HGACから「マグアナック(ラシード機/アブドゥル機)」のレビューです。
『新機動戦記ガンダムW』に登場するモビルスーツ。
ラシード・クラマ、アブドゥルの搭乗機。
中東諸国がOZや連合軍に対抗するために開発したMS。
砂漠という特殊な環境下での運用を想定していたこともあり、高い防塵性と機動性が与えられている。
局地戦用MSに近い仕様でありながら高い汎用性を有しており、機体ごとの差はあるもののリーオーを凌駕するほどのアビリティレベルを持つ。
また、ガンダムサンドロックとの連携を想定して開発された機体でもあり、
隊長のラシードが搭乗した指揮官用に加え、格闘戦能力強化型や通信機能強化型など、
マグアナック隊に配備された40機のほぼ全てにパイロットの特性や役割に応じたカスタマイズが施されていた。
プレミアムバンダイのホビーオンラインショップにて受注販売された、2019年7月発送商品。
ではレビューは下からどうぞ。
付属品一覧。
・ビームライフル
・アームライフル
・ビームトマホーク
・ビームトマホーク用ジョイントパーツ
・シールド
・シールド用ジョイントパーツ
ラシード機。
ブレードアンテナにシャープな肩アーマーと、指揮官機らしいカッコ良さのあるシルエット。
各所アップ。
一般販売の通常版をベースに、全身に新規パーツ。
シール使用箇所は目、肩。
水転写式デカールも付属。
リーオーと。
以下、可動範囲の紹介。
首が2重ボールジョイント接続。
前後には動きますが、デザイン的に顎を引きながら横を向くのが不可能。
顎を乗せる形ならジョイントが抜けるギリギリで横を向けます。
胸と腰の2箇所ボールジョイント接続。
どの方向へも割と動かしやすい。
肩は根元が前方引き出し+ボールジョイント接続+上下スイング、上腕が軸回転。
肩アーマーが上下スイング。
前は大きく、上は90度ほど。
肘がスイング。
手首がボールジョイント接続。
フロントアーマーが切り離すことでボールジョイント接続。
サイドアーマーがボールジョイント接続。
股関節は軸が前後スイング+軸接続+上下スイング、腿が軸回転。
開脚はサイドアーマーが少し邪魔に。
腿の回転は開脚しないと回りません。
膝が2重スイング。
足首が前後スイング+ボールジョイント接続。
後ろはかなり動きますが、前や横は微妙。
総評。
動くところは動きますが、デザインの制限もチラホラありますね。
立て膝はこのぐらい。
腿の回転が使い勝手悪いので、腿の後ろ側を大胆にカット。
これで楽に腿が回るように。
足首はボールジョイント受けの内側を削り、横の可動域を向上。
サイドアーマーもボールジョイントの上を少し削り可動域を広げました。
ただここは削りすぎるとポロポロ落ちるので注意ですが。
以下、ギミックや付属品の紹介。
ビームライフル。
特にギミックは無し。
ビームトマホーク。
ジョイントパーツでリアアーマーにマウント可能。
シールド。
腕の接続位置は2箇所。
裏側にビームライフルをマウント可能。
通常版だとジョイントパーツで背中にマウントできるんですが、ラシード機と後述のアブドゥル機は背中のジョイント穴が無いのでマウント不可。
アームライフル。
ラシード機ともアブドゥル機とも関係のない装備ですが、ボーナスパーツとして付属。
組み立てが前腕との選択式なので、組むにはバラさないといけません。
以下、アブドゥル機の紹介
アブドゥル機。
上半身にボリューム。
各所アップ。
通常版から頭、胸、背中、肩、ふくらはぎに新規パーツ。
シール使用箇所は目、肩。
ラシード機から組み替えるというパターンで言うと、目のシールを張り替えないといけないのが地味に厄介。
そのぐらい2枚用意してくれてもいいのに。
肩アーマーが大きいので、腕の上がり方に制限があります。
以下、適当にポージング。
武装がダブって面白くないので、アブドゥル機にアームライフルを装備してみました。
ただアブドゥル機の後ろに長い肩アーマーと相性悪い(笑
以上、HGACのラシード機&アブドゥル機のマグアナックのレビューでした。
プレバンで販売されたマグアナックのパーソナルカスタム機。
自分としてはこれが初マグアナックだったので、リーオーの流れを汲む良いキットですね。
まぁ可動面はデザイン上の制限などはありましたが。
ラシード機は指揮官機らしい特別なデザイン、アブドゥル機は重装甲型といった見た目の違いが面白い。
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