HGBFから「ガンダムアスタロト」のレビューです。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』に登場するモビルスーツ。
主人公アルジ・ミラージの搭乗機。
ガンダム・フレームを採用したMSの中で、現存が確認されている26機のうちの1機。
終戦後、ギャラルホルンの一家門、ウォーレン家によって月面の巨大クレーターの底から発見され、300年近く受け継がれていたが、
数年前、ウォーレン家が不祥事の発覚により取り潰しとなった後、アングラ市場に出回っていた。
タントテンポの頭目ダディ・テッドの手に渡った時には、装甲はほぼ剥ぎ取られフレーム同然の姿になっており、
現在のアスタロトは、スピナ・ロディなど様々なMSの装甲を流用して成り立っている。
ではレビューは下からどうぞ。
パケ横。
付属品一覧。
・ライフル
・デモリッションナイフ
・デモリッションナイフ用アーム
・ナイフ
プロポーションをグルリと。
左右非対称なデザインに独特なカラーリングと、本編のガンダムとはまたイメージの異なる機体ですね。
各所アップ。
ガンダムフレームは今までとは違う新規ランナーに。
ガンダムフレームはバルバトス第1&4形態と同じ物から、不要な部分を落としたランナー構成でした。
左腕はスピナロディや百錬の装甲を流用した設定ですが、当然全て新規造形。
シール使用箇所は頭、胸、腰ブーストアーマー、脚、足。
それでもブーストアーマーの青や、脚のスラスターのような部分とカバーし切れていない部分は存在しています。
バルバトスと。
アスタロトは全体的に角ばったイメージですね。
以下、可動範囲の紹介。
首の可動。
2重ボールジョイント接続。
干渉することなくどの方向へも非常に良く動きます。
胴の可動。
胸部が前後スイング、腰部がボールジョイント接続。
HGIBO標準の可動。
肩・腕の可動。
肩は根元が上方スイング+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーは上腕の上に取り付けでスイング。
デザインの違いで腕の上がり方に差がありますが、左腕でも90度は上げられます。
肘がスイング。
手首がボールジョイント接続。
腰部アーマーの可動。
フロントが左右連結の切り離すことでボールジョイント接続。
サイド(ブーストアーマー)が軸接続+スイング。
リアが固定。
下半身の可動。
股関節は軸が前後スイング、腿が軸接続+上下スイング+軸回転。
開脚は180度、腿上げは90度可能。
膝が2重スイング。
装甲がくっ付くまで曲がります。
足首がボールジョイント接続+左右スイング、つま先が軸接続+スイング。
相変わらず高い接地性をほこっています。
総評。
装甲の干渉はさほどないので、ガンダムフレームの高可動を遺憾なく発揮してますね。
立て膝はかなり厳しい。
以下、ギミックや付属品の紹介。
サブナックル。
左前腕側面に軸接続。
手首にあたるスイング関節があり、装甲の位置をずらすと手を反らせます。
親指がボールジョイント接続、のこる2つの指がそれぞれスイング。
第一関節や第二関節にあたる可動がないので、拳を握りしめているような力強い形には出来ません。
ブーストアーマー後側のスラスターが可動。
ライフル。
特にギミックは無し。
ナイフ。
設定ではブーストアーマー内部に収納されているらしいですが、さすがにそのギミックは無し。
デモリッション・ナイフ。
物凄く長く、片手保持はかなり辛いです。
フォグリップがあるので、独特な形にはなりますが両手持ちは楽。
刀身、グリップを畳んで収納状態に。
アームを用いてバックパックにマウント。
アームは3軸で可動。
以下、適当にポージング。
武装のバリエーションに富んでいるので遊び甲斐がありますね。
デモリッショナイフのサンライズパースなポージングの似合いっぷり(笑
しかしこの武器の何がどうナイフなんだろう。
アストレイ、アストレア、アスタロト。
よくもまぁ「アス」で統一したもんですね。
それも全て元の語句が存在する物ばかりで、アストレアとアスタロトは本編のガンダムタイプのネーミングにも合致するという。
むしろ鉄オルの悪魔ネーム設定はアスタロト発進なんじゃないかという気すら(笑
以上、HGIBOのアスタロトのレビューでした。
鉄血のオルフェンズ外伝から主人公機アスタロト。
ガンダムフレームという共通点がありながらも、本編のガンダムとはまた雰囲気の異なるデザインが面白いですね。
可動はガンダムフレームの良さがそのまま発揮された高可動。
武装は何と言ってもデモリッションナイフが目を引きます。
それ以外もタイプの違う武装が揃っており、プレイバリューにも優れています。
外伝シリーズ1弾目として非常に満足のキットでした。
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