HGCEから「フォースインパルスガンダム」のレビューです。


『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するモビルスーツ。
シン・アスカ、ルナマリア・ホークの搭乗機。
ザフトが開発したセカンドステージシリーズの1機。
合体・分離機構が搭載されており、コアスプレンダーを中心にチェストフライヤーとレッグフライヤーの3機が合体・分離することで、
パイロットの生存率と、機体の破損時におけるパーツ換装が容易となり運用性が向上している。
またバックパックを換装するシルエットシステムが採用され、3タイプのシルエットを換装することで戦局の変化に対応する。
フォースシルエットは中近距離での高機動戦闘に特化した装備で、重力下、無重力下の双方で高い機動力を発揮する。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・高エネルギービームライフル
・ビームサーベル刃×2
・機動防盾
・機動防盾(展開)パーツ
・コアスプレンダー
・シルエットフライヤー
・チェイスフライヤー用スタンド接続パーツ
・レッグフライヤー用スタンド接続パーツ



プロポーションをグルリと。

インパルスはスリムなイメージがあるので、最近のプロポーションがマッチしますね。





各所アップ。

目はクリアーパーツ。
今回もホイルシールは内外の2種付属し、クリアーパーツを活かす方にしましたが、発光はよくありません。

シール使用箇所は頭、胸のV、膝の三角。
正面は素組みでも十分な仕上がりですが、背中のコアスプレンダーだけはさすがに白成型です。



ストライクと。

12年の時を経てまた最新技術のHG版で並ぶことになるとは。



MG版と。

MG版の方がなんとなく長細い印象。


下、可動範囲の紹介。


首の可動。

根元が後方スイング、頭部がボールジョイント接続。

上への可動域は広め。
ただ横を向く際に襟の干渉があり、顎を引いた状態で横に動かすのが制限されています。



胴の可動。

腹部が前方スイング、腰部がボールジョイント接続。

分離機構の関係で腹部はボールジョイントではなく独自のスイング機構なのですが、これが厄介。
未調整ではグラグラで、シルエットを背負わせると背中の重みで腹部関節はほぼ死にます。
まぁ後へは動かないようになっているので、体が反ってみっともないことにはなりませんが。
回転は少し浮かせれば制限なく可能。



肩・腕の可動。

肩は根元が上方スイング、肩アーマーがボールジョイント接続、上腕がアーマー内で上下スイング+軸回転。
変形機構の兼ね合いで、根元はポリキャップではなくプラ製のジョイントになっています。
ただ可動域自体は今までのREVIVEのガンダムタイプと同様で、上への可動が特に優秀。

肘が2重スイング。

手首がボールジョイント接続。



腰部アーマーの可動。

フロントが中央連結の切り離すことでボールジョイント接続。
サイドが上下スイング+軸接続。
リアは固定。




下半身の可動。

股関節は軸が上下スイング、腿が軸接続+上下スイング+軸回転。
サイドアーマーをずらせば開脚幅は更に広がります。
腿上げは90度ほど。

膝が2重スイング。
ストライクやフリーダムのように180度近くとまではいきません。

足首が前後スイング+ボールジョイント接続、つま先がスイング。
カバーが上下スイング。
前後には良く動きますが、横はボールジョイントのみなので大して動きません。


総評。
基本的にはREVIVEのガンダムタイプの流れを組んだ可動域。
ただデザインやギミックの関係で、少し動かしにくい部分もチラホラと。



立て膝はこのぐらい。


以下、ギミックや付属品の紹介。


フォースシルエットを装備。

主翼、副翼の赤い部分がシール再現。
それ以外で足りないのは下部スラスターの小さなダクトのような部分。

背中が重いので自立の安定性に欠けますが、立てないほどではありません。



主翼が上下スイング。
下部スラスターがボールジョイント接続。




高エネルギービームライフル。

スコープの白、側面の赤とシール対応しており、HGのビームライフルにしては素組みでの仕上がりが良いです。
フォアグリップ、スコープが可動。
リアアーマーにマウントできますが、ピンが浅いので外れやすい。



ヴァジュラビームサーベル。

グリップはフォースシルエットに。




機動防盾。

展開状態は差し替え再現。
表面はパーツ割だけで十分な仕上がり。
腕への取り付けは側面と裏の2箇所。




コアスプレンダー。

戦闘機状態の物が別途付属。
本体と同様に白成型のみ。
裏にはスタンド接続穴があります。



本体の合体状態の物と。




チェストフライヤー。

肩を上げ、肘を90度に曲げ位置を調整。
ビームライフルとシールドを装備させて完成。
腹部部分に取り付けるスタンド接続パーツが付属。




レッグフライヤー。

膝を逆関節方向に折り畳み、つま先を伸ばす。
こちらにもこの形態で飛ばすためのスタンド接続パーツが付属。




シルエットフライヤー。

コアスプレンダー同様に白成型のみ。
裏にスタンド接続穴あり。




シルエットフライヤー(フォースシルエット)

主翼と下部スラスターを水平の位置にして、シルエットフライヤーと合体。
ビームサーベルのグリップ部分が可動しないので、本来の形にはなっていません。
あと駐機状態の主翼の折り畳みギミックもやはりありません。


以下、適当にポージング。











串刺しガンダムの先輩。



オープンゲット。
スパロボで分離回避の特殊能力を搭載したらいいのにと思ったけど、ルナマリアがこれをできる気がしないからやっぱダメかな(笑

完全に逆恨み戦なのがアレですが、フリーダム戦はインパルスの利点を最大限に活かした戦いで良かったですね。


以上、HGCEのフォースインパルスのレビューでした。

REVIVEシリーズとしてリニューアルされたHGインパルス。
コアスプレンダーなどカラーリング再現が難しい所がどうしてもあるものの、やはり旧キットとは比べ物にならない仕上がりの良さ。
可動面も若干の干渉はありつつも、やはり旧キットから格段に進化してます。
ギミック面は旧キットでも分離ギミックがあったので大きな進化というほどではないですが、
単品のコアスプレンダーがあったり、各機体のスタンド対応と商品仕様はちゃんとパワーアップしています。
ストライク、フリーダムと続くインパルスのリニューアルとして十分に満足のキットでした。


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