HGGOから「アクト・ザク」のレビューです。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Mobile Suit Discovery』に登場するモビルス−ツ。
ジオン公国軍の極秘の兵器開発プラン「ペズン計画」で開発が進められていた機体。
関節駆動系には地球連邦軍のMSと同じフィールド・モーターを採用。
動力用融合炉が改良・小型化されたことで出力が上昇し、ビーム兵器の装備が可能になった。

プレミアムバンダイのホビーオンラインショップにて受注販売された、2018年2月発送商品。

ではレビューは下からどうぞ。



付属品一覧。

・ビームライフル
・4連装マシンガン
・ビームサーベル×2
・ビームサーベル用マウントパーツ
・大型ヒートホーク×2
・大型ヒートホーク用マウントパーツ×2
・ヒートホーク
・ヒートホーク(収納)
・交換用スラスターパーツ
・持ち手(右1)
・平手(左1)
・スタンド接続パーツ



プロポーションをグルリと。

数多くあるザク系統の機体でも割と珍しい爽やかなブルー。





各所アップ。

キシリア部隊機のアクトザクをベースに、頭、肩、背中に新規パーツ。

モノアイはマーキングシール再現。
マーキングシールは他にコーションマーク以外の物を貼っておきました。
パイプは軟質素材。



シャアザクと。

ザクIIからかなりデザイン変わりましたね。


以下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元がボールジョイント接続+前後スイング、頭がボールジョイント接続。
モノアイはギアが仕込まれており、首の回転で可動。

首の可動自体はいつものオリジン版ザクの系統ですが、モノアイの可動方式が変更に。
ただ狙った位置に持ってくるのが難しく、結局は首を抜いて位置を変えてと今までのつまみ方式と同じことをやってます(苦笑



胴の可動。

腹がスイング+ボールジョイント接続、腰がボールジョイント接続。

バックパックのパイプがサイドアーマーに繋がっているので、体を前に倒すとサイドアーマーが上がります。
回転にも制限がかかってますが、グフあたりと比べればちゃんと回ってくれます。



肩・腕の可動。

肩が前方スイング+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーが2重スイング。
ザクIIなどのような装甲の可動は無し。
肩アーマーはザクIIのスパイク形式で動くので、腕を90度ほど上げることが可能。

肘が2重スイング。

手首がボールジョイント接続。



腰アーマーの可動。

フロントが中央連結の切り離すことでボールジョイント接続。
サイドがボールジョイント接続。
リアは固定。




下半身の可動。

股関節は軸が前後スイング+軸接続+上下スイング、腿が軸回転。
開脚も腿上げも問題なし。

膝が2重スイング。
ザクIIよりも深く曲がります。

足首は軸接続+前後スイング+横スイング。
今までのジオン系機体とは関節が完全に別物で、横の可動域もなかなか広いです。


総評。
デザインにとどまらず可動面もザクIIとは色々と変わってますね。
個人的には接地性の向上がありがたい。



立て膝はこのぐらい。


以下、ギミックや付属品の紹介。


スタンド接続パーツはアクションベース2のみ対応。
武装の関係でリアアーマーの穴が使えなくなってしまうので、試しにスタンド接続パーツに強引に3mm穴を開ける方法を採用。
結果的にfigmaのジョイントを使わないと厳しかったですが(苦笑



バックパック下のスラスターは差し替えでこのタイプに。



ビーム・ライフル。

下記の大型ヒートホーク用のジョイントパーツを使ってマウント可能。



4連装マシンガン。

フォアグリップが可動。



大型ヒート・ホーク。

2本付属。
ジョイントパーツを使ってサイドアーマーにマウント可能。
窮屈ですが、上からビームライフルをマウントすることも可能。



ビーム・サーベル。

2本付属。
ビーム刃は真っすぐの棒と珍しい造形。
ジョイントパーツを使ってリアアーマーにマウント可能。



ヒート・ホーク。

共通ランナー部分に配置されているので、今までのオリジンシリーズと同じ物が付属。


以下、適当にポージング。










武装の幅広さはオリジンシリーズでも随一。


以上、HGGOのアクトザクのレビューでした。

オリジンMSDで初キット化されたアクトザク。
前のザクキャノンがテストタイプ止まりだったのに対し、今回は正式(?)なアクトザクですね。
可動面は今までのザク系統から変更になっており、足首の可動域向上はありがたい。
武装は一般販売版の物にそのまま追加される形で、プレイバリュー豊富。
オリジンキットの中でもかなり満足の高い出来でした。

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