方にアーマーがあるデザインですが、開脚は問題なし。
腿上げもフロントアーマーを避けると90度以上余裕で上げられます。
膝が2重スイング。
肘同様にしっかり曲がります。
足首が左右スイング+ボールジョイント接続。
カバーが前方にボールジョイント接続。
前後はそこそこ、横は優秀。
総評。
設定とは逆にグレイズに似た関節構造ですが、デザインの関係でグレイズを更に上回る可動域になっています。
首を横に動かしにくいことだけが少し辛い。
腿が上がるので立て膝は余裕。
以下、ギミックや付属品の紹介。
顔の下側の装甲の差し替えで、センサー露出状態に。
ヴァルキュリアライフル。
フォアグリップが可動。
リアアーマーにマウント可能。
マガジンは側面に差し替えて収納状態に。
ヴァルキュリアシールド、ヴァルキュリアブレード。
シールドは前腕側面に軸接続。
ブレードは差し替えで前方展開状態に出来ますし、手に持たせることも可能。
余談ですけど、武器の名前ってフレームの方から取られてるんですね。
以下、適当にポージング。
首の動かしにくさが地味に効いてきますね。
表と裏の顔。
やはりいずれは戦うことになるんでしょうか。
以上、HGIBOのグリムゲルデのレビューでした。
マクギリスが劇中で登場したもう1つの機体。
グレイズに似た構造を持ちつつも、エース機っぽいデザインが特徴的。
可動面はグレイズよりも全体的に動かしやすいですが、首だけは少し動かしにくい。
付属品はかなり少ないですが、シールド回りにギミックがあるのでプレイバリューは確保されてますね。
劇中ではほとんど出番の無い機体ですけど、満足の出来でした。
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