HGACから「リーオー」のレビューです。


『新機動戦記ガンダムW』に登場するモビルスーツ。
史上初の戦闘用MSとして完成したトールギスのデータを元に開発された機体。
一般兵でも操縦が可能な性能に加え、高い生産性と汎用性を備える。
宇宙用、高機動用の各種オプションや豊富な武装が用意され、様々な任務にも対応が可能。

ではレビューは下からどうぞ。




パケ横。



付属品一覧。

・105mmライフル
・ビームサーベル刃×2
・シールド



プロポーションをグルリと。

最近のHGらしいスタイリッシュ寄りのプロポーション。





各所アップ。

バイザーにクリアーパーツ。
シールが付属していないので、裏側にラピーテープを貼って発光をよくしてみました。

ポリキャップが胴や脚のボールジョイントに使われているのみで、ほぼプラ製。
肘や膝関節はパッケージにも記載されているような上から被せる構造が採用されており、今までのHGとはまた違った感覚で組めますね。



Wと。

スケール感はちょうど良い。


下、可動範囲の紹介。


首の可動。

ボールジョイント接続。

ジョイントがかなり小さい上に、デザイン上ほとんど動きません。
なにより首は回らないという解釈で作られているのが一番痛い。



胴の可動。

胸がボールジョイント接続、腹がボールジョイント接続、腰が軸接続。

ここは大きな干渉もなく動かしやすいです。



肩・腕の可動。

肩は根元が前方引き出し+ボールジョイント接続、上腕が上下スイング+軸回転。
肩アーマーがスイング。
ポリキャップレスですが従来のHGと同様の構造で、前も上も動きます。

肘がスイング。
1軸の割には深く曲がります。

手首がボールジョイント接続。



腰アーマーの可動。

フロントが中央連結の切り離すことでボールジョイント接続。
サイドがボールジョイント接続。
リアは固定。




下半身の可動。

股関節は軸が前後スイング+上下スイング、腿がボールジョイント接続。
開脚も腿上げも問題なし。

膝が2重スイング。
しっかり曲がりますが、肉抜き穴もガッツリ見えてます。

足首が前後スイング+ボールジョイント接続。
カバーは前にボールジョイント接続。
あまり大きくは動きません。


総評。
新規構造の肘や膝がしっかり動くのがいいですね。
それ以外の可動域も割としっかりしていますが、やはり首は回って欲しかった・・・。
同じ構造のはずのトールギスは当たり前のように首が回る立体物が多いのに、リーオーはどうしてこうなるのか。



立て膝は楽。



頭は元々ある程度は分かれているので、干渉する部分を片っ端から排除。
側面の赤いパーツは土台側に固定する形なので、上側に接着。
これでなんとか首(頭)を回すことができました。
バイザーの下を削ることもあり、隙間はそれなりに目立ってますが(失敗して削りすぎて一部欠けてます)



足首も横の狭さが気になったので、足首と足の角をそれぞれ削って可動域を広げました。


以下、ギミックや付属品の紹介。


105mmライフル。

フォアグリップのようなバーが可動。



ビームサーベル。

サーベル刃は短い方のHGサイズ。
グリップは下のシールドに。



シールド。

肩アーマーと交換で取り付け。
スイング+ボールジョイント接続で可動。

裏にはサーベルグリップがあるのですが、これが厄介。
クリアランス的に着脱がかなりやりにくく、ピンも小さいため破損が怖い。
自分はポージング撮影中に1本折りました(汗


以下、適当にポージング。








やっぱり首が回ってくれないと動かしてても楽しくないんですよね。



アクションゲームの雑魚ばりの名斬られ役。


以上、HGACのリーオーのレビューでした。

4年ぶりとなるHGACの新作として、リーオーがキット化。
GUNPLA EVOLUTION PROJECTの一環ということもあり、キットとしての構造には新しい試みがあり面白く組みやすいキットに。
可動面は全体的に動かしやすいのですが、個人的にはやはり首は自由に動かしてほしかった。
まぁさほど難しくない加工ができる程度にパーツ分割してくれているので、そこは助かりましたが。
付属品は価格を抑えるという目的もあってか、ライフル、サーベル、シールドと基本的な装備のみでプレイバリューはシンプル。
個人的な不満はさておき、キットとしての出来はかなり良かったんじゃないかと。


ブログ記事元へ(別窓)
TOPページへ(別窓)