HGBFから「アメイジングズゴック」のレビューです。
『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』に登場するガンプラ。
メイジン・カワグチの機体。
三代目メイジン・カワグチが「ガンプラの楽しさ」を体現するものとして製作した機体。
ズゴックをベースにジュアッグ、アッグ、アッグガイ、ゾゴックの能力を集約するという、まさにガンプラでしか実現できない特徴を持つ。
遊びの機体であっても、その武装配置のバランスや全体の完成度はズバ抜けており、バトルにおいても非常に高い性能を発揮する。
ズゴックをベースとした理由は、シャア専用の赤を選びたかったからである。
プレミアムバンダイのホビーオンラインショップにて受注販売された、2017年10月発送商品。
ではレビューは下からどうぞ。
付属品一覧。
・ロケットランチャー×6
・ヒートロッド×4
・ズゴック用腕×2
プロポーションをグルリと。
腕がでっかくなったシャアズゴ。
各所アップ。
HGUCシャアズゴのキットをベースに、腕に新規造形。
外からは見えませんが、胴体内のフレーム部分も新規パーツに。
モノアイはシール再現。
新規デザイン部分にシールは無いので、シールはHGUCの頃と同じ物になっています。
以下、可動範囲の紹介。
胴の可動。
腹と腰の2箇所ボールジョイント接続。
回転に制限はありますが、それ以外の可動域はかなり広め。
モノアイは固定。
肩・腕の可動。
肩は根元が前方スイング+軸接続、上腕が上下スイング+軸回転。
腕の巨大化に伴い安定性を重視して、ズゴックらしい多重関節は廃止され普通のMSのような関節に。
肘がスイング、前腕が軸接続。
クロー部分が軸接続、爪がスイング。
下半身の可動。
股関節がボールジョイント接続、腿が2箇所ボールジョイント接続。
股関節は切り欠きのあるジョイントなので、たたのボールジョイントでも開脚幅が広いです。
多重関節を応用すれば腿も上がります。
ただここは旧キットのままなので、そのままだとジョイントの保持力に少し難あり。
膝がスイング。
足首が前後スイング+ボールジョイント接続。
総評。
腕周りを除いて旧キットのままですが、十分すぎるぐらいの可動域がありますね。
立て膝はこのぐらい。
以下、ギミックや付属品の紹介。
ベースが古いキットなので当然のようにスタンド対応はしていません。
試しに股に穴を開けてみましたが、構造的にスタンドをさしてもグラグラで安定しませんでした。
ワイドカッター。
片側2本が可動。
軸が貧弱なので、着脱していると折れそう。
ヒートロッド。
うねった形状の物が4本付属。
3連装ロケットランチャー。
両腕分6門付属。
上のヒートロッドと同じ場所に取り付け。
ズゴックのランナーはそのままなので、通常のズゴックにもできます。
関節の変更に伴う新しい肩関節パーツも付属。
以下、適当にポージング。
モノアイが固定であることや一部新規関節であることを除けば、18年も前のキットとは思えない可動域の広さですね。
この幅の広さこそがまさにアメイジング。
以上、HGBFのアメイジングズゴックのレビューでした。
GMの逆襲に登場したメイジンの新しいガンプラ。
腕の大型化でマッシブなシルエットのズゴックに。
可動面は元のキットがなかなか優秀なため、モノアイが固定なこと以外は特に問題なし。
新規造形の腕に多様な装備が詰まっており、ベースのズゴックからシンプルにプレイバリューが広がっています。
18年も前のキットの流用とは思えないほどの満足度でした。
ブログ記事元へ(別窓)
TOPページへ(別窓)